田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

咽喉を腫らして一日寝てしまった。 麻屋与志夫

2015-12-31 05:44:01 | ブログ
12月31日 木曜日

●昨日は喉を腫らして一日寝ていた。
扁桃腺肥大で25歳のときに、摘出手術を受けた。
それ以後は、扁桃腺が腫れて40度近い高熱を出すことはなくなったが、
喉の奥がほとんど慢性状態でウズウズしている。
少し無理をすると体がずしんと重くなる。
もっとも、それがあるので、今回のように休養をとる。
それが健康に良いようだ。
これ以上は無理をするなという警告を発してくれる。

●ブラッキ―を抱えて一日寝ていた。
今年も、やりのこした仕事(未完の長編)が四本もでてしまった。
忸怩たる思いだ。



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孫がぶじに生まれました。  麻屋与志夫

2015-12-29 12:45:00 | ブログ
12月29日 火曜日

●階下のキッチンに昼飯をたべに下りていった。

カミさんが携帯を片手に
「いくら電話しても、どうして出ないの」
「ブログをupしていて聞こえなかったのかな」
「生まれたって」
「えっ……」
いま孫のことをブログに書いて下りてきたところだ。
「母子ともに元気だって」
「うわぁ。すごい。うれしいな」

●これは昼から祝い酒だァー―。
なにごとも、オサケと結びつけてしまうGGなのでありました。



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元日には息子のところで女の子がうまれる予定。 麻屋与志夫

2015-12-29 12:24:01 | ブログ
12月29日

●このところ、年末ともあって回想にばかりふけっていた。
こころのなかでは、今までの人生をふりかえってみたりしていた。
必然的に越し方を総括していると昔の仲間のことなど、
なつかしく思いだす。
イザコザがあったり、
たがいに争ったり、
だまされたり、
たのしい時をすごしたり、
――懐古の情にしみじみとした。
こうしたこころの動きを楽しむことができるのもぼくらの特権なのだろう。GGにはGGとしての楽しみがあるものだ。

●さてと、私事で恐縮ですが、孫がひとり増えます。
それも元日が出産予定日。
女の子です。
この歳になって孫ですよ。
うれしいですよね。
この孫が成人式まで元気でいたいものです。
若返った気分だ。
年末なのに、
お屠蘇を早々と飲んで、
酔ったような気分になっています。
気分になっているだけです。
キッチンで正月料理を作るのにてんてこ舞いのカミさん。
なにもてつだわないでいるGGが昼間からお酒を飲めるわけがありません。
夜ならいいかな。
夜なら飲んでいいかしらね……。


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人気のある旧作のページを再録してみました。 麻屋与志夫

2015-12-29 04:00:47 | ブログ
12月29日 火曜日

●2時に起きだして原稿をかきだした。
少し疲れたので、前日のぼくのブログの訪問者をみた。
閲覧数547/訪問者114だった。
アクセスが一番おおかったページを再録しますね。
やはり、ぼくのブログは小説を読んでくれる人がおおいのがよくわかった。
ありがとう。

●死をもってつぐなう クノイチ48帝都の夜に散る  2012-07-22 10:29:36 | クノイチ48帝都の夜に散る

9

 ひとは、信念のために戦う。
 愛する者のために命をかける。
 いつか死がやってきたとき。
 信念のために。
 愛をつらぬくため。
 よろこんで死んでいける。戦いの場で死ぬ。
 わたしたちクノイチはそう信じで戦ってきた。
 いま、巨悪の権化V男の全身に矢がつきささっている。
 クノイチの集団が百子の救出のために駆けつけた。

「百子。一人で死ぬ気なの」
 言葉はキツイ。
 顔はあきれ顔。
 でもあたたかな友情が百子の心に沁み込んだ。
「ありがとう。麻子」
 だが!! 麻子の体が悲しみにおおわれている。
「麻子。なにがあったの?」
 ポニーテールにシュシュの似合う菜々が従っているだけだ。

「麻子!! なにが……」
「やっら。重火器で武装していたのよ」

 そのひとことでわかった。
 駈けつけたクノイチは半数以下に激減している。
 それも傷ついている。
 鬼沢組の事務所。
 V男の巣窟を制覇するのにはらった犠牲のおおさに百子はふるえた。

(わたしがぼんやりと街を彷徨していたから。大勢の鬼沢組のVに襲われて、いまなら事務所を急襲すれば勝てる。事務所にはVはあまりいない。と安易に思い、攻撃をかけることを、それを指示したから。すべてはわたしが恋にうつつをぬかして、ぼんやりと街をあるいていたからだ。ワタシガ悪い)
 
 大切な仲間をまた失った。
 この責任はどうとればいいのだ。

●これは三年前の初稿です。現在改稿校正の真っ只中です。
なんとかすばらしいものに完成させて、
どこかで本にしていただいて、
本屋さんの書棚でおめにかかれるといいですね。

●二番におおかったのはこれも小説のページだった。

●PART 2 レギオン 黒髪颪の吹く街で 39 麻屋与志夫  2015-02-19 05:35:45 | 黒髪颪の吹く街で

レギオン 9の3

与志太は直感した。
どんなに果敢に攻めても、彼らはまだ未成年だ。
それにもと教え子もふくまれている。
彼らを倒したところで徒労感がのこるだけだ。
ここはやりすごすのが無難だ。
逃げるのが得策だ。
せっかく目前に菊池がいるのに。
残念だ。
身を守る必要があれば戦うが。
彼らとはことをかまえたくない。
彼らはあまりにも異質な感情に支配されている。
半開きのままのドアから与志太は廊下へ後すさった。
与志太は自分がどんなに鹿沼の子供たちを――。
生徒を愛しているのかこのときになって自覚した。
おれはこの生徒たちのために戦っているのかもしれない。
鹿沼のために。こうして鹿沼を守るために。いままでここで生きてきたのだ。
だがいまは、逃げることだ。
逃げるのだ。
菊池を目前にして敵前逃亡をはからなければならない。
くやしい。
とてつもなくくやしい。
廊下を入口に向かって走る。
「逃げられると思ってるのかよ」
恵子のわきに半年ほどまえに退塾した野田がいた。
「おまえもここにきていたのか」
「バァカ、あんたの授業なんかうけたくないっうの」
ボデイにブロウをたたきこまれた。
戦えない。戦えない。教え子とは戦えない。
中学三年生にしては腰のはいったきつい一発だった。
身長が180センチもある中学生は――。
もう子供とはいえないだろう。
「女だってやりほうだいよ。天国なんだよ。ここはよ」

●やはり小説のページだ。
できるだけ早く、この欄に新作を発表しますね。




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怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税)  (税込 270円) 

古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議の伝説がある。特に『馬首の井戸』が有名だ。
上田秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』も広く知られている。この物語も栃木が舞台だ。
―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。
吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。
龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)。
1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。
あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。

角川ブックウォーカーでぜひご購読ください。
ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫 出版社名惑惑星







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澤穂希、浅田真央。ふたりの笑顔、すがすがしかった。 麻屋与志夫

2015-12-28 04:23:24 | ブログ
12月28日 月曜日

●<フィギュアスケート:世界選手権代表選考会兼全日本選手権>◇最終日◇27日◇北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで真央スマイルがみられて、よかった。
キスアンドクライで笑顔を見せた浅田真央。よかったね。
三月の世界選手権までには浅田選手のことだから、
いままでの経験をいかして精進し、
予想以上の結果をだしてくれるだろう。
大きくフアンの期待をふくらませてくれる笑顔だった。
勝負はこれからだよ、真央ちゃん。

●皇后杯 結果。
澤、最後に見せた勝負強さ=均衡破るヘッド-サッカー。
試合終了の笛が鳴ると、イレブンが自然に澤の周りに集まった。
胴上げで4回、宙に舞う。
現役最後の試合で置き土産として残したものは、
代名詞とも言える、土壇場での勝負強さだった。
――と報じられていた。
みごとな、画に書いたようなファイナルだった。

●コーナーキックで澤に点を取らせようとする川澄の心づかいなどが、
みていてこちらに伝わってきた。
歴史に残るいい試合をみた。
澤穂希の笑顔これまたよかった。

●浅田、澤。
二人の対照的な笑顔。
これから世界選手権に望む覚悟の、気迫のこもった笑顔。
かたや、澤はすべてやりとげた。という満足の笑顔。
すばらしかった。

●テレビで、何の演出もない、
二人の笑顔で今年のスポーツ観戦の幕を下せた。
こちらも、みていたぼくのほうも、ほのぼのとした。
ありがとう。

●こちらはGG。20年に亘って作家として現役を退いていた。
みずから冬眠に入ったわけではない。
諸々の悪条件が重なりホサレテしまったのだ。

●旧友のおもいがけない、
あたたかな支援と励ましで、
また書く意欲がわき、今日にいたつている。

●激励してくれる朋の期待に沿えるよう日夜、
老骨に鞭打ち書きつづけている。
だからこそ、思った。

●浅田選手の笑顔は、これから精進をつづけ完全カムバックを計るGGへの励まし。
澤選手の笑顔は、
GGも、
あと二十年くらいは書きつづけて、
ああいう笑顔で引退を、断筆宣言をしたいものだ。
という希望をあたえてくれた笑顔だった。

●二人の笑顔をじぶんの側にひきよせた。
贅沢な年末のスポーツ観戦だった。

●ありがとう。



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夏の日の水神の森
著者麻屋与志夫
150円(+税)  (税込 162円) 

超伝記の世界に生きる男の、朱色への恐怖がかもしだす心理サスペンス。あなたは、その裏に隠れていた恐怖に耐えられますか!

人狼よ。わたしはお前の早贄(はやにえ)なのか。保存食なのか。朱色の恐怖に慄く男は敵である人狼に怒りをたたきつける。その誕生のときより、悪霊のような人狼に狙われた男。三度の襲撃から辛うじて生き延びてきた。画家を志しながら成れなかった男。父に疎んじられ、学校の先生からも、クラスメイトからも、周囲のすべての人から迫害された男がたどり着いた出生の秘密。 朱色――あるいは鮮血の赤への恐怖は、生きながら血をながし人狼の生贄となるはずだった男の恐怖だった。餌とされ、生肉を咀嚼されたかもしれない記憶の底にわだかまる恐怖。超伝記ホラー作家を責め苛む恐怖の世界。そして、生涯優しい日本的な朱色を自然との調和を目指した三村節子画伯との思い出。美と醜。優しさと残酷さがいりみだれる世界。ラストに驚愕の事実が明らかになる。

カドカワ  BOOK WALKERでぜひご購読ください。


  


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「麦は踏まれて強くなる。真央ちゃん、がんばれ」 麻屋与志夫

2015-12-27 05:29:54 | ブログ
12月27日 日曜日

●真央スマイルがみられず残念だった。
「麦踏、麦踏、ひとも、踏まれて強くなる」
僕はこころのなで、
真央ちゃんを励ますために、
つぶやいていた。

●一番辛い時期だと思う。
復帰して、「まだまだ、やれる」と確信するか。
「もう、わたしの旬はおわってしまっていたのだ」
とガクッときて競技人生をあきらめるか。
岐路に立たされている。

●昨日も書いたが、
「こころにわだかまりがあると、挙措までぎくしゃくとしてしまう」
かわいそうだが、
真央ちゃんは滑る前からまけていた。
不安が顔にあらわれていた。
がんばれ。
がんばれ。
真央。

●よく踏まれた麦ほど、
強く根をはり、
春になるとたくましく育つ。

●春は必ず来る。
じぶんの最高の演舞をイメージして、
フリ―では、
華やかな艶舞をみせてください。


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「リリならテーブルに上がってもいいわよ」  麻屋与志夫

2015-12-26 15:48:35 | ブログ
12月26日 土曜日

●「キャハハハ」とカミさんの華やいだ笑い声がする。
諸々のストレス要因が解消したので、彼女本来の姿にもどった。
動きもしなやかさをともなってきた。
人間とはふしぎなもので、
こころにわだかまりがあると挙措まで、
ぎくしゃくとしてしまう。

●わたしは携帯をとりだし彼女にかける。
「リリの準備はできたの」
「いま、リリと遊んでいるの。そろそろでかけますか」

●そうなのだ。
今日は、リリをS動物病院に連れて行く日だ。
たぶん、血液検査をもう一度するのではないかな。

●いい結果がでた。
「リリ。元気になってよかったね」
カミさんは涙声。

●「こがねちゃん弁当」買って帰ろうよ。
「寒くてかわいそうだから、リリとわたし先に帰る」
カミさんがリリの入ったバッグを肩に掛ける。

●弁当屋さんで待っていると、カミさんから携帯が。
「鍵がないので入れない。早くかえってきてぇ」
事情を説明して手早くしてもらった。

●弁当屋さのスタッフにお礼を言い、家に急ぐ。

●カミさんはリリのキャリーバッグを日向に置いてまっていた。

●リリは弁当のいい匂いに敏感に反応している。
鼻をひくひくさせている。

●「ゴメンな。リリ。リリが、食べられるものではないのだよ」

●わたしたちの食卓の周りを、リリが元気にあるきまわっていた。

●「リリだったら、テーブルに上がってもいいのよ」

清潔好きのカミさんが、
いままでの猫には決して許さなかったことを、
さらっと言ってのけた。


 
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羽生結弦君の滑走を見落とし、GGは思い出にふける。麻屋与志夫

2015-12-26 06:24:39 | ブログ
12月26日 土曜日

●フィギュアスケート:世界選手権代表選考会兼全日本選手権◇第1日◇25日◇北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ◇男子ショートプログラムをチョットだけみた。
羽生結弦選手はみはぐってしまった。
最後の滑走だろうと思いこんでいたのが、失敗だった。
ざんねんだった。
抽選で、出場順を決めたのでしょうか?

●さてと、みなさんは下駄スケートをみたことがありますか。
下駄スケートという言葉そのものを知らない人の方がおおいのかな。
もじどおり下駄にエッジ/ブレードをつけたものです。
わたしが旧制中学一年生の時に、
敗戦後初めての冬がやってきた。
幼稚園の裏、銭湯の前に宇賀神さんの畠があった。
そこに近所の悪ガキ仲間が川から水を引き込み氷を張らせた。
どこからもちだしてきたのか、みんなで下駄スケートをはじめた。
わたしの家には、姉のスケート靴があった。もちろん、皮製だった。
毎朝早く起きてすべったものだった。
このことはむかし、半世紀もまえに「抒情文芸」にかいたことがある。
そのうちに探して再録しますね。

●さてさてと、鼻緒に足をとおしただけでは滑れません。
鼻緒に別の紐で足を固定しました。
下駄の底に紐を回して、しっかりと足首に縛りつけた。
その紐がいくらでもわたしの家にはあったので、みんなに分けてやりました。
おかげでスケートをしているときだけは、だれにも虐められませんでした。
紐があるはずです。
わが家は野州麻でロープの製造をしていました。
わたしは、そもそもそのころのことを「野州大麻」というタイトルで小説に書きたかった。
小説家を志したひとつの理由、動機としています。

●それにしても、いまのような時代が来るとは想像できませんでした。
12歳の少年が氷上でスケートをしています。
すいすいと滑っています。
わたしのなかの思い出の堤が決壊して、
GGは目頭が熱くなり、
PCの文字が霞んでしまいました。

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クリスマスの思い出。 麻屋与志夫

2015-12-25 13:46:03 | ブログ
12月25日 金曜日

千手山公園の「恋空」の観覧車。後生車。高見屋の「氷室」

●十年ほど前の「クリスマス」の日だった。
きゅうに、幼馴染のNに会いたくなった。
二十年くらいごぶさたをしていた。
足が不自由になっていた彼が南宇都宮の駅まで迎えに来てくれた。
「脳梗塞でブッ倒れたんだ」
最初の言葉がそれだった。
思うように歩けないことを恥じていた。
そのときのことは、『冬帽子』という随筆に詳しく書いた。

●Nとは小学校でのクラスメイトで比較的家も近かったので、よく遊んだ。
千手山が公園になる前のことだ。本堂の脇に後生車があった。
ぼくらは天気輪と呼んでいた。
輪を回して明日の天気を占った。
後年、太宰治の『思い出』だったかな? を読んで、後生車ともいうのを知った。
天気のほかに供養にもなる。
運命を占う。

●Nはその翌年亡くなってしまった。
今日はクリスマス。
後生車を回してNの冥福を祈りたい。

●「恋空」の観覧車に乗るとNと通った北小学校が見下ろせる。
ありがたいことに、昔のままの木造校舎だ。
往時を回想するには絶好のスポットだ。
あまり恵まれなかった六年間、
Nがいなかったらもっと悲惨なものになっていたろう。

●千手山の本堂に登る階段の右側の高見屋さんの「氷室」があった。
オガクズを山のように積んでソノなかに冬の間に切りだして保存してある氷が入っていた。
冷蔵庫など無かった時代、天然の氷は貴重品だった。
そうした諸々の子どもの頃の体験を書きたい……。

●そうだ。
このNも画家志望だった。
いまは、村上犀という画号で絵描きになっているK。
と、わたしの三人でクリスマスイブを銀座で過ごしたことがあった。
男同士の殺風景なクリスマスだったが、みようになつかしい。
東京オリンピックの始まる十年も前の夜だった。
ぼくらは二十歳。
将来の夢だけは輝いていた。

●わたしのクリスマスの思い出だ。


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一家の大黒柱的存在からの降板をきめました。 麻屋与志夫

2015-12-25 07:25:44 | ブログ
12月25日 金曜日

●やはり異常気象なのだろう。
部屋の温度が例年より10度も高かった。

●15度もあったのだからおどろきだ。

●今日から塾のほうは冬休み。
小説をかくことに集中できる。

●それにしても、今月の忙しさははんぱではなかった。
あとから、あとからハプニングの連鎖が起き、
カミさんはパニック。
GGは、もたもたしているので叱られっ放し。
ようやく夫婦間の遠慮の垣根がなくなったのだとおもう。
初恋の彼女にわめかれるのは悲しいが、
それだけなんの躊躇いもなく、
なんでも言えるようになったのだと思うと、
彼女に乾杯。
おめでとう。
これからもいっぱい僕を叱咤して下さい。
なにかマゾ的な快感。

●一家の主柱的存在からは、
これで降板できそうだ。
あとはもうただただ小説をかくことだけに苦慮していけばいい訳だ。

●その小説だが、
書けばかくほどむずかしくなっていく。
それが楽しい。
ここでも、じぶんを痛めつけて、
成長するという心情が働いている。

●いつになったら、
なにごとも手放しでよろこべる心境に達することが出来るのだろうか。

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