田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「渋沢栄一の経営教室Sクラス」アマゾンで予約開始。

2014-06-28 10:33:33 | ブログ
6月28日 土曜日

「渋沢栄一の経営教室Sクラス」アマゾンで予約開始。

●文学の友、香取俊介著「渋沢栄一の経営教室Sクラス」7月下旬発刊の予約が始まった。

富岡製糸場が世界遺産になった。

あの工場を作ったのが渋沢栄一。

凄い人気で毎日怒涛のような観光客が押し寄せていると言う。

香取さんの新刊も実にタイムリーな発刊だ。

ベストセラーとなる予感がする。

みなさんも、よろしかったら、どうぞ高読ください。

●余談だが、わたしの家は栃木で「麻と繭」の問屋をしていた。

富岡製糸場にも繭を買い上げてもらっていたのではないか。

そんなことを想像していると、

あの時代にタイムスリップした気分になる。

発刊が待ち遠しい。

●今日はしばらくぶりで、梅雨らしい曇り空。

おちついて小説に励むことができそうだ。






平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
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「精神面を変えるべきだった」  麻屋与志夫

2014-06-26 05:19:37 | ブログ
6月26日 木曜日

●朝の陽光が部屋に差し込んできた。

眩しいような太陽。

青空。

右側から陽が照りつけている。

わたしの顔がPCのスクリーンに映っている。

老いたもんだ。

口元などあんなにいやがっていたオヤジに似てきた。

親子の血のながれなんて、こんなものなのだ。

●ザッケローニ監督、やはり辞任ですね。

ほんとうに長い間ごくろうさまでした。

「精神面を変えるべきだった」

ありがたい言葉だった。

●小学校から剣道をやっている生徒を「アサヤ塾」で教えてきた。

かなり多数の生徒だ。

中学でクラブ活動は「剣道」の生徒も。

剣道ですよ。

精神面を鍛えてくれるからと、

期待していますが、

それがないのですね。

技術の向上のみにこだわっているようです。

悲しいことです。

●高齢者のみなさん。

若者によろこばれる、

角の立たない、

丸くなった年寄りを演じる必要はありません。

あなたたちの経験から、

違和感を感じることには、

どしどし発言してください。

伝統とは過去と現在のブッかり合いから生まれるものです。





平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

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サッカ―、敗軍の将アルベルト・ザッケローニ監督はかく語りぬ。 麻屋与志夫

2014-06-25 17:33:52 | ブログ
6月25日 水曜日

●ザッケローニ監督はかく語りぬ。

「もし何かを変える必要があったとしたら、戦術面ではなく、精神面を変えるべきだった。」

よく選手たちを見ていると感心した。

監督の進退はどうなるか門外漢のわたしには、わからない。

でも、長いことご苦労様でした。
さて、選手の精神面の話だ。

わたしは、6月16日のブログでそのことに既にふれた。

ぜひ読んでみてください。

●半世紀も教壇にたっているから、

例えテレビであっても、

その映像をみただけで人物の心理状態がわかってしまう。

ともかく日本の若者が心理的には脆弱になってきている。

まだまだ、この状態は悲しいことだが、つづくようだ。

●サッカー選手だけではない。

若者全体に、これが日本人なのかといいたいほど心がもろくなった。

とくに、男性が女性化している。

●女性は柔道の松本薫さんのように心技一体の強い選手がいるのに。

男性がものたりない。

●でも、サッカー選手のみなさん、沢山の感動ありがとう。

あとは、監督の言葉通り心を鍛えてください。

それには読書です。

「菜根譚」とか「葉隠」とかいい本がたくさんありますよ。

と――昔の日本男子であるわたしは思います。

●いま鹿沼は小学生女児殺人事件の話題で興奮状態にある。

そして、起訴されるK。

ナイフのコレクションをしていたという。

ナイフを蒐集するのは、弱者のすることではないだろうか。

前のブログでも書いたが、

小学校でかなりのイジメにあっていたのだろう。

犠牲となったYちゃん、いたましくて何も言えない。

Kがどんな学校生活を送ったのか。

どなたか検証してください。

おそらく、ぬぐいきれないトラウマを抱えこんでいたのだと思う。

このことについては、わたしなりのコメントをあとで載せます。

勉強いぜんの、心のケアをかんがえた、

小学校での授業について考えなおしてみませんか。


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ストレス解消に書道をはじめよう!! 麻屋与志夫

2014-06-25 02:49:57 | ブログ
6月25日 水曜日

●昨日は天気予報では雨のはずだった。

事実、周辺の街では雨が降った。

鹿沼は昼ごろぱらぱらと降っただけだった。

●だだし、おおきな「から雷」――雷鳴だけが轟く、で恐かった。

ふつうの雷鳴と違い、ながく尾を引くように響いた。

雷神が怒りを堪えて唸っているようだった。

●上都賀病院の耳鼻咽喉科にかかる。

カミサンが舌の痛みを訴えだしてから一週間にはなる。

T薬局で塗り薬を薦められてつけたところ効果があった。

でも、彼女の母が舌癌で亡くなっている。

ねんのため診てもらったところ、その心配はないとのこと。

これで一安心。

めったに病気にならないだけに、かなり本人は気に病んでいた。

●ひとはストレスによわい。

まず健康。

病気にさえならなければ、たいていの心配ごとなどふきとばせる。

カミサンが健康である、ということは、うれしいことだ。

●ブラッキは贅沢にもShebaの極上フレークをたべつづけて元気だ。

かなり高い餌なので、わたしは好きなお酒を控えることにした。

つらいが愛するブラッキのためだ。

お酒は飲まないほうがいいのだ。

節酒しほうが健康にはいいのだ。

でも、ストレスにかからないようなにか楽しいことをしょう。

●そこでおもいたったのが、書道だ。

紙もかなり買いだめしてある。

しばらくはお金もかからない。きめた!

●そのうち、吉日をみてまた書道をはじめよう。



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ブラッキがShebaのフレークを食べた。  麻屋与志夫

2014-06-24 05:04:44 | ブログ
6月24日 火曜日

●ブラッキは食欲がない。

すっかりやせてしまった。

心配していた。

「もうソロソロお迎えが来る……」

なんて、不穏なことを言ってカミサンに叱られていた。

そこでVIVAで猫ちゃん用の缶詰とShebaの「しらすを添えて、極上フレーク」を買ってきた。

●缶詰はいろいろ試したがだめ。

極上フレークのほうは喜んで食べている。

●体重もすこし増えてきた。

なんとかもちこたえるといいな。

人間でもそうだが、やはり食べられなかったらダメなんだよな。

いっぱい食べてよ。

もういちど、「デブ猫ちゃん」て、よびかけたいもの。

●おまえは、冬の夜、裏庭に迷いこんで来た。

いまでもはっきりとおぼえている。

ミユの食べた缶詰の空き缶を、カタカタ音をたててなめていたね。

そっとだきあげて、わたしの寝床につれてきた。

しっかりとたぎしめておねんねしたね。

あれから18ねんがすぎている。

まだまだがんばってよ。


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カミサンが口内炎で苦しむ。 麻屋与志夫

2014-06-23 04:40:51 | ブログ
6月22日 月曜日

●カミサンが口内炎で痛みを訴える。

ともかく病院嫌いな彼女だから、こちらは苦労する。

痛い、痛いといってるから、

医者につれていこうとしても、

なにかとゴテテ、言うことをきかない。

●夕刻、T薬局にいく。

教え子のT君が、お父さんとおふたりで対応してくれる。

うれしかった。

教え子だなどと気軽にいえないほど、

立派に成っている。

医学の知識のまったくないわたしたち夫婦に、

口内炎に効く薬をいろいろと薦めてくれた。

●角川ブックウォーカー、惑惑星文庫に小説を発表していると話す。

ともかく、がんばらなければいけないと自戒する。

わたしが教えているのは、田舎町の学習塾だから、

小学生から高校生まで――生徒にはかなりの影響力があるらしい。

わたしの言葉をよく覚えてくれている。

●これからの晩年は小説をかくことに精魂を傾けていきたい。

「ああ、いい小説を書きたいな」

●親友のKさんが渋沢栄一の登場する小説を来月には発表する。

富岡製糸場がいま凄い話題になっている。

渋沢栄一のつくった工場だ。

Kさんの小説も凄い人気で、ベストセ―ラ―になる予感がする。

●それにしても、本を読むひとがすくなくなった。

鹿沼におとなのための「読書会」をつくりたいのだが、

賛同者がいない。

例えば、Kさんの本を読む。

なんとか頼みこんで、その本を書いたご本人に出席してもらう。

そうした、豪華なこともできるのに。

●先日、朝日町のある印刷屋さんの前を通った。

自分史の出版引き受けます。

と看板が出ていた。

素晴らしいことだ。

わたしが育ったこの街は俳句の盛んな街だった。

文芸の盛んな街だった。

後にかの有名なB社の社長となったSさんもこの街の出身だ。

わたしたちの同人誌「現代」のごく初期の同人でもあった。

昔が懐かしい。

文芸復興を望むのだが、ムリなのだろうか。




平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

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とある田舎町の「学校の怪談」episode19 赤いランドセル。  麻屋与志夫

2014-06-21 03:13:02 | とある田舎町の「学校の怪談」
episode 19 赤いランドセル。

二宮神社の境内で毎月4日に開かれる骨董市だった。
木枯らしが吹きすさんでいた。
男体山がその日は、初冠雪。
街も山々も寒々としていた。
春になれば定年となる刑事のS。
Sのたったひとつの趣味である骨董市巡り。
そのSの眼が赤いランドセルを見ていた。
ブルーシートの上にならべられていた。
骨董というよりもガラクタ。
刑事のSの持論は。
「骨董とは――骨が草の重みで古なっていくもの」
草が生えて、枯れる。
生えては枯れして。
歳月の重みに耐えてこそ骨董品なのだ。

老婆がじっと伏し目がちに冷やかしの客を見ていた。
ときどき声をかける客もいた。
老婆からは、返事はもどってこなかった。

「このランドセルは生々し過ぎる」
刑事の勘がそうつげていた。
あの事件は解決した。
赤いランドセルを背負った幼いK子チャンのポスターもとりはずされた。
Sにもあの同じ小学校にかよう孫娘がいた。
赤いランドセルのK子チャンの姿を見るのが痛ましかった。

Sの意識にはあの赤いランドセルがあった。
よく見ると無数の刺し傷がある。
千枚トウシのような鋭利な刃物で突き通された傷だ。
冠(かぶせ)の反射鋲の上のほうにのこっている。
無数の刺し傷。

あの犯人は小学校でイジメにあっていたにちがいない。
すでに帳場はたたんだ。
あの陰惨な事件の犯人のことを思っていた。
感情を押し殺したような、無表情な顔。
遠い国から母につれられてきたこの街。
言葉もろくにつうじない。
いじめにあってひきこもりぎみだったと近所のひとが証言していた。

だれが、このおれを、ヒキコモリにした。
クソヒキコモリのおれは……いつか復讐してやる。
リベンジだ。
リベンジだ。
そう叫びながら赤いランドセルの冠に千枚トウシをつきたてた。
ツキタテタ。

細かな穴のひとつひとつから悪意に満ちた怨念が吹きだしていた。
おれの思いすごしなのだろう。
こんなかんがえは、アンリアルだ。幻想だ。
刺し傷だらけの赤いランドセル。

「お客さん。買ってくれんけ」

いつまでも動かないSに老婆が上目ズカイに声をかけた。
Sはしぶしぶそのランドセルを買った。
こんな品は骨董品ではない。
際モノだ。
あの事件を連想させる今だけしか売れない、メッタニないしろものだ。

学校でのイジメは――。
虐めるものには一時。
イジメラレルものには一生トラウマとして残る。
イジメの被害者が、恨みをエスカレートさせる。
「誰でもいい。殺したかった」
なんてことになる。
何年もたってから縁もユカリもないものに狂った殺意がむけられる。
痛ましいことだ。

「おばちゃん。また売れたじゃないか」
となりに店をだしている青年が老婆に声をかけた。
老婆は応えない。
もじもじと座ったまま毛布のかげからとりだした。
赤いランドセルだった。
ランドセルの反射鋲が男体颪のなかで光っていた。
カブセがパタンパタンと音をたてて揺らいでいた。






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ブラッキが老衰です。 麻屋与志夫

2014-06-19 14:44:41 | ブログ
6月19日 木曜日

●ブラッキが弱ってしまった。

食欲がない。

この梅雨時のためだろくらいに軽くかんがえていた。

どうもそうではないらしい。

●老衰だろう。

猫の年齢を人間の年齢に換算するのは、

あまり感心しないのだが。

推定90歳くらいになる。

●こころぼそいのか。

わたしのソバをはなれない。

わたしの膝でしんでいった先代の飼い猫、

ミユのことを思いだした。

●ブラッキがわたしの膝でしんでいく日が間近にやってくる。

こんな予感はあたらないほうがいい。

もう、猫の世話をするのはわたしたち夫婦にはむりだ。

●「おまえが、ブラッキおれの、最後の肉食系彼女なんだから、いますこしがんばってな」

●わたしの、小説家としてあまりに不幸だった、

魔の歳月をともにしたブラッキ。

●これから天辺めざす。おれを見とどけてくれよ。




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超短編 50 シーラカンスの記憶

2014-06-18 09:18:27 | 超短編小説
50 シーラカンスの記憶

 
高田馬場の駅を降りて目白の方角に彼は歩きだしていた。
西早稲田の娘の下宿とは反対の方角だ。
その夜は、娘のところに泊めてもらうつもりだった。
新宿の「アドホック」でKの出版記念会があった。
それから、うちうちの同人誌仲間と二次会をやった。
Kを囲んで「焼酎屋」で飲んでの帰りだった。
かなり酔っていた。
jazzが歩道にながれていた。
パブの扉が幽かに開いていた。
誘われるように彼は扉を開いた。
先客がいた。
撮影の器具を足元に置いて飲んでいた。

「………が死ぬとはおもわなかったな」
「そうよね。すこし早すぎたわ」
夭折したアメリカのjazzマンのことが話題にあがっていた。
誰だったか?
あのときは、わかっていたはずなのに――。
その店の名前も思いだせない。
歩道から二段ほど下りた。
自転車が三台ほど置いてあったのは覚えている。
記憶があいまいになってきている。
なにか作品を書く上で必要とされていることなどは、スポっと記憶からぬけおちている。分厚い扉だった。なにかの拍子で、半開きになっていた。
そんなことは鮮明に脳裏に浮かび上がってくる。

彼は誘われたように、扉を大きく開いた。
そこには、先客がいた。マスコミで働いている。言葉の節々にそれを誇示しているのが感じられた。その男の話に反発を感じたためか――。言葉が口をついてでていた。呂律がまわらない。酔いがまわってきた。彼はそれでも、話しつづけた。
「ジャズの帝王。ナベサダが宇都宮工業の学生で、よく鬼怒川の観光ホテルで演奏していました」
彼はふたりの話題に割りこんだ。
「いつのことです」
テレビ局の人間なのだろう。
不愉快な顔。
冷やかすような調子で彼に訊く。
「終戦直後のことです」
「古い話ですね。化石みたいなひとだ」
オチョクラレテいる。
そう。シーラカンスの記憶だ。
「水道橋のたもとに、「スウィング」て、ジャズ喫茶がありましたよね」
彼が、バンダナをまいたママに聞いた。
「娘さんがすぐ近所でカレーライスの店をやってるわよ」
そんな応えがもどってきたのはよく覚えている。
「デキシ―専門の」
「そうそう」
先客はママが目当てで来ていたのだろうか。
すごく不機嫌な顔になっていた。
「もうやっていないのだろうな」
「そうそう」
そんな些細な会話が、よみがえってくる――。

あのとき、遠いアメリカで死んだjazzマンはだれだったのだろう






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梅雨時には本を読もう。 麻屋与志夫

2014-06-17 13:39:41 | ブログ
6月17日 火曜日

●昨日は宇都宮では豪雨だった。

おそらく、梅雨時の雷雨だったのだろう。

テレビで見るまでははしらなかった。

自転車をかついでいる歩行者が映っていた。

●夕立や雷雨は馬の背をわけると昔から言われている。

局所的に、ピンポイントで雨が降る。

梅雨時にはかならず傘を持って出る。

散歩していてもおちおち傘なしでは歩けない。

降っては止み、止んでは降って来る。

田舎町だから雨をさけて逃げ込めるお店がない。

最近の建物には庇がない。

●建物に庇がなくなったから、燕がへった。

と、どこかで読んだ記憶がある。

本当なのだろうか。

●空から鳥のおくりものが落ちてきて、

衣服を汚されるということもなくなった。

●雨の合間に散歩に出かけたいのだが、

カミサンが喉を腫らしている。

治っていない。

1人で歩くのはいやだ。

徘徊老人と間違われては悲惨だ。

●ということで、おとなしく半日読書。






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