田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

地震のあと妻の心臓がゲキシン。麻屋与志夫

2021-02-15 11:35:41 | ブログ
2月15日 月曜日
●13日(土)23時08分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3、深さ55kmの地震が発生した。ベッドに入ったばかりだった。10年前のあの東北地震のときより揺れた。長かった。妻と本棚が倒れないよね、などと話しながら耐えた。

●心配した長男の学から電話があった。「おれだよ。おれ」といった。学もあわてていたのだろう。こちらは「おれ、おれ」詐欺かと間違えて大いにあわてた。

●長女からも電話。次女からはライン。みんなに心配をかけた。家族の絆を感じた。孫たちからも連絡。うれしかった。

●ほんとうのショックはその後にきた。妻が持病の冠動脈疾患で、激しい痛み。ニトロを二回飲んだが治まらなかった。

●「救急車、たのもうか」
「いますこしたっても、だめだったら、おねがい」

●痛みを訴える。顔面蒼白。冷や汗をビッショリとかいている。

●こちらは、ただおろおろするばかり。妻の手をにぎって、励ますことしかできなかった。

●あとで、テレビでこの地震で心臓が悪くなって病院に運ばれたひとがいると知った。

●二人だけの生活なので、わたしは既にフレイェル期に突入しているので、なんともこうした状況は心細いものだ。

●ブログという公の場なのに私的な日記のようなことばかり書いて申し訳ありません。後期高齢者のかたですとおわかりいただけると思いますが、歳を重ねるということはなんとも心細いものですね。まして、わたしが脳梗塞で二度も倒れ、なんともないのは頭だけ、思考能力だけ、といった状態で妻には心配ばかりかけています。

●こうなったら最後の力をふりしぼって小説を書きつづけることしか進める道は 拓けていない。と、まあ、こんなところで、ブログを閉じます。

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春一番が吹きました。自然と、昔への回帰願望。 麻屋与志夫

2021-02-05 09:40:37 | ブログ
2月5日 金曜日 

●昨日は春一番。観測史上初めての早い南風とのこと。かなり強く吹いたので暖かい春風というわけにはいかなかった。それでも、春風が吹き出したということで、気分はルンルン。

●「腰が痛い。足が痛い」とこぼすのでカミさんにきらわれている。
「痛い。イタイ、いわないで」と、叱られる。たしかに、いつからコンナニヤワになったのだ。いつから、カミさんはこんなに強くなったのだ。

●ルナは今朝からずっとbirdwatching。ジッと動かず、庭を眺めている。枝にさげた鳥かご、樹木の枝先、塀の上。飛び交うスズメやヒヨドリ、ひわを眺めている。
「わたしも外に出たいよ」という声が聞こえてくるようだ。猫を飼うのには、室内でということになっている。わたしに財力があれば広い庭のある農村地帯に住みたいものだ。そこで数匹の猫に囲まれて自然の中で猫ちゃんの放し飼い。楽しいだろうな。犬も飼いたいな。ラブラドール。カミさんは柴犬かコギー。

●カミさんがコギーがすきなのは「ターシャ―の庭」の自然な生き方に共鳴しているからだ。

●散歩の途中、田野井さんの脇の細い道を、法蔵寺の裏手に回ってみた。細々と小川とは呼べないような流れか残っていた。ここでドジョウ、フナ、ナマズがとれた昔をしのびさらに歩を進めると、高見屋さんの氷池の跡は住宅地になっていた。どこからともなく、ピアノの音がひびいていた。


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「美空ひばり」がよく鹿沼に遊びに来ていたのを知ってしますか? 麻屋与志夫

2021-02-04 10:39:12 | ブログ
2月4日 木曜日                                

●夏椿の枝にさげた鳥籠に「ひよどり」が来る。カミさんがVIVAで小鳥の餌を買ってきて入れて置いた。スズメもひわも食べなかった。ミカンとリンゴはよくたべる。いまでは小鳥がちょくちょくきて食べている。今朝はひよどりだ。

●ひわかと思っていたのがひよどりだとわかったのは、パソコンのおかげだ。図鑑には鳴き声まで添えてあった。するどい鳴き声。まちがいなくひよどりだ。

●ルナが離れからとんできた。キッチンの窓から鳥籠をのぞいている。

●庭木の小枝が風にゆれている。そしてその枝には新芽がついている。いますこしたてば、ふくらみだし、春が来る。

●ふいに――「ひよどり」という言葉の響きが回想を呼びよせる。
「ひよどり草紙」少年のわたしが、むさぼるように読んだ吉川英治の作品だ。戦時中のことで街の本屋さんには本がなかった。前にも書いたが上田町の中津君の親戚「小野口貸本屋」さんから借りてきて読んだ。なつかしい想い出だ。

●さらに……天神町の角に「石川写真館」があった。その前で幼かった美空ひばりに会っている。映画「ひよどり草紙」にも出演しているし、歌も歌っていたと記憶している。妹の友だちに酒井さんという子がいて、ひばりちゃんの従姉妹だった。あのとき立ち話をした、ひばりちゃんが後年、歌謡界の大物となるなんて思わなかった。

●酒井さんのお父さんは、鹿沼銀座の角にあった「菅又薬局」の番頭さんをしていた。濃い黄色の眼鏡をかけていた。

●昔のことなので、実名を出してしまい失礼します。ただ、鹿沼の昔を語ることのできる人はもうほとんど生きていないでしょう。

●後年、鹿沼のことを小説に書きたい人物が現れ(そう願っています)、その人のために参考になればと、いまのうちに遠い思い出を引き寄せて時々ここに時折、記録していきたいと思います。

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フレイル。でも、心は意気軒高 麻屋与志夫

2021-02-03 09:44:55 | ブログ
2月3日 水曜日 
●立春。
「今日は卵を立てることができるのよ」
「どうして? 今日だけ卵を立てることができるの」
 理屈ポイ少年だった。
母の言葉を証明しょうと、なんどもなんども卵を立てることに挑戦した。
「やっぱり、立たないや」

●少年や六十年後の春のごとし 永田耕衣
その少年も、六十年どころではない。もはや米寿。

●「フレイル」、心身の脆弱性がでる年齢に達している。いくら気負ったところで健常者のようにはいかない。脳梗塞を二年続けて患っている。薬を何種類も飲んでいる。老人性膝関節症でアヒル歩き。もちろん痛みもある。辛うじて杖に頼らないで歩いているのだが、歩行速度はカメさん並みだ。

●「速く歩かないと運動にならないから」とカミさんから最後通達。サイドバイサイドで歩くことを拒否された。これからは一人寂しく、「佐武と市」の市ちゃんほどではないが、ガニ股で街を彷徨することになる。寂しいではないか。

●ようし。こうなったら「卒塔婆爺」を書きだすぞ。かつては、毎月三冊くらいの雑誌に小説を発表していたのに、いまや尾羽打ち枯らし、街をさまよう爺の哀れなすがたを描写してやる。

●体は弱くなっている。心はまだまだ若者にはまけない。歳よりの冷や水なのかな。

●フレイルなんか吹っ飛ばしてやる。ふれふれアサヤ。ふれふれGG。

●カミさんがびっくり。おどろき。仰天して、失神して、ひっくり返るような作品かいてやる。そうしたら、また、一緒に歩いてくれるかしら。
                                

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朝一杯の味噌汁で幸せになる 麻屋与志夫

2021-02-02 09:00:10 | ブログ
2月2日 火曜日

●今日は節分。明日は立春。

●歳のせいか今年の冬はことのほか寒く感じている。これからは、寒い日もあるだろうが、ぼつぼつ暖かくなっていくだろう。

●朝、温かな味噌汁。Kさんにいただいたホウレンソウがおいしかった。一杯のみそしるで、すごく平和なきもちになった。健康で食事ができることの幸せは歳を取ってこないとわからない。

●カミさんは上都賀病院。骨密度の検査。二十分ほど歩いてかかる。元気なものだ。

●朝から「黒髪颪の吹く街で」の校正加筆。思うようにいかない。校正というよりは、書き加える箇所がおおすぎる。

●おなかの調子がよくないので、甘いものはひかえている。なにか物足りない。いつも書きながらなにか口にいれているのになぁ……。ビオフェルミンを飲んでいる。

●健康で生きつづけることはむずかしい。まだまた書きたいことがある。この辺であちらに呼び寄せられては困るモンネ。とお国言葉がでたところでー―。

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