NHKスペシャル、「ニッポン観光革命」を見た。
どうすれば日本の観光を活発にし、産業の柱にまでもって行けるか。
出席者の顔ぶれから推察し、若者向けの番組なんだろうと思う。係争相手の中国と韓国も参加し、と言うより、NHKが、隣国との和解に知恵を絞る工夫が、伝わってくる企画だった。
政治が絡むと、何もかも不愉快な口論になる隣国とも、観光となれば気持ちがほぐれてくる。観光先進国としての韓国を持ち上げ、観光客に国を開こうとする中国を誉め、NHKも努力している。
こうなると韓国人や中国人も、率直に自分の意見を述べ、日本人も素直に耳を傾ける。以前見た番組では、政治問題を討論したため、司会の三宅氏が立ち往生し、なんとも詰まらない番組になっていたが、幸いにも今回は、スムーズな進行で無難に見ることができた。
今の私は、韓国や中国を誉める気にならないが、それでも、こんな試みで庶民レベルの対話が生まれるのなら悪いことではない。こうした金のかかる、それでいて地味な番組は、資金力のあるNHKにしか出来ないので、見守っていいのではないかと思う。
最近はニコニコ動画で、チャンネル桜等々から、反日メディアに関する情報を得るので、NHKも以前のように、素直な気持ちで見られなくなっている。
だから本音を言うと、現在は、NHKを含め新聞も月刊誌も、すべてのマスコミが、私の中で騒いでいる。NHK社員の平均年収が一千万円で、会長の給与が総理大臣より多いなどと聞くと、眉をしかめたくなる。マスコミの特権に胡座をかき、人道主義という言葉を使い偏った報道するのでは、NHKも反日の朝日とあまり違わない。
国民から受信料を徴収し、公共放送として存在するのなら、少なくともNHKは朝日の反日売国報道に関し、国民に警鐘を鳴らすくらいの気構えがいるのではなかろうか。金太郎飴みたいな、反日マスコミ報道に同調せず、もちろん右翼の脅しにも屈せず、中庸の報道とはどんなものであるのか、手本を示してもらたい。
とっかかりは、反日一辺倒の沖縄のマスコミ報道に対し、天下のNHKが正面から向き合ってはどうか。立派な番組を国民のために作るのなら、社員の高額な給与だって、誰も惜しいとは思わないはずだ。
この程度の「みみずの戯言」でも、中国なら即刻取り締まられるだろうが、日本国では咎められない。というより、無視されるという方が正しい表現か。
それもそのはずだ。国民が仰天するような、鳩山氏のたわ言も、何も咎められていない。「鳩の戯言」に比べたら「みみずの戯言」は、はるかに慎ましく罪がない。
NHKも私のブログを目にしたら、そう言うに決まっている。