田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「カムカムエブリバディ」歌が街に流れていた。 麻屋与志夫

2021-12-20 10:47:34 | ブログ
12月20日 月曜日
朝からJAZZを聞く。
わたしのJAZZずきは筋金入りだ。
ともかく渡辺貞夫が鬼怒川の観光ホテルで仲間と演奏していたころからJAZZをきいていた。
NHKで「カムカムエブリバディ」が朝ドラ放映されている。
わたしは旧制中学の一年生。
はじめから夢中できいていた。
平川先生の明るい声、わかりやすい英語には絶えず励まされた。
食べるものもろくにない食糧難の時代。
闇物資を購入せず法曹界のひとが飢え死にした時代だ。
わたしはアメリカ兵の泊っている鬼怒川のホテルに英会話の勉強をするためにかよっていた。
そこで小学校のときの同級生沼尾聖くんにあった。
一学年先輩の内田の省ちゃんにあった。
かれらは宇都宮工業高校の仲間でジャズバンドを結成していた。

bittersweet memoryの時代だ。
あのころのことを、わたしはまだ小説に書いていない。

JAZZとともに生きてきた75年。
トウキョウにでてからの文学仲間。
ジャズ喫茶で知り合ったJAZZフアンの仲間。
みんな今どこで何をしているのだろうか。
CDは“I want to talk about you.” を奏でている



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トタンが冬の嵐で泣いています。麻屋与志夫

2021-12-18 09:29:33 | ブログ
12月18日 土曜日

トタンがセンベイを食べて
春の日の夕暮れは穏やかです     中原中也

昨夜は冬の嵐。
古民家のわが家のトタン屋根がゴジラのような咆哮をあげていた。
もちろん、これはただごとではない。
トタンがはがれて、絶叫しているのだ。
このとき、GGはすこしもあわてず、ゆったりと風呂に入っていた。
そして中也の詩を口ずさんでいた。
いまさら、この年になって、怖いものはない。
たぶん、トタンが一枚、あるいは数枚はがれて悲鳴をあげているのだ。
ビョウビョウと吹く風を野のなかのあばら家の浴室で聞く風情の夜だった。

 ①「トタンがセンベイ食べて」というのは、春の日差しの中で、温まった空気が冷気へと移るのを感じて、トタンが(家鳴りに似た形で)ぱりぱりいっているのを表現したのではないかしら?  

あるブログで的確な解説をしている方がいた。
詩人なのかしら。
昔、鉄工所をやっていた友人にきいたことがある。
トタンのパイプが空気の温度差によって音を立る。
エアエコーとかエアハンマーと呼んでいるというのだ。
たしかに、トタン屋根も、空気が温まったり冷え込んだりすると音をたてる。
もちろん、この言葉はほかのことからの転用なのだろう。
が、こうした現象を正確にはなんと呼ぶのでしょうか。
しかし。
今夜のこの音は風流なことばかり言ってはいられない。
あすになって、屋根を見上げるのが心配になってきたGGなのでありました。
もしものことがあったら、屋根さんを呼ばなくてはならない。
泣くのは財布だ。

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ネズミを追いかけるルナ。 麻屋与志夫

2021-12-17 08:20:38 | ブログ
12月17日 金曜日
さっと目の隅を金色の物体がながれた。
音。
ガシャンとなにか倒れた。
ルナだ。
アメショウのルナがキッチンの床を走って追いかけている。
灰色のネズミだ。
ネズミが生ごみ入れの陰に逃げ込んだ。
ルナが勢い余ってプラスチックの箱にしょうとつした。
ゴミの匂いが漂ってきた。
匂いで覚醒したわたしの感覚が。
ネズミをみつけようとしている。
あったのはマルチーズのプラスチックの包み紙を文結びにしてあったもの。
ルナがネズミに見立てておいかけていたのだ。
灰色のネズミにみえたのに。
えっ、これって錯覚。
それとも動体視力のおとろえ。
わかい時は――。
落下するチョークを。
床に落ちる前に掬い上げるようにキャッチすることができたのに。
全てが鈍感になった。
これってやはり歳のせいなの?


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予兆 散歩する侵略者。感動した。 麻屋与志夫

2021-12-16 21:58:09 | ブログ
12月16日 木曜日
今朝は室温4℃。
真冬並みの寒さだった。
コンクリートの玄関に、橙色の卵がおちていた。
表面にしわがよっている。
烏瓜だった。
今年は、どういうわけか烏瓜があまりならなかった。
そんなことより、烏瓜を卵と瞬時に判断してしまったのが、なさけなかった。
こうした脳の誤作動がおきるようになった。
形だけをみてとっさに卵とおもったのだ。
橙色の卵などないのに。

烏瓜は妻が玄関のシューズボックスのうえに飾っておいたものだ。
鉄製の燭台もある。
壁には梅干しなどを干していた籠にわたしの書がかけてある。

昨夜は遅くまで「予兆 散歩する侵略者」みた。
しばらくぶりで、いいドラマをみた。
初めから終わりまで緊張していた。
以前に見たときはそんなことはなかったのだが。
理解する力。
感動する能力は歳とともに成長するらしい。
まえには見えていなかったものが、見えてくる。
たまには誤作動を起こすことがあるが。

物事をとらえる「概念」そのものも変わってくる。
一過性の人生において。
これからじぶんが゛どんなふうになっていくのか。
興味が尽きない。

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米俵の重量を知っていますか 麻屋与志夫

2021-12-13 07:57:47 | ブログ
12月13日月曜日
昨日はベニマルでお米を買った。
いつもより安いからというので、買った。
5キロ入り。
ポリ袋。
なぜわざわざポリ袋などというかというと、昔のことをおもいだしたからだ。
いまの若い人は米俵など見たこともないだろう。
よく母が「わたしの母は米俵をお腹につけずに腕だけでもちあげた」といっていた。
わたしのおばあちゃんは力持ちだった。
米俵の重さは60キロ。
わたしは5キロのコメをリックで背負ってよたよた。
なさけないったらありやしない。
まあ歳から考えたら荷物をもってあるけるだけ、ありがたいのかもしれない。
20分ほどでわが家に着いたが、妻はルナの餌を買って帰る、というのでわかれたままだ。
妻も重い荷物でてこずっているだろう。
いそいで、リックを空にして引き返す。
案の定、両手に荷物をさげた妻がはるかかなたからやってくる。
迎えに出てよかった。
リックに荷物を引き受ける。
ふたりで真っ赤な夕焼け空をみながら帰路についた。



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色々なことを思いだす年の暮 麻屋与志夫

2021-12-09 10:08:00 | ブログ
12月9日 木曜日
●昨日は開戦記念日だった。大東亜戦争。第二次世界大戦。WORLD WAR2。時代とともに呼び名もかわってきた。わたしは小学校の二年生。現在したがつて、88.6歳になる。
大東亜共栄圏をつくるための戦争だ。そう信じて生きてきた戦時下の小学生だった。だからいまでも、このような日本を作るために、わたしたちの先輩の世代の若者は死んでいったのではないと詠嘆している。

●サルコペニア。筋肉量がへってきた。掘りごたつから立ち上がるのがつらい。なかなか、たてない。膝関節症を患ってるからだ。と思いこんできたが、腕の筋肉が低下して天板のうえで突っ張る力がたりないのだ。足でなくて、腕だ。と気づいた。毎日ダンベルで鍛えた結果、楽に立ち上がれるようになった。うれしかった。

●まだ鍛えれば、成果が上がる。このとしでも、いや死ぬまで肉体は鍛錬次第で鍛えられる。
健常者と要介護の間をフレイルというが、この期間をできるだけ引き延ばして、子どもたちには迷惑をかけたくないと精進している。

●精神は、頭はまだ衰えを感じない。ありがたいことだ。まいにちカムバックをきしてパソコンで小説を書いている。書けば書くほど、下手だなぁとおもう。ということは、少しずつ書き方も変わってきている。それが進歩なのか停滞なのかはわからないが、ともかく書きつづけている。

●師走も押し迫ってきたので、こんなブログになつてしまった。色々なことを思いだす、年の暮れだ。


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冬の雨が降っています

2021-12-08 09:48:36 | ブログ
12月8日 雨
寒い。
冬の雨がたえまなく降っている。
寒々とした庭を眺めながら今夜は久しぶりで、雨中独酌といこう。
わかいときと違い、ほとんどお酒ものまなくなった。
のもうと思えばのめるのだが、健康を考慮してひかえている。
先週は義弟の節ちゃんがきてくれた。
ひさしぶりで、さしつさされつ、妻もひとっチョコお相伴。
食料を買い出しに出かける以外は、ほとんど外出しない。
家の中にとじこもりただひたすら駄文をつづっている。
一人でいることには慣れている。
物書きには理想的な生活。
性格だ。
しかし、老齢にたっしたためか、ときおり昔の友だちと会いたい。
いっしょに飲みたいなどとおもうことがある。

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