ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

ウクライナへの支援はやめるべし

2022-04-29 15:15:06 | 徒然の記

 4月26日のNHK、WEB  NEWSを見ました。

「ウクライナ 各国の支援に感謝の動画投稿も 日本は言及されず」

 「ウクライナ外務省は25日、公式ツイッターに、各国からの支援に感謝する動画を投稿しました。」「動画ではアメリカやカナダなど31の国名が紹介され、〈私たちの友情は私たちの勝利だ〉としています。」

 「紹介された国のほとんどは、NATOの加盟国で、アゼルバイジャンやエジプトなど加盟していない国もある一方で、日本は言及されていませんでした。」
 
 読んでいるうちに、不快感に襲われてきました。

 「投稿ではウクライナ軍幹部の名前で、〈このような困難な時期に、揺るぎない支援をしてくれた、われわれのパートナーに心から感謝している〉と記しています。」
 
 日本はかって東日本大震災の時、真っ先に巨額の見舞金を送ってくれた台湾に対し、ウクライナ政府と同様の扱いをしました。支援してくれた国への感謝の文書の中に、台湾の名前を入れませんでした。菅総理が説明していたと思います。
 
 「台湾は国でなく、わが国との国交もありません。」
 
 反日左翼の総理だったとはいえ日本の総理ですから、その記憶がウクライナへの怒りを抑えました。しかし続くウクライナ大使館の弁解と、松野官房長官、林外務大臣の談話を読んでいると、反日左翼の菅政権に劣らない自民党政府の不甲斐なさに、押さえていた怒りが戻りました。
 
 〈 在日ウクライナ大使館の弁解 〉
 
  「武器を提供してくれた国に対する、感謝を示すためのものだ。」
  「日本の支援や協力にはもちろん感謝している」
 
 〈 松野官房長官の記者会見談話 〉
 
  「これまでの日本の各種支援については、累次にわたってゼレンスキー大統領をはじめ、ウクライナ政府要人から謝意が表明されている。」「本件は軍事支援の文脈で謝意が示されたものと推察しているが、いずれにせよウクライナ側にその趣旨を確認中だ。」
 
  「日本としては、ロシアによる侵略を一刻も早くやめさせるため、引き続きG7=主要7か国をはじめとする国際社会と連携しながら、適切に対応していく考えだ。」

 〈 林外務大臣の記者会見談話 〉
 
  「本件については、武器支援の文脈において支援を行った国々への謝意が示されたものとの説明が、ウクライナ側からあった。」
 
  「そして、ウクライナ政府として、わが国がこれまで行ってきた人道支援や財政支援、そして防衛装備品の供与などの最大限の支援に対し、改めて謝意が表明されたところだ。」
 
 松野氏と林氏に問いたいではありませんか。ウクライナ政府の公式ツィッターのどこに、「武器支援をしてくれた国への感謝」と書いてありますか ? ウクライナを思い、ウクライナの人々のためにと、多くの国民が支援しているのを知りながら、こんな大使館の言い訳をそのまま聞き、国民に恥ずかしくないのかと、言いたくなります。
 
 3月16日にゼレンスキー大統領が、米国連邦議会でオンライン演説をした時から、なんとなくウクライナはおかしいと思っていました。先ほどゼレンスキー氏の演説の全文を探して、読みました。
 
 「ウクライナは、反日国家ではないのか ? 」
 
 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々のため、その一部を紹介します。
 
 「皆様、アメリカの人々。」「あなた方のすばらしい歴史の中に、ウクライナ人を理解するためのページがあります。」
 
 「いまの私たちを理解するため。最も必要とされるときに。パールハーバーを思い出してください。」「1941年12月7日の恐ろしい朝。あなたたちを攻撃してきた飛行機のせいで空が真っ黒になったとき。それをただ思い出してください。」
 
 彼はロシアの侵略を、日本の「真珠湾攻撃」と同じものとして米国人に訴えています。米国人が最も敏感に反応し、敵意を掻き立てる事実と知った上での演説でした。
 
 彼は卑怯な日本の騙し打ちと言いたいのでしょうが、日本の攻撃を事前に知りながら、国民に知らせなかったのはルーズベルトだったと、現在多くの日本人は、アメリカが隠していた真珠湾の事実を知っています。
 
 松野官房長官と林外相は、一月前のゼレンスキー氏の演説を知らなかったのでしょうか。知った上での、記者会見談話だとすれば、二人は国益を忘れたおめでたい政治家です。
 
 私の疑問を確信に変えたのは、ネットの世界の情報でした。ウクライナ国防省が発表している公式ツィッターです。
 
 ムッソリーニとヒトラーと昭和天皇の顔写真が並べられ、文字が書かれています。日本語に訳しますと、次のようになります。
 
 「1945年、ファシズムとナチズムは敗北した。」
 
 ゼレンスキー氏の演説と合わせますと、疑問が消えます。国民の敬愛する昭和天皇をここまで貶める国を、なんのために支援する必要があるのでしょう。これまでの支援は致し方なしとしても、今後はする必要がありません。
 
 岸田総理や松野官房長官、林外務大臣は、反日国家の動向についてアンテナを張っていないのでしょうか。そんな情報音痴で、この危機に満ちた状況の中、日本の舵取りができるのでしょうか。他人の話を聞く耳を持つ、と自認する総理へ言います。
 
 「反日国家ウクライナへの支援は、やめるべし」
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9 コメント

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へっぴり腰な岸田政権 (しゃちくん)
2022-04-29 19:37:07
腰の引けたウクライナ支援しかしてないので見返りは期待してはいけませんよね。

まぁこれも反日マスコミの嫌味な報道姿勢を表しているのでしょう。
「戦争に巻き込まれたら困るのでウクライナへの支援は現金のみにしましょう!」的な💦
返信する
それもそうですね (onecat01)
2022-04-29 20:46:57
 しゃちくん殿

 「反日マスコミの嫌味な報道姿勢」・・なにしろNHKですからね。『昭和天皇拝謁記』は、ウクライナを超える、昭和天皇を誹謗する番組でした。自分のことを棚に上げて、反日同士が喜劇を演じています。

 そういえば、湾岸戦争の時も、「支援は現金のみ」で、感謝もされませんでしたね。海部総理と小沢一郎氏がやったことでした。

 ここまでは笑い話ですが、ウクライナが昭和天皇を誹謗するのは、笑って済まされません。

 コメントをありがとうございます。
返信する
Unknown (あやか)
2022-04-30 09:17:32
今回の猫様のブログと、『しゃちくん』様のコメントを拝読しました。

猫様の、ウクライナの日本に対する態度に強い不満を抱かれたお気持ちは、痛切にわかります。
特に、昭和天皇様を、ヒトラーなどと並べるなどは、見当違いも甚だしく、激しい怒りを覚えました。

しかし、この件につきましては、駐日ウクライナ大使や、在日ウクライナ人のかたがたも、やるせない思いをしておられると思います。

◆しかし、、もうひとつの、ウクライナが支援国への感謝声明に日本が入っていないことには、やむを得ない点もあるかも知れません。
●ウクライナが今切実に求めているのは、【兵器】【武器弾薬】【軍事的技術情報】です。
ウクライナ人は、他国からの憐憫・同情を求めているのではなく、【戦友】になってほしいと願っているのです。
日本はウクライナに兵器を供与していますか??
単なる、あたりさわりのない人道的支援では、不十分でしょう。
そういう点を見ますと、ウクライナの軍人からの感謝は望めないと思います。

◇◇◆今回の事に限らず、
日本が経済大国として、多くの国々に援助をしているにもかかわらず、
諸外国から内心では軽侮の目で見られているのは、
いざとなっても、日本が軍事行動が出来ず、同盟国が戦争になっても戦場に出陣出来ないことが、
わかりきっているからです。
◆日本は、友好国の『戦友』にもなれない、、、、、私は、情けなくって仕方がありません!

今回のことで、おそらく多くの国民は、今の憲法9条体制の欠陥に気がついたと思います。
今の状況では、日本は戦うことができません。、同盟国への支援戦闘はもちろんの事、自国を守る自衛戦争もできません。
もう、私は、憲法9条は、亡国の悪法というしかないと思いますね。❗❗

◎◎◎本論にもどりますが、
猫様が、ウクライナの昭和天皇様への不敬行為に立腹され、『ウクライナの支援はやめるべし』とおっしゃる御気持ちはわかりますが、、
、、、
ただし、今の我が国の立場としては、西ヨ-ロッパ諸国や米国と歩調を合わせる必要が有りますので、やはり、ウクライナへの支援は
継続するしかないと思います。

★私も本当の本心を言いますと、いろいろ葛藤やジレンマを感じています。
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憲法改正の必要性 (onecat01)
2022-04-30 13:34:13
 あやかさん。

 難しいコメントをいただきました。ウクライナ政府と、ウクライナ国民は別だと言う考えに立たなければ、貴方のご意見に賛成できない私です。

 政府は日本を蔑視していても、国民は日本を蔑視していないと、そんなふうに考えれば、良いのかも知れません。

 反日左翼の中国、韓国・北朝鮮の中にも、日本に好意を寄せる国民がいますから、そんなふうに考えれば、支援を続ける必要があるのかも知れません。

 しかし肝心の政府がパールハーバーを持ち出し、昭和天皇の写真をわざわざツイッターに載せた行為は、敵対国のすることです。ドイツとイタリアの国民は、どんな気持ちでウクライナ政府の対応を見ているのでしょうね。

 「日本を戦争に巻き込むな」「平和憲法を守れ」と、国内の反日左翼は、ウクライナも台湾問題も、対岸の火事です。中国が侵略してきても、自分たちは無傷でおれると、そんな気でいるのでしょう。

 自衛隊が軍として再建されても、他国の紛争に関わることに賛成していませんので、貴方と少し意見が異なります。

 「諸外国から内心では軽侮の目で見られているのは、いざとなっても、日本が軍事行動が出来ず、同盟国が戦争になっても戦場に出陣出来ないことが、
わかりきっているからです。」
「日本は、友好国の『戦友』にもなれない」

 ご意見の意味を理解した上で申し上げますと、軍を持っていても、他国の戦友になれない場合が多々あるのではないでしょうか。

 自分の国を守らない日本を、有事の際に米国が支援するのかと、そちらの方を考えます。自衛隊が先頭にたち敵と戦い、国民が共に血を流さなければ、日本国内に基地があっても、アメリカは参戦しないと思います。

 「憲法改正」の必要性を痛感するのは、このためです。自衛隊を戦える軍として再建し、国民の先頭に立つ軍にしなければ、日本が守れません。

 同じウクライナの侵略を見ていても、貴方と私の意見が少し違っていますので、申し訳ないと思いますが、ご理解ください。

 あるいは、同じことを別の言い方をしているだけであるような気も致します。自民党の本気度と、反日野党の愚かさを、お互いに注視致しましょう。国会の動きを、毎日観察しております。

 真摯なコメントに、感謝いたします。
返信する
拙者の考えはー (HAKASE(jnkt32))
2022-04-30 23:28:25
今晩は。今回の貴記事は、大変微妙な所に触れられて
いましたので 一時は投稿を控えようと思いました。

ただ あやかさんやしゃちくんさんが、かなりの所を
代弁して下さった形ですので、拙者の考えを少し記さ
せて頂こうと思います。

ゼレンスキー宇大統領の、米連邦議会にての真珠湾の
件と、昭和天皇への不敬ともなりかねない取り上げ
は、拙者も不興を感じました。

ただ、陛下に関する取り上げは削除されたやに聞い
ておりますし、真珠湾の件も 真意の誠実な説明が
行われれば ギリギリで了かという所です。

各国の援助答礼に我国が漏れていた件は、これも又
あやかさんがご説明下さった通りで、元々宇国防省
の SNSが元の 武器等援助に対する答礼で、そう
であれば我国が漏れたのは順当かとも思う所です。

それよりもやはり、ご存知のロシアの悪辣が厳しく
指弾されるべきと心得ます。決してウクライナ側に
一方的に与するのが良策とは思いませんが、露側の
罪業をより強く指弾する為には、一定はやむを得な
いかとの気もしはする所です。もし、貴見解と異な
るものでしたらお許し下さる様。日頃のご声援には
、改めて感謝致す次第です。
返信する
ウクライナ (sake)
2022-05-01 08:51:40
ねこ庭さん、こんにちは。
他の方と意見が違うのでためらいましたが、改めてねこ庭さんにはお伝えしたいと思い、書いてみることにしました。
私の考える方向性について、ご意見をうかがいたいと思います。

私はウクライナ大統領は戦争を広げているように見えて仕方ないのです。田中宇さんの言論にもあるようにそのバックには戦争を起こしたい存在があると思っています。
https://tanakanews.com/220429baud.htm

日本は本来は中立を貫くべきだったと思っています。そもそもロシアとウクライナの問題は8年前からあって、今始まったものではないという話もあります。(馬渕睦夫さん)

最初に攻撃が悪いという話ですが、極論ではありますが先に攻撃をしないということは、自国の領土は戦場になると言うことではないでしょうか。(ウクライナのように)
だから日本も先手を打って真珠湾を攻撃したのではないでしょうか。攻撃を自国に招いてからでは遅いのです。
それでもロシア側は人道回廊を設置したり、民間人への攻撃は極力さけるという姿勢はあるように思うのです。(ロシア側の発表ではそうなっています。)

まずはウクライナとロシアの何が原因でどういう歴史があったのかを検証することから始めるべきなのに、国民感情を煽ってウクライナに肩入れする・・・80年前の戦争の時もこうだったのかな?と思ったりします。
(当時も朝日新聞が国民感情を煽ったという話がありました。)

ウクライナの大統領の行動は私から見ると戦争を広げているように見えてしまうのです。当初から停戦合意もする気があるようには見えませんでした。それどころか世界各地で演説して回って戦争を世界大戦にまで広げているようにすら見えます。

日本人はお人よしなのかマスコミの誘導に弱いのか、その通りにしていますが、お隣の韓国ですらウクライナ大統領を応援した議員は半分以下だとどこかで読みました。(間違っていたらすみません。)
インドはむしろロシアに近づいています。アラブ諸国も欧米よりはロシアに向いています。

外交官追放も、あのイギリスやスイスですらやっていないと読みました。スイスはドイツからの武器を中継して送るのも断っているとか?
どうして日本は率先してウクライナに色々なものを送るのか・・・その結果ロシアから「アジアで一番の敵国は日本」と名指しで非難される結果になっています。
日本のやっていることは、空回りしているようにしか見えません。

「正しければ周りが応戦してくれる」という世界ではないと思うんです。世界各国は周りの状況を見て、自国がどう生き残るかを考えるものではないでしょうか。
日本は違いますよね?正しければ勝つと思い込んでいる。それも80年前と一緒です。

ロシアからは敵国認定され、中国はロシアと手を組む可能性もあります。万が一の場合、アメリカはどこまで助けてくれるのか?ロシアと中国を相手に戦うつもりはないかもしれませんね。

なのに国民の大半はロシアが悪い、ロシアを懲らしめるべきという意見ばかり・・・・今の状況はむしろロシアの方が優位なのに・・・これからのことをどう考えているのでしょう?
これから欧米の政治家が日本にあいついで訪問するのも摩訶不思議で、もしかしたらロシアのターゲットを東ヨーロッパから東アジアへ向けさせたい狙いなのでは?(←それは私個人の妄想です。)

私は改憲自体には賛成でしたが、今回の自民党案では反対するつもりです。
自衛隊の格上げだけなら賛成でしたが、自民党案は他にいろいろ疑問点が多いからです。私の勉強不足かもしれませんが攻撃せず自国の防衛するだけなら今の憲法でも可能なのでは?と考えているからです。

馬渕睦夫さんのひとりがたりは、ずっと聞いていて、馬渕さんがロシアのスパイとまで言われることに心を痛めています。
たしかにプーチン・トランプが正義の味方とまで言うのはファンタジーかもしれませんが、ウクライナ情勢やロシアの歴史など、間違いだとは思えないのです。及川さんや張陽さんも同じ意見ですから。
返信する
「お人よし」日本 (成田あいる)
2022-05-01 10:19:28
ウクライナから逃れてきた人たちに対して、各地の自治体は家族への一時金や県・市営住宅の無償提供などと手を差し伸べています。
さらに政府は、「生活支援の一時金」として1人当たり16万円支給も決めています。
千葉県でも熊谷知事が、彼らに対する一時金も検討しているようです。
普通に暮らしている国民でも受けないような、至れり尽くせりの手厚い支援です。

そこまで一丸となって支援していながら、浴びた言葉は「武器を提供してくれた国に対する、感謝を示すためのものだ。」です。
その次に「支援や協力にはもちろん感謝している」と表明しているところを見ると、感謝は二の次か、アリバイ程度にしか思えません。
そう言えば、ウクライナに対する「折り鶴」についても、↓のような声と言うか動きも出ています。

https://tonoculture.com/ukraine-origami/

「ウクライナ支援」一色だった雰囲気から、徐々に変わりつつあるとともに、おかしいと思う人たちも徐々に出てきたのではないかと思います。

折しも岸田総理が、韓国の代表団と官邸で面会したことが報じられた折です。
その一方で韓国は竹島を測量し、文大統領も韓国メディアで「日本は安倍政権で右傾化し、日韓関係は悪化した」と発言しました。
ヤフコメでも「これがどういうことを意味するのか、わかってんのか」とか、「不用意な面会」「大きな失点だ」「岸田はセンス無い」と言う声が目立ちます。
別物ではありますが、日本の一連の支援とウクライナの反応も、何だか今回の岸田氏の会談、そして韓国側のアクションと相通じるものを感じてなりません。

一昨年も国・自治体問わず、防護服やマスク、その他衛生用品を中国に大量に送付しました。
が、それでも感謝の言葉は見られなかったように思います。
日本はどの国にも見下されているし、日本についても何か構造的かつ根本的な体質も染みついていると思います。
平たく言えば「お人よし」なのでしょう。
特に韓国は「右傾化した安倍政権」と、「ここまで貶める国」なのであり、そういう国の代表団と岸田氏は面会してしまったのです。
彼らの本質がわかったら、ここまで相手にする必要はないと思います。
返信する
ウクライナ支援について (onecat01)
2022-05-01 21:00:15
 HAKASEさん、SAKEさん、成田あいるさん。

 私が思案している間に、3名の方のコメントが入りました。お一人ずつにご返事するより、自分の意見をキチンと述べる方が、正しく伝わると考えました。失礼とは思いながら、一つのご返事をさせてください。

 結論を先に述べ、理由を後で説明いたします。

 〈 結論 〉

 1. 日本としては、ウクライナへの支援を積極的にすべきではない。

 2. アメリカとの同盟関係があるので、同盟国として、最小限の支援を続けることは致し方なし。

  〈 理由 〉

 1. _ロシア侵略の原因を作ったのは、アルゼルスキー大統領であること。

 2. 氏は元々親EU、親NATOであり、大衆迎合政治家であること。

 3. 氏が大統領になること自体が、ロシアとの軋轢の要因だった。

 4. ロシア系ユダヤ人であるゼレンスキー氏は、ユダヤ人を迫害するロシアに好感を持っていなかったこと。

 5. 「ミンスク合意」を白紙に戻すと、ロシアを挑発する言葉を常々述べていた氏が、大統領になった時点で、今回の紛争は予見されていた。

 「パールハーバー発言」「昭和天皇の写真」の二つは、ヤルゼルスキー氏の大衆迎合主義から発信されているので、日本のマスコミが無条件に氏を持ち上げる姿勢に疑問符をつけます。

 プーチン氏の無差別攻撃と一般市民の殺害を許しませんが、ロシアのウクライナ侵略が、プーチン氏だけの責任とする米国、EUの主張に賛成しません。

 ウクライナ惨状の責任は、米国、EUにもあり、片方だけを非難攻撃するのは間違っています。まして米国、EUに利用される形でヒーローとなっているゼレンスキー氏には、信頼すべきものがありません。

 次に来る台湾有事と、尖閣侵略の危機を考えますと、日本は同盟国である米国に協力するしか、選択肢がありません。

 核使用をチラつかせられると、アメリカもNATOも、ウクライナへの積極的支援をやめました。ならば台湾有事で、中国が同様の脅しをすれば、米国は日本を支援しません。

 したがって私は、日本防衛のための「憲法改正」を主張します。ウクライナ支援のための軍の再建でなく、日本防衛のための軍の再建です。

 私の意見は、sakeさんと成田あいるさんに少し近く、あやかさんとHAKASEとは違っています。

 大事なことは、「ねこ庭」にコメントを寄せられた方々が、日本を思う人たちだという点にあります。これで結論が出るとは、誰も思っていません。

 違う意見があっても、批判攻撃せず、互いの意見を自分の中で検討する・・おそらく私たちはそうするはずです。

 ウクライナ問題は、戦後日本の見直しにつながる重い課題です。もし私に言えることがあるとするなら、あやかさんとHAKASEさんのご意見は、日本人同士だけで通じるもので、弱肉強食の国際社会では通じないのではないかということです。

 日本人特有の「情(なさけ)」「思いやり」は、弱肉強食の世界では、死を意味します。お二人のご意見は、平和な日本で、日本人同士に通じる「優しい気持ち」ではないかと考えます。

 私たちのコメントは、おそらくゼレンスキー氏には通じないのではないでしょうか。

 ゼレンスキー氏は、ネット世代の申し子です。ネットをフル活用し、世界の議会で意思表明し、ネットで世界に訴えています。日本の総理が、というより、他国の大統領や首相が、危機の最中に果たしてそのようなことをするでしょうか。

 ヤルゼルスキー氏に対する疑問が、私には消せません。氏は日本人の世界とは違った、別の世界の人間です。

 ご不満があると思いますが、これが私の意見です。
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誤り訂正 (onecat01)
2023-08-04 20:15:10
 今頃になって訂正するのは、恥ずかしいことですが。読み返さずに発信ししまったようです。

 コメント中の「ヤルゼルスキー氏」は、全て「ゼレンスキー氏」の間違いです。

 コメントを読まれた方は、???? だったはずです。深くお詫びいたします。
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