田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

『カンカラコモデケア』聞いたことがありますか?

2023-12-02 09:40:43 | 本の話
12月2日 土曜日 室温8℃
『カンカラコモデケア』聞いたことがありますか?

歌ではありません。
わたしにとっては、呪文のようなものです。
文章を書くのに迷ったときに。
わたしはいつもこころのなかでとなえます。
『カンカラコモデケア』『カンカラコモデケア』 すると――。      
暗い迷いの世界から、バラ色の世界に転移できます。
文章を書くのがたのしくなります。
山崎宗次著 光文社刊。『カンカラ作文術』からの引用です。
文章を書く極意がわかります。
素晴らしい教えが各ページで輝いています。

カン……感動
カラ……カラフル
コ……今日性
モ……物語性
デ……データ
ケ……決意
ア……明るさ
上記のことをもりこんで、あるいは意識して、文章を書くことが大切だということです。

あとは実際にこの本を読んでください。



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祭りはおわった。街はずれで太鼓をたたくものは誰か? 麻屋与志夫

2023-10-09 09:58:23 | 本の話
10月9日 月曜日
祭りがおわった。
にぎやかなお囃子の音がきこえなくなった。
秋の雨が降りだした。

なごりおしそうに街のはずれで叩いていた遠い太鼓のひびきもとだえた。
秋の夜。
街のざわめきが空気のぬけた風船のようにしぼんでしまった。

昨夜は下痢。
昨年のいまごろも二月くらい下痢が続きなやまされた記憶が鮮明によみがえった。
注意していたのに。
なんとしたことだ。

眠られぬ夜をすごした。
朝。

雨は降りつづいていた。
青白い馬が、げんなりと首を垂れたような街に秋雨がふりそそいでいる。

読書の秋だ。
わたしは反省をこめて……。
むかし読んだフィリップ・ソレルスをはじめヌボーロマンの作家の本を。
五重塔のように積みあげた。

べつにぜんぶ目をとおすわけではない。
あれほど豊潤な熱意をもって読みぬいた本だ。
いまは、かわききった頭になった。
再挑戦して読もうと思っても頭に入らない。

なぜだ、なぜあれほど夢中で読めたのだ。

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感傷の秋。昔のことを思い出しています 麻屋与志夫

2023-09-27 10:52:26 | 本の話
9月27日 水曜日
読書の秋ですね。
読書というのは週刊誌、雑誌レベルは読書とはいわない。
などとお堅いことを先輩に言われた時代にGGは文学を志したのですよ。
そんなこと今となっては、アナクロもいいところですよね。

ともかく戦後の文芸復興の時代です。
文学はすごい人気でした。
文学青年はすごくもてました。
でも、でもね。いまとちがい女性のほうから告白してくれるなんてことありませんでした。
だから内気なGGは結婚できないと思っていました。

文学書をbookバンドで持ち歩いていました。
都電の中でフランス語の原書を逆さまにもって読んでいる女性をよく見かけました。

それほど文学に興味をもってくれました。
太宰も三島も現役ばりばりで活躍していた時代です。

純文学の時代でもありました。

GGは北杜夫の「牧神の午後」が載っていた「文芸首都」昭和27年8月号から会員になりました。かび臭い話ですね。
「灯」昭和39年3月号に「ねむられぬ夜の底で」を掲載していただき雑誌デビューをはたしました。「灯」はその後「抒情文芸」となりました。作品を発表しつづけました。

GGは胸膜炎をわずらい、その病床でビュートルの「心変わり」に遭遇しました。

あれがまずかったなぁ。

ヌボーロマンに夢中なり読者を無視するような小説を書くようになってしまいました。
まったく若気の至りですね。

いまは携帯で小説やブログを読む時代。
皆さんはどんな小説を読んでいますか。
激動の時代。
疾風怒涛の時代を生き抜いてきた。
北斎の享年になってようやくフルタイム小説に打ち込めるようになった。
生きるために働きつづけて、あああ、こんなGGになってしまいました。

これからどうなるのでしょうね。
わかりません。
でも、小説を書くこと。
それしか能がありませんから、見捨てられたままで拙い小説を書きつづけていきます。

昨日のブログしばらくぶりで訪問者が307人となりました。
うれしくて興奮してこんな回想的なブログとなりました。

末長くよんでチョウダイネ。オヤジギャグでしめました。


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古峰ヶ原の天狗の話 麻屋与志夫

2023-09-13 08:46:12 | 本の話
9月13日 水曜日
物忘れするようになった。

今朝は眼鏡が見つからない。
いつも置いておく枕元の棚にない。
パソコンを打っている西の書斎にもない。
あきらめていたら、妻が「あったよ」ともってきてくれた。
「どこにあった」
「天狗の本を見ていた。ところ、たまにはわたしが見つけてあげないとね」
形勢逆転。
物忘れしないのが自慢だったのになぁ。
いつも物忘れする妻をこれでは笑えなくなった。
昨夜、古峰ヶ原のことを調べるので、知切光歳著「天狗の研究」を本棚の前で読み、置き忘れのだ。
記憶力がいいので自慢していたのに。
これでは、自慢の鼻が折れた。

柳田国男著「遠野物語」角川文庫。97ページにも古峰ヶ原の天狗の話が出ている。
郷里のことがのっていると嬉しくなる。



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