田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

駅長「たま」の死を悼む

2015-06-26 10:34:15 | ブログ
6月26日 金曜日
●「たま」の訃報をきく。
いわずとしれた、和歌山電鉄の駅長のたまだ。
「16歳は人間なら80歳ほど。天寿全うだろう」ときょうの天声人語。
わが家でもかわいい三毛猫を飼っている。
生後三月くらいでまよいこんできた。
玄関先で、さも帰って来たよ、というように鳴いていた。
じぶんの家に帰ってきたような、
ここがわたしの、
終の棲家ときめこんでいるような態度だった。
猫好きのカミサンが放っておけるわけがない。
「わたしの猫が迷いこんで来たのよ」と以来、
三毛猫リリはカミサンとともに寝食をともにしている。




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わたしには黒猫のブラッキがいる。
16歳。たしかにからだが弱って来ている。


















人間も80歳になると――いつ死んでもいい歳だ。
――などとテレビのコメンテーターに言われてしまう。
たしかに、わたしのまわりでもことしは、
鬼籍に入ったともだちがおおい。
でも、いつ死んでもおかしくない、
などと言われると憤然とする。
わたしは、昭和八年六月二十二日生まれ。
夏至の日だ。
パソコンで調べたらかなり暑かったらしい? 
その年の最高気温だったとある。
「暑い日でね、生まれてすぐに暑さで霍乱して、おおさわぎだったのだよ」
よく、母にそうきかされた。
霍乱、カクラン、日射病のことだ。
いらいこの歳まで頭は攪乱続きだ。
これからも小説を書きつづけていく。
毎月雑誌の締め切りに追われた四十代の気力は衰えていない。
それなのに――嗚呼、いつ死んでもおかしくない――。
なんていわれたら――。

でも誕生日を22日にすませて82歳になったGGの年から言ったら、
無謀な希望なのでしょうかね。
110歳まで生きて書きつづける。
ノウテンキななGGはそうはおもっています。
コリナイGGですよね。



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