田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

桜が散った。花ミズキが咲いている。

2019-04-27 05:23:31 | ブログ
4月27日 土曜日

●このところT歯科に一月以上通っている。
さすがに往復一時間歩くのはつらい。行きはバスにのっている。
帰路には桜の咲いている神社やお寺にできるだけまわり道をしている。
桜をゆっくりと楽しむことができた。

●桜が散った。
花ミズキが咲きだしている。
ベニマルから消防署まで花ミズキの通りがつづいている。
四日ほど続いた雨も今日から晴れる予報だ。
妻の母校である鹿沼高校のあたりまでは歩けるだろう。

●年々行動範囲が狭くなる。
さびしいものだ。



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「桜田門の変」を想いだす春の雪。 麻屋与志夫

2019-04-10 18:16:43 | ブログ
4月10日 水曜日

●灰色の空からおちてきていた雨がいつしか白いものにかわっていた。雨音がとだえたので、オヤッと思い書斎のカーテンをあけてみると雪になっていた。

●トタン屋根にうっすらと純白の春の雪がつもっていた。この季節の雪はまことにめずらしいことで、さらに北に面した窓のカーテンもひいてみたら千手山公園の桜にも雪が降りときならぬ真白な桜を観ることができた。

●子供の頃、春の雪が降るとよく母から「桜田門の変」についてきかされた。春の雪の中で、その雪を真っ赤に染めた変事が起きたさまをいまでもよく覚えている。それほど母の話しには描写力があった。

●その桜田門の変に水戸の浪士がふるった刀の中に鹿沼の「稲葉鍛冶」細川氏の打った刀があったことを知るのはわたしが小説をかきだしてからのことだ。

●稲葉鍛冶として有名になった。刃こぼれ一つしなかったというので名声を博したらしい。そしてわたしは考えるのだがこの鍛冶屋は刀だけを打っていた訳ではない。麻切り刀を毎日のように打ちあげていたのだろう。農村で使う刃モノをぜんぶ引き受けて仕事をしていた野鍛冶屋だったのだろう。そこから名刀が産みだされたのだ。稲葉鍛冶屋はいまは廃屋となっているがかろうじて読める看板をかかげて麻苧町にのこっている。後継ぎムスコが、わたしの二級センパイで知り合いだった。元気でいるのだろうか。

●ともかく、この麻苧町の西には広大な麻畑が広がっていた。麻の仲買いが11軒もあった。その仲買いの家を一軒いっけんまわって麻を買い集めるのが問屋の息子としてのわたしの仕事だった。

●雪の日。思わぬことを思いだしてしまった。



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だれか半村良の鹿沼での住みかを知らないか。 麻屋与志夫

2019-04-07 13:10:27 | ブログ
4月7日 日曜日

●「もはや旧聞に属する話」になるのだろうが、おどろいた。2013年11月19日の『赤き酒場』で野田誠さんというかたが、GGのブログ『田舎住まい』2010、12、18 『闇からの声3』について書いていた。『闇の中の系図の系図』タイトルも洒落ている。

●「ついでにいろいろgoogleで、服部や麻績を検索していたらこんなブログに行き当たりました。筆者の方を存じあげなかったのですが、作家さん、ということなので、このブログの中身自体、黒い虹?」――とコメントを寄せていた。思わぬところで、GGのブログをとりあげてくださっていた。

●GGの筆名なんてご存じないのがあたりまえだ。GGが久保書店の『抒情文芸』で雑誌デビュウをはたしたのは、なんと55年も前のことだ。同じく久保書店刊の『サスペンス・マガジン』に筒井康隆が怪作『ブルドッグ』を発表している。

●GGはその後、百目鬼剛、そのほか諸々の筆名を使って平成5年までは雑誌に小説を発表していた。目下鋭意カムバック願望増大中。なれども、筆力が衰え、思うように筆がすすまない。ようやく、小説をかくことに集中できるようになったのに。クヤシイ。

●さて、半村良のことにもどる。『このブログの中身自体、黒い虹』と野田さん。でも、でも、晩年にいたり半村良が転居してきたのが――栃木県の鹿沼だということは彼のフアンのかたはご存知ですよね。GGを探していたのではないかと思うのですが……。

●GGが住んでいる町なのです。GGの昔話を思いだして引っ越して来たのではないかと、黒い虹の下で考えています。鹿沼のどこに住んでいたのでしょうね。

●GGはいまよたよたとふるえる足元を気にしながら街を散策しています。この街のどこに半村良は住んでいたのでしょうね。ご存知の方はいませんか。

●黒い虹に黒い虹を重ねるような自伝をいまGGはかき継いでいます。なぜ半村良が鹿沼に越して来たのか気になっています。


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ホワイトガーデンにしょうかな。 麻屋与志夫

2019-04-04 19:53:37 | ブログ
4月4日 木曜日

●ぼくはどうしても白鷺や鴨を見たいのでカミサンとはVIVAの駐車場の入り口で別れた。黒川の河川敷に向かって歩きだした。

●斜陽が背中を照らす。春になったのに、長いこと寒かった。だが今日は、天気予報が当たった。背中に春を、ポカポカ陽気を感じながら黒川の土手にでた。残念ながら期待した鷺や鴨の姿はみられなかった。

●VIVAの園芸品売り場にカミサンはいた。
「ホワイトガーデンにしょうかな」
庭の草花を白で統一したいらしい。

●白い可憐な花を三鉢ほど買った。
カミサンは買ったばかりの鉢植えの草花を愛おしそうに抱えている。

●ぼくはお惣菜とそのほかの買物を全部リックに詰め込んだ。
こうしてふたりで買い物にでかけられることの幸福をしみじみと感じた。

●これで小説が思うようにかけたら云うことないのだが――。


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老いは前方から不意にやってくる。 麻屋与志夫

2019-04-03 20:58:12 | ブログ
4月3日 水曜日

●作品を書きつづけなければという意欲は衰えてはいない。気力がなくなってきている。

●老いはじんわりとやってくるものと思っていた。ところが目の前に、車止めの柵でもおかれたように、ふいにやってくるものだった。これから先に進むのは、歳だからムリですよ。

●パソコンを開いて、いざかきつづけようとする。気力が萎えていて、言葉がでてこない。カナシイ。

●ようやく時間はたっぷりある環境になったのに。一日だって小説をかいていられる。そうおもったのに、残念だ。

●こんな怠惰な日をつづけていたら、それこそボケ老人になってしまう。
かきたいことは、まだまだある。精進しなければとパソコンとにらめっこをする。

●ルナが側に来てわたしのほうをジッとみつめている。

●「そうだよな。ルナの餌代だってこれから小説でかせがなければならないのだものな。ガンバルカラナ」



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『鹿沼の四季』 7 麻屋与志夫

2019-04-02 11:50:57 | ブログ
4月2日 火曜日 
里は雨。山は雪。

●日曜大工の店VIVAの屋上。ベンチに座って日光の山々の方角を眺める。雪で真白だ。
出かけてくるとき、駐車場を横切って、水溜りに足を踏み入れてしまい靴とズボンのスソをぬらしてしまった。里では春雨だったが山では雪が降ったのだ。

●この季節の鹿沼はまだ寒い。舟形盆地にあるためか寒さが低地にとどこおっている。

●黒川の流れは渇水期なので川幅ばかり広く、深さはさほどのことはない。それどころか鴨が泳ぐのにさえとまどうようなありさまだ。泳いでいてふいに足が川底に触れているのに気づき、ヨタヨタとお尻を振って歩きだす。そのようすがおもしろい。

●川には中州がうきでていて、そのうえで鴨がならんで日向ぼっこをしている。川面を吹きわたる風に枯れ芒がかわいた葉ずれの音をたてている。その音におどろいて子雀がいっせいにとびたった。

●鹿沼の四季もこれで7回目になる。膝関節症を患ってしまったので、遠出ができず黒川べりのことばかりくりかえしてかいていてごめんなさい。


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頭が誤作動をおこすようになった。 麻屋与志夫

2019-04-01 04:51:14 | ブログ
4月1日 月曜日
●早朝。寒い。
コメントの返事に「櫛の歯が折れるように」とかいてしまった。「櫛の歯が欠けたように」とかかなければいけないのでしょうね? 
「櫛の歯が抜けたように」は明らかに誤用だが、どうなのだろうな。

●わが家は、姉二人、妹一人と、そしてもちろん母と四人の女性のなかで育った。つげの櫛の歯が折れているのをみてきているので、このような誤りをしてしまったのだろう。

●これからは慣用句を使う時には、辞書をひく必要があるな。
さいきんは、頭脳明晰? だったはずなのに頻繁に『誤作動』を起こすようになった。
カナシイったら、ありやしない。

●誤作動するのは老化のためだろうということにしておく。
ちかごろは、名詞がなかなか思いだせない。狼狽することがある。
なぜ名詞かというと、動詞はあまり多くはないからなのだろう。
名詞は、固有名詞や人名となると膨大な量になる。

●先日。『見知らぬ男の肖像』の作家の名前が思いだせずに……苦労した。
ナタリー・サロートと思いだすまでに半日もかかった。
バカですよね。
仕事を中断してホリゴタツで考えつづけた。
なんとか思いだそうとしていたら半日が過ぎてしまいました。
本棚にいけばすぐにわかることなのにね。
バカですね。

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