田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

朋、遠方からきたる。街の変容をどうとるだろうか。 麻屋与志夫

2017-03-27 08:41:21 | ブログ
3月27日 Mon.

●昨夜はマフラーを巻いて寝た。正解だった。室温が四度になった。マフラーをしていなかったら、胸元がスウスウして、ふるえる寒さだった。ブラッキはわたしの胸にぴったりとよりそいまんじりともしなかった。

●ブラッキの背筋がごつごつしている。痩せたからだ。ブラッキはわたしよりお姉さんだから、よくがんばって生きていると思う。カミサンと猫とわたし。二人と猫ちゃん。けさも、真冬のような冷雨のふるなか、「おはよう」と元気に声をかけあった。もちろんブラッキは「ニャオ」とないた。でもわたしには「おはよう」ときける。

●きょうは横浜からKが来る日だ。アイニクの雨。駅まで迎えにでよう。おそらく三十五年ぶりの来鹿ではないだろうか。鹿沼生まれのかれの記憶の街とはだいぶかわってしまっているから、驚くだろうな。鹿沼は寒いからスエタを一枚余計に着てくるように電話しておいた。でもこの寒さにも、驚くだろう。

●ここは前日光高原の舟形盆地にある街。冬には日光颪が吹き荒ぶので寒い。独特の自然環境と人情をもつ街だ。

●都会に出て、画家として成功を収めているかれとこの風土について話をしてみたい。画家の眼にはひさしぶの街の変容ぶりはどう映るのだろうか。

  今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネコ族レッドリストの街。「愛猫リリに捧げる哀歌」を読んで猫愛に目覚めてください。 麻屋与志夫

2017-03-26 09:48:20 | ブログ
3月26日 Sun.

●真冬なみに寒い。外では雨がふっている。

●お天気だったら街猫との出会いをもとめて散歩する予定だったのに残念だ。空前の猫ブームだというが、この街では「VIVA」でも「カンセキ」でも、ペット売り場から猫の姿が消えてしまった。犬はよく売れる。猫は売れない。ということらしい。

●街猫もいませんよね。この街ではネコ族はレッドリストだ。市役所のある街の中心部ではほとんどみうけられない。散歩の範囲をしだいに広げている。黒川の東側、さらに晃望台のほうまで探索の足をのばすつもりだ。

●それにしても、猫に関心がないのか。猫嫌いなのか。わからない。この街に住んでいると、色々分からないことに直面する。

●分からないことがあると、それを究明する。モノカキにとっては謎だらけの街で、それが創作意欲をかきたててくれる。ありがたい街なのだ。

●わたしがこのところかいてきた小説はほとんど鹿沼が舞台だ。

●ネコのことを書いたブログをまとめました。ぜひ読んでください。

●「愛猫リリに捧げる哀歌」で検索すれば読んでいただけます。



  今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じわじわ迫る老いの壁などノックアウト。 麻屋与志夫

2017-03-25 10:18:37 | ブログ
3月25日 Sat.

●このところ、「老いていく」ことをテーマにしてかいている。
老いた。
とか歳とった。
と普通は過去形でかくが、――じぶんのこととしてかんがえると、老いていくという進行形になる。

●去年までできたことができなくなったり、物忘れがひどくなる。
このあいだなど、ブロッコリーということばが思いうかばずあわててしまった。
いまのところ小説をかいていて、ことばがでないということはないので安心している。
でも――いつなんどき、そうした事態が発生しないとはかぎらない。
ご用心ご用心。

●老いを嘆くより、老いを防御する。
抗加齢――歳だからなどと嘆き、あきらめられない。
果敢に挑戦、老いとの戦いに挑むことにした。

●ムリをすること、体力を意味してはいない。
知力を鍛え直したい。

●毎日本を一冊はよむ。
かけても、かけなくてもいちにち6時間は小説をかくことに費やす。

●これで記憶力が低下するなら、すればいい、と開き直った。
精進することこそ人生だ。
さいごまで希望は捨てない。
墓場まで希望をもちこしても、いいではないか。

●わたしの希望はじぶんで納得のいく小説をかくことだ。
その一言に尽きる。



  今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いでを誰に向かって語ればいいのか? 麻屋与志夫

2017-03-24 17:50:44 | ブログ
3月24日 Fri.

●三枚かいた。
薄日が漏れているのに、外は寒い。
終日、ホリゴタツで過ごす。

●Kが横浜から来るというので、このところ昔のことばかり思いだしている。
何か小説のネタになるような記憶はないかと、サモシイことを考えている。
少年野球をやっていたころのことは、面白いような気がする。
非行少年の集まりだったから、わたしなどとは別世界で生きている友だちだった。
あのころのことを、いまはほとんど死んでしまっている彼らとの友情についてかいたら面白い作品になるだろうな。

●だれにでも、思いではある。
それを美化してかくか、卑下してかくかは作者の自由なのだろう。
わたしがかくとしたら、どの立ち位置をとるのだろうか。
それが決められないから、資料を集めるだけにとどまってしまうのかもしれない。

●かくことは楽しいが、誰に読んでもらうか、決めかねている。

●だってこの年だから、友だちも生き残っているのは30パーセントくらいだろう。
遅筆のわたしのことだから、かき上がるころにはだれもいなくなってしまう。

●同世代の仲間に語りかけることは無意味に思えてしまう。無意味というより、その対象がいなくなる。

●若者に語りかけるには、どうしたらいいのだろうか。




 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体力の低下を嘆く。 麻屋与志夫

2017-03-23 17:27:52 | ブログ
3月23日 Thu.

●九段では桜の開花が観察されたというのに、鹿沼は北風のふく寒い日だった。
風邪がまだ治らないこともあるのだろうが、ともかく寒い。
ベニマルまで買い物。冬支度ででかけた。
男体山には雪がまだのこっている。
そういえば、しばらく日光にいっていない。
どれくらいまだ歩けるか。挑戦してみたい。
日光駅から裏見の滝まで歩けるだろうか。

●27日には横浜からKが遊びに来る。
30年くらい会っていない、旧制中学のときからの友だちだ。
夜は塾があるので、4時間くらいしか話せない。
どんな話が出るのだろうか。
水墨の画家として大成した彼の話がたのしみだ。
それにしても、ひとりで横浜からこられるのだからたいしたものだ。

●風邪が10日も治らない。体力がおちているのがはっきりとわかる。

●このところ小説を一枚もかいていない。悲しいことだ。
.




 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年寄りイジメはやめろ。慎太郎を殺す気か。 麻屋与志夫

2017-03-21 10:44:49 | ブログ
3月21日Thu.

●石原慎太郎元都知事、百条委で衝撃告白「すべての字を忘れた。ひらがなさえも忘れました」 スポーツ報知 3/20。

●このところ風邪をひいているが、むりして夜は塾の授業にでている。
夫婦だけでやっている塾なので代わりがいない。
テレビを見る暇もなかった。
それで、上記のニュースをパソコンで読んだ時のショックは、まさに衝撃だった。
「作家です」と名のったとのことだ。

●作家石原慎太郎。
わたしたち同世代の文学青年の、まさに英雄だった。
作家がほかの分野でも十分活躍できることを証明してくれた。
青白きインテリということばを払拭してくれた。

●あらためてテレビをみたが、旧制中学世代の気概をみせていた。
サムライという言葉のすきな彼は、武士の覚悟を、言葉のふしぶしにみせていた。

●それにしても、まわりの質問をするひとたちの日本語の拙劣さ、思いやりのなさ。
さいごまでみていられずテレビを消した。

●まさに、一時代が終焉をむかえようとしている。
知り合いの作家、同世代の編集者、ジャーナリストがつぎつぎと死んでいく。
寂しい限りだ。

●わたしは家の事情で、都民ではあるが、田舎にいる時間がおおい。

●作家としてこれからがんばって、二都物語――田舎と東京のあいだを行き来するのは止めたい。
東京にもどって、地方で暮らした人間にしかわからない都会と田舎とのギャップについてを書いてみたい。
書くことが山積している。
書きたい、書きかけた小説が山ほどあるのだ。

●それにしても、重い病気になれば、脳梗塞などにおそわれれば、言葉を忘れてもオカシクナイ年になっているのだと……あらためて自己認識して、寂しくなった。

●死ぬまで書きつづける。
とイキガッテいます。
小説を書く意欲はあっても、病気になったら終わりだ。
いくら精進しても運命というものがある。
運命は神のみぞ知る。
書き続けたからといって、傑作をうみだせる保証はない。
そんなことは――わかっている。
これが「おれのめざした小説の完成形だ」という日がいつくるのだろうか。
それまでは、ひとり、ホリゴタツで、背をまるめてショボクレテ書きつづけなければ――。

●職業は「作家です」と高らかに宣言してみたいものだ。




 



古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き

栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。











 ●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。





 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風を引いてお酒が飲めません。 麻屋与志夫

2017-03-17 16:47:52 | ブログ
3月17日 Fri. 晴れ

●14日から風邪をひいている。
鼻水はでるし咳はでる。
それでも塾は休まずなんとかやりとおした。
この三日間で治して、月曜日からは元気に授業ができるようにがんばっている。

●なにをがんばっているかというと、真面目に薬をのむのはもちろん、食いまくっている。

●太るのがこわいので、毎日節食している。
「食欲はありますか」
とお医者さんにきかれたが、おもわず微苦笑。
年寄りなのに恥ずかしいほど食べる。
いつも妻が感嘆している。
よく食べられるわねと冷やかされるが、これでも腹八分目なのだ。
しかたないだろう。
妻の倍の体重を支えているのだから。
でも、これ以上の肥満は許されない。
ということで、まいにち体重計にのっている。
体力をつけて、風邪を追い払う。
という大儀名分がある。
太ることは心配しないで食べている。
うれしいな。

●ところが、太らない。
「ね、やっぱりお酒をのむと太るのよ」
風邪薬を飲んでいるのでお酒はつつしんでいる。
「このさい、お酒飲むのやめたら」
簡単にいってくれるが、そうはいかないのが酒の飲みの性だ。

●明日の栃女の音楽の発表会は聴きに行けない。残念だ。

●27日には昔の友だちが、横浜から遊びに来ると連絡があった。
そのころまでには、お酒飲めるようになっているといいな。
まだ、お酒にこだわっている。
それほど……お酒を飲まないでいるのは辛い。




今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老いとすなおに向き合う。 麻屋与志夫

2017-03-13 08:33:22 | ブログ
3月13日 Mon.

●決して阻止できない老いとどう向きあったらいいのだろうか。

●たとえそれと意識していなくても、老いは体のあらゆる部位でちゃくちゃくと進行していたのだろう。
はっきりとした現象としてからだの表皮に浮かびあがってこなかっただけだ。
いや、それらしいことは起きていたのだが、それが老いだとは認めたくなかったのかもしれない。
これからは素直に、「ああ、これが老いるとしいうことなのだ」と気づいたら記録しておくことにした。
老いを素直にみとめ、老いに順応して逆らわず、自然体で生きて生きたい。

●老いることをすなおにみとめ、むしろどんなことが起きるのか楽しみにする。そうした生活態度にこれからはしていきたい。それが老いと向き合うということなのだろう。



今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老と正面衝突  麻屋与志夫

2017-03-12 07:38:57 | ブログ
3月12日Sun.

●老いは背後から追いかけてくるものではなかった。
ふいに正面衝突をしたように、突発的にやってきた。

●昨日書いたように「カップ」という言葉がうかんでこなかったのには、狼狽した。
プラスチックのカップの形は脳裏にあったのだか、それが言葉とはならなかった。

●むかし、先輩にいわれたことがあった。
「英語教師は動詞の不規則変化がすらすらでなくなったらretireをかんがえるといいよ」
その先輩は当時まだ定年(60)には間があった。

●Nature call me.
と書いてcalls と3単元のsをつけ忘れたことが2年ほどまえにあった。
直してくれたともだちも、これはもう麻屋君も老いたか、と思ったことだろう。
赤面もののできごとだった。

●あと27年は生きる所存だ。
これはあくまで希望的な願いだ。
西行ではないから、望んだとおりにはいかないだろ。
110歳までは生きていたい。
現在83歳。
まだまだこれからだ。
とわたし的には思っている。
どうなることやら……。

●まだ思うような小説が書けていない。

●五時起床。五枚ほど書いた。
気に入らない。
面白い小説が書けていない。

●悩みはつきない。
悔いはのこる。

●でも、這いつくばっても、先に進む。

●前方に、光があると信じている。



 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつか老いると……。  麻屋与志夫

2017-03-11 18:32:19 | ブログ
3月11日 Sat.

●なんとしたことだ、動悸が激しくなった。
口の中が乾いて、舌が思うように動かない。
いやこれは病気である訳がない。
ただ、ふいに言葉がでてこなくなったのだ。
それがショックで狼狽しているのだ。

●「カップですか」店員がいった。
「そう。カップです。カップをください」
浅草駅の地下の酒店で菊水の200㏄金缶を買った。
帰りの電車の中で飲みながら鹿沼まで帰ってくるのが長い間の習慣だった。
いままで、すらっと口をついてでた「かっぷ」という言葉が思い浮かばなかった。

●言葉がすらっと出なかった、初めての体験だった。
歳だな。
と意識した初めての経験だった。

●これは大変なことだ。
小説を書いていて、言葉が出てこなかったら、どうしょう。
どうしょう。
そんな不安をいだきながら飲んだ酒で悪酔いした。

●鹿沼に着いてから乗ったバスのなかで大声で妻に話しかけた。
妻を困らせた。

●物忘れがはげしくなったら、もっとはげしくなったら、どうしょう。

●早く、書きたいことは書いておかなければ。
と、思った。

●異変はおもわぬところから、不意におそいかかって来るものだ。

●ようし、老いに負けずに、老いた駄馬である自分に、鞭打ち走りぬけるぞ、と覚悟したヒトこまでした。
いつか、老いると、こんなことがあなたにも起きますよ。



 今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする