ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

学びの「ねこ庭」からの提案 - 3 ( 東京裁判の舞台裏 )

2024-01-31 21:09:49 | 徒然の記

〈  2. 学びの庭である「ねこ庭」では、先の大戦をどのように考えているのか。 〉

 先の大戦には、ご存知の通り色々な呼び方があります。第二次世界大戦、太平洋戦争、大東亜戦争などですが、ネットで調べると次のように説明しています。

  ・太平洋戦争は、昭和16 ( 1941 ) 年から昭和20 ( 1945 ) 年まで行われた戦争で、第二次世界大戦の一局面である。大東亜戦争とも呼ばれる。

  ・日本、ドイツ、イタリアの枢軸国 ( ファシズム国 ) と、アメリカ、イギリス、中国などの連合国の間で行われた戦争である。

  ・日中戦争 ( 支那事変 ) が続いているので、その継続戦争という面もある。

  ・昭和20 ( 1945 ) 年8月15日日本は連合国に降伏し、9月2日降伏文書に署名して戦争が終結した。

  ・これ以降もソ連軍による日本侵攻など、戦争状態は一部で継続した。

  ・その後連合国軍最高司令官総司令部 ( GHQ ) により占領され、戦後民主主義へ移行、連合国による日本占領は7年に渡り続いた。

 これが一般的に知られている説明ですが、反日左翼系の解説では違った書き方がしてあります。これを読むと、軍事独裁国家の日本がアジア諸国を侵略したことになります。

  ・昭和16 ( 1941 ) 年12月8日真珠湾攻撃、日本のアメリカ、イギリスへの宣戦布告で始まり、1945年9月2日の日本の降伏文書調印によって終わった戦争。

  ・日本の指導者層は大東亜戦争と呼称した。

  ・昭和6 ( 1931 ) 年の満州事変に始まる日中15年戦争の発展であり、日中戦争を重要な一部として含む。

  ・世界的には第二次世界大戦の一部であり、その重要な構成要素であった。

  ・第二次世界大戦は、ファシズム諸国を中心とする枢軸陣営と反ファシズム連合国との間で戦われたが、日本は日独伊三国同盟によってドイツ、イタリアと結び付いていたので、枢軸陣営に属した。

  ・三国同盟は一面では植民地分割協定であり、その面からいえば、戦争は世界再分割のための帝国主義戦争であった。

  ・日本の軍事行動は、中国を中心に東アジアから東南アジア、太平洋地域一帯に対して行われた。

  ・日本の占領地域の民衆が、抗日のための民族的な統一戦線を結成し、武装抵抗を行ったのもこの戦争の大きな特徴である。

  ・そのため太平洋戦争は、アジア諸民族の側からは帝国主義の植民地体制を打破する重要な契機となった。戦争末期にはソ連も参戦し、その結果、戦後の東北アジアでソ連の影響力が強化されるに至った。

 説明をそのまま読みますと、アジア諸国の人々が日本の植民地侵略に武装抵抗したという意味になります。ところが戦争末期に参戦したソ連は、戦わずして二つの国の領土を侵略しました。

  1.  日本の領土だった北方四島

   ・択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4つの島で、未だに返しません。   

  2. 朝鮮半島の北半分に傀儡政権を立てた

   ・ソ連軍ハバロフスク極東司令部の管轄下に八八特別狙撃旅団があった。

   ・別名、ハバロフスクパルチザン部隊と呼ばれていた。

   ・部隊にいた金日成大尉を、将軍として送り込んで傀儡政府を作り、現在に至る。

 わざわざ2つの侵略行為に言及するのは、反日左翼系の説明の矛盾を、息子たちと「ねこ庭」を訪れる方々に知ってもらいたいからです。第二次世界大戦は植民地分割を狙う「ファシズム国」と、「反ファシズム国」が戦う正義の戦争のような説明をしながら、「反ファッシズム国」のソ連が、どさくさ紛れに戦争もせず、日本と朝鮮の領土を奪った矛盾点を紹介しました。

 そのソ連が、東京裁判 ( 極東軍事裁判 ) の裁判官としてイワン・M・ザリヤノフ少将を派遣し、日本の侵略を裁いたというのですから、戦勝国がどれほど非常識な裁判をしていたかがうかがえます。裁判官、検察官、弁護人の人選にはマッカーサー元帥の承認が不可欠で、裁判の進め方や証拠資料の承認にまで関与していたと聞きますから、元帥の権力は絶大でした。

 「日本は間違った戦争をした。」「日本軍は残虐な侵略行為をした。」「日本が一番悪い国だ。」

 元帥が意向を匂わせるだけで、全ての人間が従い、反対できる者はいませんでした。事実が明らかになった現在でも、反日左翼勢力は東京裁判を正しいと主張し、自分の国のご先祖と歴史を誹謗中傷しています。保守政党と言われている自由民主党の議員までが、自虐史観の間違いを口にチャックしていますから、やむ無く「ねこ庭」で取り上げています。

 日本を大切に思うマスコミなら、「パーティー券問題」や「派閥解消問題」もさることながら、日本の歴史を取り戻す意思もなく、命を捧げた御先祖への感謝も忘れた政治家を責める方が優先するのではないのでしょうか。

 「裏金問題で党への信頼を失ったことを重く受け止め、派閥を解消したい。」

 「政権浮揚のためには、裏金問題の解決が優先する。」

 岸田首相の言葉ですが、大事なのは政権の維持ではありません。岸田政権を潰してでも優先すべきは、「憲法改正」と「皇位継承問題」の解決です。長期政権だった安倍氏が、やっと取り組もうとした矢先に命を奪われたのを見て、岸田首相は危険を感じたのでしょうか。

 横道での話が詳しくなり、メインテーマの説明が遅れています。次回は「ねこ庭」の考えを紹介させていただきます。

 〈  2. 学びの庭である「ねこ庭」では、先の大戦をどのように考えているのか。 〉

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学びの「ねこ庭」からの提案 - 2 ( アメリカをどう考えるか )

2024-01-31 00:00:27 | 徒然の記

 ブログのテーマは「アメリカからの独立」で、何を根拠に主張するのかを説明することがサブテーマです。

 しかしこのテーマを述べる前に、2つのことを明確にしておく必要があります。

   1.  学びの庭である「ねこ庭」では、アメリカという国をどのように考えているのか。

      2. 学びの庭である「ねこ庭」では、先の大戦をどのように考えているのか。

 

 〈  1.  学びの庭である「ねこ庭」では、アメリカという国をどのように考えているのか。 〉

  GHQ ( 連合国軍最高司令官総司令部 ) という名前がついていても、日本を実際に軍事占領したのはアメリカ軍であり、アメリカでした。統治期間だけを言えば6年7ヶ月ですが、現在も統治状態だと自覚すれば79年間になります。

 隣国の韓国・北朝鮮は、明治43年の日韓併合から、日本が敗戦となるまでの35年間を「日帝支配の35年間」と言い、憎悪の対象にしています。しかし「ねこ庭」では、日本を長く支配していると言って、アメリカを憎悪していません。

 功罪半ばする占領統治であったとも考え、否定一方ではありません。功罪の事実を知っていながら政治家や学者たちは、国民の多くが「米国統治」を無自覚のまま看過している現状に危機意識を抱いていません。「愛国心」と「自国の防衛心」を失った国は、内部から崩壊します。日本がその過程にあることを、学びの庭の「ねこ庭」で知りましたので、せめて愛する息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々と共に検討を深めたいと、考えています。

 今も続く「米国の統治」は米国の政策ですが、責任はむしろ敗戦後の日本にあると考えざるを得ません。GHQが強力な「トロイの木馬」を残したからと言って、79年経ってもそのままというのはおかしな話です。

 「世界に遅れるな。」「このままではダメだ。」「バスに乗り遅れるな。」と、反日マスコミが報道し、世界の国々との比較で日本を貶します。いわば79年間、国民は「トロイの木馬」の反日マスコミ ( NHK、朝日新聞社、共同通信社等 ) の情報操作に乗せられてきました。しかしそろそろ、こういう反日勢力と手を切らなければ、私たちの国が消えてしまいます。

 「世界に遅れるな。」「このままではダメだ。」「バスに乗り遅れるな。」と言うのなら、それは男女平等とか、LGBTとか、平和憲法を守れなどというスローガンの話ではありません。警鐘を鳴らすべきは、世界の常識や標準との比較です。

  ・世界の国々の国民は、自分の国を誇りにし愛国心を持っている。

  ・世界の国々の国民は、自分の国を守るには軍が不可欠と考えている。

 この二つは国が存続するための基本精神なのに、敗戦後の日本から消えそうになっています。マスコミに愛国心がカケラでもあるのなら、戦後79年間世界の常識と標準から外れた日本に警鐘を鳴らすのが普通です。それをせず、日本を崩壊に導く報道に埋没していたマスコミに、国民から決別宣言をすべきでしょう。反日マスコミを野放しにしてきた日本の指導者たちには、もっと強い怒りをぶつけるべきです。

 愛国心と自国の防衛軍を持つことには、右も左もなく、与党も野党もありません。世界の常識を国民に伝えない政治家を、日本のリーダーと考えて良いのでしょうか。日本の現在は間違っている、日本は世界の標準から外れおかしな国になりつつあると、真摯に語った政治家が何人いたでしょうか。

 アメリカには昔も今も日本に対して、二つの勢力がいます。

  1.  日本を危険視し、警戒し、蔑視する勢力

  2.  日本を活用し、日本と共存しようとする勢力

 敗戦後の日本を統治した時は 1.の勢力が優勢でしたから、「トロイの木馬」を残しましたが、今後は 2. の勢力と協力し、ウィン・ウィンの外交政策に切り替えれば良いのです。簡単な政策変更ではありませんが、「憲法改正」をすれば、そんな外交のできる国になれます。

 戦争をするために軍がある。軍がなければ、戦争にならない。軍は戦争を招き入れる。

 共産党を筆頭に反日左翼系の勢力は、政治家も学者も教育家もマスコミも、戦後79年間世界の非常識を国民に語り続けましたが、学びの「ねこ庭」から見た軍は別の姿をしていました。

 戦争を抑止するために軍がある。士気の高い強い軍があれば、戦争を仕掛けてくる国はない。愛国心の高い軍は、戦争を防止する。

 確かに軍事力は、諸刃の刃の面があります。それでも世界の常識という観点から見た場合、片方だけを絶対として主張する現在の日本は間違っているのではないでしょうか。

 戦勝国が負けた国に対し、過酷な政策を取るのは、これもまた世界の常識です。腹立たしいことですが、復讐劇だった「東京裁判」、日本人を萎縮させた亡国の「日本国憲法」、皇室の崩壊を狙った「皇室典範」の改訂などを、しつこく恨む気はありません。日本の指導者たちに、愛国心と武士 ( もののふ ) の魂があれば、むざむざと79年間も「トロイの木馬」を放置しているはずがありません。

 長い説明になりましたが、以上が〈 1.  学びの庭である「ねこ庭」では、アメリカという国をどのように考えているのか。〉についての結論です。

 79年も経ってアメリカに文句を言うより、日本の指導者たちと私たち国民の不甲斐なさを恥じるべきではないのか。韓国や北朝鮮のように、日本統治の35年間を恨みだけで語る国になってはなりません。負けた自分にも原因があったことを検討せず、外にばかり責任を求めるのでは「千年経っても恨みが消えない」国になるだけです。

 日本人の多くは苦々しく思うべきアメリカの統治について、恨んだり批判したりせず、逆に感謝し喜んでいるのですから、韓国もおかしな国ですが、負けず日本もおかしな国です。両国とも、国のリーダーが腑抜けになると、国民も腑抜けになると言う良い見本です。

 次回は〈 2. 学びの庭である「ねこ庭」では、先の大戦をどのように考えているのか。〉について、述べます。

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学びの「ねこ庭」からの提案

2024-01-29 19:44:56 | 徒然の記

 内憂外患の状況にあるのは、日本だけではありません。民主党と共和党の対立で国論が二分されているアメリカ、アフガニスタン侵攻で国内が揺れているロシア、明日にも倒れると言われながら強気な姿勢の中国、与野党が罵り合っている韓国など穏やかな国は探してもありません。

 「今年は世界の選挙イヤー」と言われ、激動の時代らしく重要な選挙が重なっています。亡国の「LGBT法」を強行した岸田首相が、果たして自由民主党の総裁に再選されるのか。自由民主党の総裁選挙は9月17日告示、29日の投開票で判明します。来年の10月で衆議院議員が任期満了となるので、その前にシレット宰相の岸田氏が起死回生の解散を強行するのか。

 日本にとってはこれが重要な選挙ですが、世界の大きな選挙は次のようになっています。

 ・  1月13日・・台湾総統選挙は、民進党の頼清徳氏が勝利

 ・  2月・・・インドネシア大統領選挙 14日投開票予定

 ・  3月・・・ロシア大統領選挙 プーチン氏が再選されれば任期は2030年までとなる

 ・ 4月・・・韓国総選挙 ユン・ソンニョル大統領の少数与党が敗北すれば、大統領は残る3年の任期中主導権を握れなくなる可能性大

 ・  4 ~ 5月・・グローバル・サウスの代表格、インドの総選挙

     有権者が9億人を超える世界最大規模の選挙となり、3期目を目指すモディ首相率いる政権与党と、野党連合の間で激しい選挙戦になる見通し

 ・  6月・・・メキシコ大統領選挙

 ・  6月・・・EU ( ヨーロッパ連合 ) の議会選挙

 ・ 11月・・・アメリカ大統領選挙 81才のバイデン氏にトランプ氏が起訴されながら挑んでいる 米国を二分する憎しみの対立選挙

 いずれの選挙も、日本の内政・外交に大きな影響を及ぼしますので、「トロイの木馬」の仲間であるマスコミが、国民を惑わす報道をするのだと思います。恐らく彼らはいつも通り肝心なことを伝えず、瑣末なゴシップに重点を置き、政争記事を溢れさせるはずです。

 弱小野党はもちろんのこと、政府自由民主党の議員にも失望している私は、しばらく政争を離れ、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々とともに、日本の本質論を勉強しようと考えています。

 「日本を取り戻す」と言った安倍元総理が暗殺されて以来、これを言う政治家がいなくなりました。日本を取り戻すと言うことの意味は、2つです。

    1. 自分の国を自分で守る国になるための、軍の再建・・「憲法改正」

         2. 国の中心である皇室を守るための、皇位継承問題の解決・・「11宮家の皇籍復帰」

 岸田首相もこの二つに触れた途端、演説会会場で正体不明の若者に爆発物を投げられました。安倍元総理を暗殺した若者も岸田総理に爆発物を投げた若者も、警察が逮捕しているにも関わらず、マスコミは何も報じません。

 政治家たちの常識からすれば、はした金の「パーティー券問題」を、昨年以来今もなおマスコミは「裏金問題」と呼んで騒いでいます。数に驕った自由民主党が、国民の負託を忘れていい加減なことをしたのですから、大いに糾弾すれば良いと思います。

 しかし総理の暗殺事件、岸田首相の暗殺未遂事件は、「パーティー券問題」以上に大問題ではないのでしょうか。権力に挑み、隠された秘密を暴くのがマスコミの使命と言うのなら、事件について語らない警察権力になぜ黙っているのでしょう。「本当に強いものには服従する」・・・これがマスコミの実態です。彼らは戦前も戦後も、本当に強いものには逆らっていません。

 私は昨日まで、敗戦後の日本を統治したGHQが日本を「二度と立ち上がれない」ようにするため、「トロイの木馬」を4つ日本に残したと考えていました。その後の勉強で彼らは、更に別の「トロイの木馬」を残していたことを教えられました。

 「皇室経済法」と「財政法」と「在日米軍基地」の3つを追加しなくてはならないと知りました。GHQは「日本国憲法」と「皇室典範」を改正しただけと思っていましたが、そうではありませんでした。

 皇室典範の改正で11宮家を皇籍離脱させ、今日の皇位継承問題の不安定化、ひいては皇室の崩壊を狙ったのみならず、財政面からも皇室の解体を実行していました。それが「皇室経済法」でした。

 現在私たちは、日本の経済成長を30年間も停滞させ、若者たちが結婚できない低賃金社会を作った元凶が財務省だと思わされています。「財政均衡」「プライマリーバランス」「緊縮財政」と財務省が言い、「赤字国債の発行は子々孫々への借金」だと彼らが説明すると、自由民主党を含めほとんどの政治家が鵜呑みにします。根拠になっているのが「財政法」で、敗戦直後の内閣で作られています。

 「トロイの木馬」の仲間である反日マスコミと反日学者が、テレビや新聞で「財政均衡が正しい」と合唱すれば、多くの国民は当然騙されます。しかし政治家も財務省も、マスコミも反日左翼学者たちも、それがみな嘘だと知っているのに、国民に説明しません。

 なぜそうなるのか、答えは簡単です。

 「すべてが、敗戦後の日本を統治したGHQが残したものだからだ。」

 つまり日本は、まだ「敗戦時の米国支配」から脱していないと言うことです。逆らえば東京裁判で絞首刑にされた時は、とっくの昔に過ぎているのに、国のリーダーである政治家が保身のため、国民に事実を伝えないから、反日マスコミも学者も右へ倣えします。この点に関しては、政治家と名のつく人間は与野党を問わず同罪です。巧妙だったマッカーサーは、日本を直接統治せず、日本政府を通じて日本崩壊の法律を作り、実行させ、国民の不満や怒りがGHQに向かわないようにしました。

 だからどんな悪法も、形の上では日本人が立案し、可決施行しています。しかも天皇陛下の裁可を得た上での公布となれば、GHQが居なくなった後でも簡単に変更できません。「義理と人情」に弱く、「根が善人」の日本人は、自分たちの祖先や諸先輩の非を公にすることを自ら禁じてきました。その結果が、今の日本です。従って、私たちが最優先で取り組まねばならない課題は、「アメリカからの独立」だったのです

  前置きが長くなり、「学びの庭の「ねこ庭」からの提案」を述べるスペースがなくなりました。何時ものことながら、何卒ご容赦頂き、次回のお越しをお願いする次第です。

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ネット中傷迅速削除へ法案-2 ( やはり、トロイの木馬 )

2024-01-27 15:46:10 | 徒然の記

   「ネット中傷迅速削除法案

 昨日は4行で中断しましたので、今日は記事の全文を紹介します。

  ・X ( 旧ツイッター ) やインスタグラムなどを運営する巨大IT企業を念頭に、削除要請に応じたかどうかや、その理由を、一定期間内に申請者に通知することを義務付ける。

  ・政府が今月召集の通常国会に法案を提出する。

  ・削除の基準を示す指針の策定と公表や、削除申請の窓口を利用者に分かりやすい形で示すことも求めるプロバイダー責任制限法を改正する。 

  ・同法は2022年にも改正法が施行され、投稿者への損害賠償請求に必要な情報開示手続きが簡素化された。

  ・ただ訴訟の時の費用の壁は以前高く、迅速な削除を求める声が多かった。

 悪質ユーチューバーを取り締まる法律でなく、巨大IT企業を制限する法律なので、「プロバイダー責任法」です。プロバイダーが悪質動画や情報を遮断すれば、被害の拡大が防げます。二匹目の土壌は小さかったらしく、期待と違う法律でがっかりですが無いよりはマシです。

  共同通信社は同法の改正に乗り気で無いのか、記事の説明が不親切です。「反日共同通信社」の呼び方を改めるのは、やはり時期尚早でした。NHK NEWS WEBでは、もう少し丁寧に報道しています。

  ・SNSや掲示板など、ネット上でのひぼう中傷の書き込みをめぐっては、被害を受けた人が削除を求める際、SNSなどの事業者側への手続きがわかりにくいなどの指摘があがっています。

  ・こうした中、松本総務大臣は16日の閣議のあとの会見で、「インターネット上における、ひぼう中傷などの違法、有害情報の流通は大変深刻な状況だ。総務省として、法改正も視野に必要な対応を進めたい」と述べ、事業者に対応の強化を求める法律の改正案を、1月26日に召集されることしの通常国会に提出する方向で調整を進める考えを示しました。

  ・事業者に求める対応をめぐっては総務省の有識者会議で、事業者に対して、
▽書き込みを削除する判断基準や手続きの指針を、あらかじめ公表することや
▽被害を受けた人から削除の要請があった場合、削除するかしないかを決め、その理由の説明も含めて1週間程度で対応すること、などを求める案が取りまとめられていて、この案をもとに、総務省は法律の改正案について検討を進めることにしています。

 同じ「トロイの木馬」の仲間NHKがどのような報道をしているのか、比較してみるのも無駄になりません。以下は、共同通信社の記事をコメント無しで紹介します。

  ・ネットでの中傷は、自殺につながる場合もある深刻な問題だ。総務省が運営を委託する「違法有害情報相談センター」には、22年度に5745件もの相談があった。

  ・相談を受けたサービスは、Xやユーチューブなどが多くを占める。

  ・運営企業側も担当者や人工知能 ( AI ) による監視、削除などに取り組んでいるが、中傷投稿は止まらず苦慮している。規定に違反するとして23年7~9月に削除した国内の動画は、10万件以上に上る。

  ・動画制作者の指定した単語を「NGワード」としてコメント欄に表示しないようにしたり、製作者が視聴者に望む対話の在り方を掲載したりできるようにする機能もある。

 プロバイダーも頑張っていると共同通信社は言いたいのでしょうが、頑張っていないから、悪質動画の洪水が発生しているのです。皇室も含め、日本国民の多くが傷ついているとこには関心がないようです。

  ・ユーチューブ日本代表の中條亮子氏は、「動画の削除はスピーディーに簡単にできると思われるが、実際は本当に複雑だ。」と実情を明かす。

 誰も簡単にできると考えていないから、法律が作られ、改正され、さらに改正されようとしているのです。同社は巨大企業の代弁をするより、弱い国民の立場に立って記事を書くべきでしょう。

  ・公平性の確保や、表現の自由を萎縮させるリスクも考慮した上での判断を迫られているという。

 これが記事の締めくくりの文章です。何ということはありません、「トロイの木馬」が仲間を庇っている記事で、日本を守る気概はどこにもありません。通常国会が昨日召集されましたが、大手マスコミが伝える言葉は下記の通り大同小異、悪意の動画には触れません。

 「通常国会 、来週から政治資金めぐる事件受け 与野党論戦へ」

 NHK NEWS、  読売新聞オンライン、朝日新聞デジタル、TBS NEWS D.G、 Yahooニュース各社は、相変わらず「政治資金」で国会を紛糾させようとしています。

 「ねこ庭」を訪れる方々と喜びを分かち合う予定でしたが、自由民主党と他の政党が政争に明け暮れ、大事な課題を先送りしないよう「危機意識」を分かち合い、監視しなければなりません。柳の下の泥鰌がいなくなり、不毛な通常国会とならないよう見守ることになりました。

 政治家もマスコミも安心できない、いつもの日本に戻ったようです。上手い話はないもので、今年も国民が頑張る年になりました。晴天が続き地面がカラカラなので、今から「ねこ庭」の水撒きをします。

  木や花が生き返る姿を見ると、気分転換になります。

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ネット中傷迅速削除へ法案 ( 自由民主党議員への敬意 )

2024-01-26 22:54:30 | 徒然の記

 1月14日日曜日の千葉日報に、びっくりする記事が掲載されました。

 昨年末から今年にかけて、13回のシリーズで「何時もと違う、新年でした 」、続いて12回シリーズで「なぜ取り締まれない悪意の動画 」を取り上げたのは、ネットに溢れる誹謗中傷動画への憤りからでした。

 一つの問題に取り組むと、不器用な私は新聞を読む日常を無くしてしまいます。机の横に積んである新聞が12月28日以来山になっています。記事を切り抜きスクラップ帳へ貼るには、丹念に読み返す作業が必要になります。

 「また、こんなに溜まってしまった。」

 新聞の山を眺めながらため息をついたのは昨日のことでしたが、「マンホールグッズ再配布」の記事を見つけてブログにしました。新聞の山から偶然手にしたのが1月9日の新聞で、お陰で思いがけない安らかな一日が過ごせました。

 「柳の下に二匹の泥鰌 ( どじょう ) はいない」と言いますが、なんと「ねこ庭」では二匹目の泥鰌ががいました。

 「まだ、こんなに溜まっているのか。」

 うんざりしながら新聞の山を眺め、引き抜いたのが1月14日の新聞です。瞬時もためらわず、記事の見出しをブログのタイトルに使いました。それがこの見出し、「ネット中傷迅速削除へ法案」です。

 「ため息をつくと幸せが逃げる」とは、世間で言い古された格言のようなものですが、「ねこ庭」では幸せが逃げず、返って飛んできているようです。この法律で悪質な小規模ユーチューバーの動画が減っていくのなら、幸せは「ねこ庭」だけでなく、皇居にも飛んでいくことになるのかもしれません。

 「令和のドンキホーテ」がどれほどの時間をかけて「ねこ庭」で力説しても、法律を作る政治家には敵いません。「パーティー券問題」で叩かれていても、日本を守る務めを忘れず、法律を検討していた議員諸氏を尊敬すべきだったかと反省します。

 誰が検討しているのかについて記事には無く、「政府が法案を提出する」とだけ述べています。政府となれば、反日野党でなく、おそらく政権内野党の公明党でもないはずで、自由民主党の議員しか考えられません。

  ・若手議員に欠けているものは、「愛国心」と「武士 ( もののふ ) の心」である

  ・議員が忘れているものは、「物言わぬ愛国の庶民」と「国の中心・皇室」の大切さである

 先日自由民主党の議員諸氏へ強く諫言しましたが、言い過ぎだったのかもしれません。しかし法律はまだ成立したわけで無く、法案の段階で、今月召集の通常国会に提出されます。自由民主党にはなんでも反対する反日野党と、政権内野党である公明党がいますから、どうなるのかは霧の中です。

 記事は紙面の中央にありますが、一番大きな扱いは「裏金問題」で、次が柏市出身の幕下力士のお手柄ニュースです。千葉日報社の記事と共同通信社の配信記事が混み合っていますので、それほど大きな扱いには見えません。16面の記事の見出しを活字の大きな順番に一覧すれば、何と無く紙面の混み具合が伝わるかもしれません。

 ・「刷新本部メンバーに裏金か」複数安部派議員が不記載」「首相は交代否定」

 ・「木竜皇 お手柄」「入浴施設で80代男性救助」「柏市出身の幕下力士」

 ・ネット中傷迅速削除へ法案「政府、通常国会提出へ」

 ・「赤ちゃんポストに新生児」「北海道、母親預け児相保護」

 ・「千葉県内各地で降雪」「今日都心部でも初雪観測」

 ・「北➖東日本、猛吹雪警戒を」「大雪の恐れも」

 ・「議会解散巡り住民投票」「あす告示、山梨・道志村」

 小さな記事がまだありますが、ここまで紹介すればおよその見当がつくのではないでしょうか。紙面の割り付けには、千葉日報社と共同通信社の力関係が影響するはずですから、「裏金問題」の方が大きく扱われるのだと思います。

 自由民主党の議員諸氏にだけでなく、記事を配信した共同通信社にも少し敬意を表し、「反日共同通信社」という呼び方も考え直すべきかと心が揺れます。しかしこれまでの反日報道の実績を思うと、まだまだ油断は禁物です。

 書き出しの4行を紹介します。

 ・交流サイト(SNS) で他人を中傷する投稿の削除などを、迅速、透明化する関連法の改正案が13日、分かった。

 洪水のように溢れている悪意の動画や情報が、法律の網に掛けられるとしたらこんな朗報はありません。法律案の内容を「ねこ庭」を訪問される方々に紹介し、喜びを分かち合いたくなりました。本当は一回のブログで終わり、スクラップ帳の作業にかかる予定でしたが、前置きが長くなり肝心の中身が紹介できなくなりました。

 いつも通り予定は未定の不始末、喜びの分かち合いは次回となります。申し訳ありません。

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「マンホールグッズ再配布」

2024-01-25 18:31:04 | 徒然の記

 郷土紙「千葉日報」は、大事な「ねこ庭」の友です。日々千葉県の出来事を、溢れるほど記事にして届けてくれます。それなのに紹介するのは、反日の共同通信社が全国配信する記事ばかりです。

 右も左も公平に記事を載せ、両論併記の「千葉日報」を応援し誇りに思っていますが、気持ちは同社に伝わりません。何時だったか忘れましたが、まだ杖に頼らず遠出をしていた頃、自由民主党議員の講演を聞きに行ったことがありました。会場で取材している記者が何人かいて、その一人が「千葉日報」の腕章をしていました。

 咄嗟に席を立ち、記者に近づいて頭を下げました。

 「私は千葉日報新聞の定期購読者です。」

 郷土紙なのに定期購読者が少ないためか、記者も丁寧にお辞儀をしてくれました。

 「私は千葉日報のファンなので、記念に貴方の名刺を頂けませんか。」

 今にして思えば、おかしなことを口走ったものですが、怪訝な顔をしていましたが、白髪頭で、自由民主党の講演会の聴衆の一人なら大丈夫だろうと、警戒を解いたのかもしれません。

 そうしてもらった名刺が手元にあります。プライバシーの侵害にはならないだろうと思いますので、紹介します。

  千葉日報社 〇〇支局  記者 平口亜土

 あとは電話番号と、FAX   E-mail番号が書かれています。もう一つ大事なのは、次の1行です。

  ご購読のお申し込みは 0120-16-7828

 新聞記者の名刺を初めてもらったので、名刺にはこうした勧誘の言葉が常に書かれているのか、それとも、これから躍進する千葉日報なので営業活動に熱を入れているためか、そこのところは知りません。要するに私は千葉日報のファンで、感謝の気持を伝えたいがため、タイトルを外れて余計なことを喋っています。

 本題は、1月9日火曜日の2面の記事です。受験シーズンを前にした千葉県内の受験生と、その親たちに向けた記事だと思います。

 「マンホールグッズ再配布」「落ちず、滑らず、合格祈願で好評」「長生村 明日から100部追加」

  長生村はちょうせいむらと読みますが、これが記事の見出しで、続く文章がなんとも言えず謙虚です。

  ・長生村は、受験生の合格祈願グッズとして用意した「ご当地マンホールカード」などのセットを、100部追加する。

 1000部、5000部という話でなく、100部でも記事にするところに面白味があります。どこかの新聞のように百万単位で発行部数を誤魔化すのでなく、誇大宣伝をしない同社と長生村の謙虚さが光ります。

  ・先月20日から300部限定で無料配布したところ好評で、今月4日に在庫がなくなった。

  ・まだ入手希望者がいることから、受験シーズン本番を前に急きょ印刷し、10日から村役場下水環境課窓口で再び配布する。

 昨日まで嘘や捏造ばかり発信する動画を見ていましたので、記事の正直さと謙虚さがほのぼのとした暖かさを伝えます。

  ・同課によると、マンホールの蓋は縁起の良い丸い形で穴に落ちず、凹凸もあって基本的に滑らないことから、合格祈願グッズに採用。

 どうでしょう、この思考の愉快なこと。どうせ知恵を使うのなら、人をたぶらかすためでなく、喜ばせるために使いたいではありませんか。

 ・祖父母が孫のために入手するケースが多く、県外からの来訪者もおり、実質8日間で300部がなくなった。追加する100部で本年度は終了する。

 孫はまだ小学生なので高校・大学の受験は先の話ですが、その時には頼まなくてなりません。100才まで生きる計画ですから、まだ十分元気です。

  ・グッズは、村誕生70周年を記念して設置したカラーマンホールの蓋カード、同じデザインの紙製コースター、メッセージカードのセット。

  ・「合格祈願」と記した専用封筒に入れて、先着順で無料配布する。

  ・配布は平日の午前9時から午後5時半。問い合わせは同課☎︎0475(32)2494

 楽しいので、記事の全文を紹介してしまいました。有名になって何千人も希望者が増えたら、無料配布ができなくなるのではと、やや無責任な心配もあります。

 自分の住む村や町や市や県を愛し、誇りに思う役所の人たちが、ほとんど目立たないマンホールに様々な工夫を凝らし、アピールしている事実を私は知りませんでした。日本を敵視し、悪態をつく人たちの本や動画やブログばかりを見ていたので、郷土愛を持っている人が全国にいることを知った時驚きました。

 また多様なマンホールを訪ねて全国を回っている、「マンホーラー」という人たちがいることを知ったのは、二度目の驚きでした。各地の市町村が、自分の地域のマンホールのデザインに力を入れ出したキッカケは、「マンホーラー」の人たちの存在だったのかもしれません。

 最近はなんでも忘れますが、「マンホール文化」というものがあり、静かなブームとなっていることを以前「ねこ庭」で紹介したことがあるような気がします。きっかけはマンホール文化」を教えてくれた方がいたからですが、この方のブログを今でも時々訪問しています。

 こういう謙虚な記事を読者に届けているのは、千葉日報社だけではないかと思っています。だから私は、千葉日報のファンです。

 名刺をもらった平口記者と、「マンホール文化」の存在を教え、私を二度驚かせてくれた方に、感謝を込めてブログを贈ります。

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なぜ取り締まれない悪意の動画 - 12 ( 諦めず、国民の手で )

2024-01-25 09:43:58 | 徒然の記

 「警察のトップが皇室の方をお守りするため、何の知恵も出せないことがあるのでしょうか。」

 「次回は総まとめとして「ねこ庭」から見た疑問点を述べ、シリーズを閉じたいと思います。」

 大見栄を切って前回を終わりましたが、考えるほどに手に余る難題であることを再確認します。一つだけ答えを言いますと、次のようになります。

 「警察のトップでも敵陣に単身降下すると、何の知恵も出せなくなる。」・・と、こういうことです。まして「総まとめ」となりますと、宮内庁が宮内省と呼ばれ、宮内大臣がトップにいた明治時代からの説明が必要になります。

 3年前に敗戦直後の皇室解体ついて、「奢るNHK」のタイトルで取り上げましたが、49回のシリーズになりました。たかが小規模ユーチューバーの「皇室批判動画」とは言いましても、大元を辿れば敗戦後の日本に行き当たります。

 そうなると出てくるのはGHQと、彼らに協力した「変節の反日学者」と「反日マスコミ」、いわゆる「トロイの木馬」の話を繰り返すことになります。次には、経団連を支配する「国内のグローバル勢力」や「アメリカのグローバル勢力」も追加説明しなくてなりません。

 「愛国心のある学徒は、こんなことでためらってはならない。」・・自分で自分を鼓舞してみるものの、これではまるで「令和のドンキホーテ」でしょうか。 ため息の一つもつきたくなるというものです。現在夜の8時24分です。気分転換のため、暗い「ねこ庭」へ出てみました。暖かな室内から出ると、震え上がる寒さです。

 地震のあった能登半島では、今も被災した人々や自衛隊や警察、ボランティアの人たちがこの寒さの中で頑張っているではないか。

 さすがに「ねこ庭」は私の「学びの庭」です。「令和のドンキホーテ」でも構わないでないかと、気分を一新してくれました。こうなりますと、過去の知識までが私を助けてくれます。

  ・昭和22 ( 1947 ) 年宮内省は、「日本国憲法」の施行とともに総理大臣所管の「宮内府」に改められ、終戦時に6,200人余りいた職員は1,500人弱に削減された。

  ・その後、昭和24年6月1日の総理府設置法の施行により、総理府の外局の宮内庁となり、宮内庁長官の下に宮内庁次長が置かれ、長官官房・侍従職・皇太后宮職・東宮職・式部職・書陵部・管理部と京都事務所が設置された。

   ・ GHQによる日本統治期間  昭和20年9月から、昭和27年4月まで
 
      ・田島氏の長官在任期間   昭和24年4月から、昭和28年12月まで
 
   ・芦 田 内 閣        昭和23年3月から、昭和23年10月まで
 
   ・ 民政局長・ホイットニー准将  昭和20年9月から、昭和27年4月まで
 
 共通する鍵はホイットニー准将で、彼は最初から天皇に敵意を持ち、陛下に関する不利な情報をマッカーサー元帥に伝え続けた幕僚でした。
 
  ・彼は民政局局長として占領政策の中心にいて、現在国民を苦しめてやまない「日本国憲法」を押し付け、「認めなければ、天皇が処刑される。」と脅迫した張本人だ。当時民政局は、マルキストの集団と言われていたが、元帥は彼を重用していた。
 
  ・彼は社会党の片山哲氏やリベラルと呼ばれる芦田均氏を支持し、保守政治家の吉田茂氏を嫌悪していた。治安維持法の撤廃、特高の廃止、内務省・司法省の解体、刑務所にいた共産党幹部の釈放 ( 徳田球一等 ) を、矢継ぎ早に実施したのも、准将とその部下たちだった。
 
  ・短命であったが、日本崩壊に協力した片山内閣と芦田内閣を支えていたのが准将だったことは、今では誰もが知るところになっている。
 
 3年前の「ねこ庭」からの転記ですが、こんなところで役に立ちます。
 
  ・昭和23年6月田島は、芦田均首相によって、宮内府長官に任命された。
 
  ・昭和天皇は、宮内府長官・松平慶民と、侍従長・大金益次郎を交代させることに、難色を示していたが、芦田は、宮中改革を実行するため交代を断行し、宮内府長官・田島道治、侍従長・三谷隆信のコンビが成立した。
 
  ・その後宮内府は宮内庁と改称され、宮内府時代の官僚機構が縮小・改変された。
 
 つまり田島氏は、芦田首相の強引な人事で、宮内庁に押し込まれた人物で、GHQの実力者ホイットニー准将と芦田首相の力を背景に、陛下と対面していたのです。三谷侍従長と組み、昭和40年まで「宮中クリスチャン・コンビ」として、戦後の宮中改革に尽力したという訳です。
 
 なぜこういう過去の話を持ち出すのかと言いますと、「警察のトップでも敵陣に単身降下すると、何の知恵も出せなくなる。」ということを説明したかったからです。初代長官の田島氏が、GHQの実力者ホイットニー准将と芦田首相という強力な支援で改革した宮内庁です。戦後77年間維持・強化されてきたのですから、いくら西村氏が元警視総監だったとしても、簡単に元に戻せません。強行すれば、周囲の抵抗勢力から逆に追い出されます。
 
 反日小規模のユーチューバーたちは、こうして張り巡らされた反日勢力のネットワークを利用しており、協力する反日日本人が沢山いることを忘れてはなりません。私から見れば、反日小規模のユーチューバーたちが口にする、宮内庁担当記者や宮内庁関係者、皇室評論家あるいは「側近」などは、反日ネットワークに組み込まれた人間たちです。
 
 「次回は総まとめとして「ねこ庭」から見た疑問点を述べ、シリーズを閉じたいと思います。」

 私が述べたかったのは以上の疑問点というか、問題点で、解決策や解決案ではありません。大事なのはこの寒さの中で、能登の災害現場で救助に当たっている人たちや、被災者の方々のご苦労を思えば、簡単に諦めてはならないということだと思います。悪意の皇室情報の氾濫は、国民の手で止めなければなりませんし、諦めなければ出来ると信じています。

 中途半端と思われる方もいると思いますが、今回でシリーズをいったん閉じます。

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なぜ取り締まれない悪意の動画 - 11 ( 警視総監経験者 )

2024-01-24 13:24:00 | 徒然の記

  〈 2. 「昭和」芸能チャンネル の動画紹介 〉

 彼女の話が進んだり戻ったりしますので、時間節約のため、11分5秒の動画を2分間すっ飛ばし、7分のところから紹介します。ここでも彼女は、前出のテレビ朝日宮内庁担当・遠藤行泰記者の話を紹介しています。

   ・愛子さまは海外留学にも関心があると言うことです。学習院大学を卒業してから海外留学するか、あるいはキャンパス・ライフが1年間と言うこともあるので、コロナ禍で通えなかった大学生活を大学院と言う形で取り戻すことになるのか、これから今後の進路は決まってくるかと思う。

   ・天皇陛下もオックスフォード大学に留学され、雅子さまも外務省に入ってからオックスフォード大学に留学。愛子さまも両親の姿を見て、海外留学はかなり現実的に夢を描かれているのではないか。

 愛子様の就職先が日本赤十字社と公表された今となっては、遠藤記者の外れた予測話になります。彼女が次に話すのが、いよいよ愛子様のお相手と噂される男性のことです。

   ・学習院大学でキャンパス・ライフを楽しんでいると言う愛子さま、高校時代からお付き合いしている彼氏がいると噂されています。実は肉食女子だと言う愛子様のインスタ匂わせ画像や、彼氏の家柄、高校や大学はどこなのか。推し (?) についても合わせて調査しました。

 「肉食女子」「インスタ匂わせ」という言葉は若い人の流行語なのか、 私には通じませんが、良い意味でないということは分かります。

   ・愛子さまは高校時代から彼氏の存在が噂されていましたから、その男性との交際が続いていたのでしょう。

   ・先ず都内にある私立大学の医学部学生で、中学、高校を野球部で活躍されていた同級生のAさんです。Aさんの父親が開業医で、その息子と言われています。

   ・Aさんと愛子さまは中学・高校と別でしたが、愛子さまは野球の試合を応援に行ったこともあるそうです。意外にも愛子さまは、気になる男性に自ら積極的に行動しており凄いですね。

   ・またAさんは両陛下とも面識があり、家柄や将来性から一時期は、結婚相手としても候補としての噂もあったようです。

   ・しかしAさんの父親が、愛子さまとの結婚なんてとんでもないと周囲に漏らしていたと、報道がありました。ただでさえ天皇家の長女の結婚相手というのは、世間の関心や注目度が高く、家族や周囲に対して影響が出てしまうことの心配だったのかもしれませんね。

   ・二人目は学習院初等科からのご学友であ(?) 、毎年夏休みは栃木の那須で過ごされるほど仲の良いBさんです。天皇家とBさんの家族は家族ぐるみで仲が良く、小学生の頃のBさんは「ドラえもん」ののび太 ( たい? ) 君似の優しい顔立ちだと言われています。

   ・手を繋いで登山をしたり、りんどう湖 ( みずうみ? ) ファミリー牧場でハグをしたりと仲睦まじい姿を見せていました。

   ・愛子さまが高校三年生だった2019年の夏にも、那須には二人の姿があり、週刊誌には185㎝くらいで、俳優の東出昌太に似ていると報道されました。

   ・またBさんが進学した都内私立高校の偏差値は、74の難関高で、Bさんは造船会社の創業家の御曹司と言われています。さらに勉強だけでなく、スポーツもできるそうで、特にマリンスポーツや水泳をしているそうです。高身長で、文武両道で家柄もいいなんてかなりハイスペックな男性ですよね。

   ・最後に愛子さまが高校時代から、特別な存在がいると噂があった方Cさんです。

   ・愛子さまは限られた友達にインスタグラムを公開しており、愛子さまが18歳のお誕生日には、4℃ ( セッシ ) のシルバーネックレスをプレゼントされたと投稿がありました。このネックレスを贈ったのが、Cさんだと言われています。

   ・この投稿のコメント欄には、お幸せにといったお祝いの言葉があったそうで、熱愛彼氏なのではとの噂があったようです。

   ・Cさんは愛子さまと高校の年一回秋の文化祭で出会い、愛子さまが一目 ( いちもく ) 惚れして連絡先を交換して、その後も連絡を続けて仲を深めたという情報もありました。これが本当なら、愛子さまは恋愛に対して積極的に行動されていることが分かりますよね。

   ・最後までご視聴頂き、ありがとうございました。何かございましたら、コメントください。よかったら高評価と、チャンネル登録もよろしくお願いします。では又、次回でお会いしましょう。

 不快感を抑えながら、変な日本語を一気に紹介しました。ここで、彼女がつけた破廉恥な動画のタイトルを思い出してください。

 「愛子さまの極秘妊娠が発覚、子供の父親の正体に言葉を失う、両陛下の長女として彼女が結婚間近と言われる旦那の、職業や海外での〇〇経歴に驚きをかくさ (?) ない・・」

 これを、単なる視聴者への「騙し」で済ませて良いものでしょうか。「ねこ庭」を訪問された方々が一緒に考えていただけるように、再度警察庁のホームページの説明を転記します。

  ・誹謗中傷とは、悪口や根拠のない嘘等を言って他人を傷つけたりする行為です。

  ・インターネット上で誹謗中傷の書き込みをすれば、内容によって名誉毀損罪や侮辱罪等の刑事責任を問われる場合があります。

 動画主がやっているのは、「根拠のない嘘を言って愛子さまを傷つける行為」で、「名誉毀損罪」と「侮辱罪」に問われる犯罪ではないのでしょうか。警察は被害者本人からの「届出」がないと動きませんので、愛子さまが届けを出されない限り、この人物はネット界で誹謗中傷を拡散し、収入を得続けることになります。

 昨日偶然にも、彼女がYouTubeに公開した新しい動画を発見しました。二度騙されないため、読む気もせず、「ねこ庭」で取り上げる気にもなりませんが、悪辣な「タイトル」だけを参考のため紹介しておきます。

  「悠仁さまの衝撃の「即位拒否」発言...●●事件で停学処分を受けた真相に驚きを隠さない...大学講師が実名告発の内容や皇室の邸宅から紀子さまの絶叫に言葉を失う..」

 今度は、ネットの批判攻撃で心痛されている紀子様への、追い討ちの誹謗中傷です。反論できない立場におられる皇室の方々をお守りできないものかと、年金暮らしの自分でさえ、危険を承知で「ねこ庭」から発信をしているのに、宮内庁長官は何をしているのでしょう。

 こういう不埒な人間がいるから、現在の宮内庁長官は警視総監経験者が就任していると聞いております。悪質な犯罪者を何人も扱ってきた警察のトップが、皇室の方をお守りするため、何の知恵も出せないことがあるのでしょうか。

 反日の小規模ユーチューバーの動画紹介は今回で終わりますが、次回は総まとめとして、「ねこ庭」から見た疑問点を述べシリーズを閉じたいと思います。皇室護持が日本を守ることとお考えの方は、次回も足をお運びください。

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なぜ取り締まれない悪意の動画 - 10 ( 彼女の情報源 ? )

2024-01-23 19:32:30 | 徒然の記

   〈 2. 「昭和」芸能チャンネル の動画紹介 〉

  ・皇太子ご夫妻の長女で、学習院女子高等科2年に在学中の愛子さまが、今年7月下旬から8月上旬にかけて、学校のプログラムでイギリスの名門イートン校に、約3週間のサマースクールに参加する準備をされています。

 話が突然過去へ飛び、天皇陛下が皇太子時代の出来事になります。読者登録数だけでお金を稼いでいるのですから、彼女にとって内容はどうでも良いのでしょう。 ありがとう日本 ! の動画はイラストの人物が説明し、背景にさまざまな男女が描かれている画面でしたが、今回は違います。彼女の話に合わせて、愛子様の映像、両陛下の映像が映し出されています。どちらの女性の動画が手の込んだものなのか分かりませんが、映像の真面さがせめてもの救いです。

  ・愛子さまは皇太子ご夫妻とご一緒でなく、一人で海外留学されることは始め (?) てだそうです。

  ・全寮制の男子校、イートン校のサマースクールには、毎年学習院の女子中等科・女子高等科の学生が参加しています。イギリスでは他の学生たちと寮生活をしながら、イートン校の先生やイートン校卒業後オックスフォード大学やケンブリッジ大学に進学したイートニアンより、語学研修を受けイギリスの文化を学びます。

  ・1440年に創立された、イギリスの男子全寮制パブリックスクール・イートン校は、テムズ川を挟んだウィンザー城の対岸にあり、イギリス王室のウィリアム王子やヘンリー王子も卒業し、過去19人の首相を含む各界の著名人を輩出している名門校です。

 イギリスの男子全寮制と何度も強調しますので、愛子様や学習院の女子生徒が男子に混じって寮生活をするように聞こえます。心配になり、イートン校のホームページを読んでみました。

  「滞在は、キャンパス内の2つの学生寮を使用し、男子と女子に分かれて滞在します。部屋はシングルルームで、トイレとシャワーは共同です。各学生寮には専任のお世話係のスタッフが常駐、24時間体制で生徒をサポートし、行き届いたケアを提供しています。」

 なぜこうした説明を省略するのか、やはり悪意なのでしょうか。続く説明も変な文章です。

  ・影響を受け、この進路を選んだとみられます。そう考えると、お父 (とと) 様を尊敬しているのは確かなように思えますね。

 何の影響を受けたのかよく分かりませんし、お父 (とと) 様の説明部分は言葉遣いの奇妙さだけでなく、意味も取れません。

  ・愛子さまは大学を卒業後、海外留学を考えていると伝えられています。そうなるとこれまで支え合ってこられた雅子さまと離れて暮らすということは、とても大きな決断ですね。

  ・もしそうなったとしても、雅子さまとの母娘関係は変わらないと思いま (?) 。ちなみに愛子さまは両陛下が留学経験のある、イギリスへ行かれる可能性が高いのではないでしょうか。

  ・そうなれば当然雅子さまからも、イギリスに関するお話や留学の心得をお聞きすることになるから、より一層コミュニケ (?) 天皇皇后両陛下の長女愛子さまが、学習院大学4年生となり、コロナの感染対策で控えていた通学を12日からスタートし、報道陣の前で、大学最後の1年間に向けた抱負を話されました。

 イートン校へのサマースクール準備の話が、突然現在に変わり、22才の誕生日の学生生活になります。これでは何をコメントすれば良いのか、視聴者にはサッパリ掴めません。紹介している私にも、分かりません。なるほど、動画にコメントのない理由が分かります。

  ありがとう日本 ! の女性ユーチューバーは『女性セブン』の名前を挙げていましたが、この彼女は週刊誌でなく、情報元を個人名で喋ります。

  ・大学3年生もオンラインで授業を受けることになられる愛子様は、大学で一部対面授業が再開される中、通学されない訳とは・・

  ・テレビ朝日宮内庁担当遠藤行泰 (こうたい? ) 記者、「これまでオンライン授業を受けられていたと言うことだが、一つには両陛下にコロナをうつしてはいけないと言うお気持が、大変強かったと言うことを聞いています。」

  ・側近によりますと、愛子さまは「登校したい」と言う気持もあるものの、両陛下のことを考えられたと言います。

 反日ユーチューバたちの情報源として、宮内庁担当記者や宮内庁関係者、皇室評論家あるいは彼女が言っている「側近」などが出てきます。余計なことを喋らないというのが、彼らの役目の一つだと思っていましたが、最近の宮内庁や皇室では、何でも喋りたがる人間が増えていることが見て取れます。

 この件につきましては、何時か述べることにして、暫くこの時系列無視の変な話の紹介を続けます。

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なぜ取り締まれない悪意の動画 - 9 (「昭和」芸能チャンネルの動画紹介 )

2024-01-22 19:21:43 | 徒然の記

  2.  「昭和」芸能チャンネル 2.59万人 「愛子さまの極秘妊娠が発覚、子供の父親の正体に言葉を失う、両陛下の長女として彼女が結婚間近と言われる旦那の、職業や海外での〇〇経歴に驚きをかくさ (?) ない・・」

 動画のタイトルは異常に長く、内容が内容であるだけに見る者を驚かせます。どうしたことかと動画を見ると、最後までタイトルの事実について触れないままで終わります。見た後で視聴者は騙されたと気づきますが、動画主の女性は、アクセス数が増えたことで目的を達しています。

 おかしな日本語を喋るので、この人物も在日中国人でないかと思いますが、彼女はアクセス数で金を稼いでいるだけの更に悪質なユーチューバーです。そんな動画を、「ねこ庭」を訪問される方々に紹介する価値があるのだろうかと、ためらいます。無意味な動画であることを証明しているのが、視聴者のコメント数です。 ありがとう日本 ! には44件のコメントがありましたが、この動画には誰もコメントを入れていません。

 コメントする価値もない彼女の動画がネット界に存在し、多くの国民を騙し続けている事実を黙認していて良いのでしょうか。
 
 「なぜ取り締まれない悪意の動画」・・フログのタイトル通りの「悪意の動画」ですが、いったい宮内庁は何のために存在しているのでしょう。反論する自由のない皇室の方々をお守りするのが、役目の一つだと考えていましたが、間違っていたのでしょうか。
 
 国内の「反日トロイの木馬」だけでなく、外国の反日勢力が仕掛けている世論操作の一つですから、警鐘を鳴らす必要があります。「ねこ庭」がお役に立てるとすれば、皇室への誹謗中傷の事例を少しでも多くの人にお伝えすることでしょうか。宮内庁が何もしないのなら、千葉の片隅から声を上げます。
 
   〈 2. 「昭和」芸能チャンネル の動画紹介 〉

  ・皆さん、こんにちは。今日は愛子さまのことについて紹介します。まずは、愛子さまさん (?) の経歴とプロフィールから紹介します。

  ありがとう日本 ! のブログ主は、甲高い声で忙しく喋る女性でしたが、この女性は低い声でゆっくりと説明します。のっけから、愛子さまさん (?) という聞きずらい日本語です。(?) 表示は前回同様、「ねこ庭」で付けています。

  ・敬宮愛子内親王は、日本の皇族・・・・

 日本人なら誰でも知っていることをわざわざ解説している処を見ると、彼女が対象にしているのは在日中国人たちなのでしょうか。煩わしいので少し省略します。

  ・愛子さまは徳仁 ( とくにん ? ) 天皇と雅子皇后の第一皇 ( のう? )女子、明仁上皇と美智子上皇后の皇孫にあたる。

  ・2000年代に誕生した初の皇族であり、2021年12月1日現在、17名の皇室構成員のうち、最年少の女性皇族で、内廷皇族である。

 彼女もやはり陛下の名前を読み間違え、「皇室構成員」などと、まるで「ヤクザ組織の一員」でもあるかのような不遜な言葉を使っています。動画のアップは2023年の12月なのに、喋っているのは2年前の話です。

 「ねこ庭」を訪れて無意味なお喋りを聞かされ、不愉快になられている方がおられるのかもしれませんが、同じ思いをしている私をご理解の上、次回もお付き合い頂けたら幸いです。

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