ウィキペディアの記事はまだ幾つもあり、参考になりそうなものだけを選んで紹介しようと思いますが、村上氏に限らず、ハニートラップにかかり中国人女性スパイを秘書にしていた松下新平議員などを見ていますと、「自民党とは、一体なんだろう」という疑問が生じてきます。
勤皇派と佐幕派に分かれ戦っていた幕末でさえ、勝つためには何でも利用するという無節操さは双方にありませんでした。資金と武力を提供するとフランスに提案された時、最後の将軍だった慶喜公がはっきりと断っています。勤皇派軍の先頭にいた西郷には、イギリスが資金と武力の支援を持ちかけていますが、断固として断っています。
日本国内での戦いに外国の支援は無用というのが、理由でした。これが、私の見る「保守」政治家の原点です。強力な武力と資金が必要だとしても、節操もなく外国に頼らない矜持と見識があります。国運をかけた日清、日露の戦争に際しては、英国とアメリカの資金を活用しましたが、無定見な受け入れではありませんでした。
国の指導者である政治家が諸外国と対峙する時、心の中心にあったのは「日本国」でした。平和や平等、人権、自由と素晴らしい言葉を聞かされても、私が反日左翼勢力を受け容れない理由がここにあります。日本を否定し、歴史も伝統も、それを守ってきたご先祖さえも否定するような政党を嫌悪する理由が、ここにあります。
虐げられた貧しい労働者を開放し、金持ちも貧乏人もいない平等な社会・・これがマルクス主義者が作ろうとしている国です。「万国の労働者よ、団結せよ」と、トロッキーは世界同時革命を提唱しましたが、スターリンも、毛沢東も、ホーチミンも、彼らは「世界革命論者」ではありません。民族主義的社会主義者と言われていますが、彼らは自分の国を否定せず、伝統と文化について誇りを持っています。
今となっては、虚構のユートピアでしかなかったと判明したマスクス主義ですが、スターリンや毛沢東やホーチミンが愛国心を持つ政治家だったから、国民大衆の支持を受け、社会主義政権の国が作れたと言えます。日本人の多くが曖昧になっているのは、民族社会主義への理解ではないでしょうか。共産党を筆頭とする日本の左翼勢力は、日本民族の歴史と伝統を否定する異質の人間たちだと、そこに思いを致す人がいません。
「名前が同じ社会主義政党でも、日本共産党以下の左翼政党は根なしの浮き草政党である。」
これは私の信念です。
彼らが作ろうとしているのは「スターリンに従属する社会主義国日本」、「毛沢東に従属する社会主義国日本」であり、日本という名称があっても中身は消滅しています。極端な左翼学者は「金○成に従属する社会主義国日本」を提唱しています。
私の意見を軽蔑する人もいますが、この対極にいて、日本を守ろうとしている政治勢力は「自由民主党」しかありません。頑迷固陋な「神国日本思想」の保守主義者がいるとしても、一部に過ぎず、国民の多数はご先祖を大切にし「和を尊ぶ」中庸の庶民です。日本に社会主義政党は馴染みませんし、根づく土壌もありません。
村上氏のような議員がいても、松下氏のような人間がいても、三木氏のような政治家がいても、それでも自由民主党を支持する理由を、息子たちに理解してもらいたいと思います。もしかすると私だけでなく、多くの人々も同じなのかもしれませんが、自民党を支援し続けるというのは、「苦渋の選択」でもあります。腐ったリンゴが混じっていても、敗戦後の自由民主党は本来の日本を取り戻そうと努力しています。
私たちの目にはハッキリと見えませんが、腐ったリンゴを押しのけながら、一つの流れとして自民党は歴史を取り戻そうとしていると、そう思います。「憲法改正」と「女性宮家反対」の旗が、倒れそうでいて倒れないのは、腐ったリンゴと戦っている議員たちがいるからです。
こんなことを考えながら、残りのウィキペディアの記事の一部を紹介します。
〈 政策主張 〉
・選択的夫婦別姓制度について平成29年、令和3年のアンケートへの回答・・「どらかとも言えない」
・同性婚を可能とする法改正について平成29年、令和3年ののアンケートへの回答・・「賛成」
・「LGBTなど性的少数者をめぐる理解者増進法案」にいて、令和3年のアンケートへの回答・・「どらかとも言えない」
・クオーター制の導入について、令和3年のアンケートへの回答・・「反対」
・首相の靖国参拝について、平成29年のアンケートでの回答・・「どちらとも言えない」
・当選同期で元内閣総理大臣の鳩山由紀夫が、twitterで村上から電話があったと明かした。
「安倍元総理の国葬はおかしいと思うが、永田町では面と向かっておかしいと言う議員がいない。それでキャンペーンを張ろうと思うが、名前を貸してくれと伝えられた。もちろん喜んでと答えた」
・令和4年9月20日国葬への欠席を表明し、安倍の政権運営についても「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊して、旧統一教会に選挙まで手伝わせた。私から言わせれば国賊だ」と語った。
翌21日には「責任は重いと言いたかった。国賊という言葉を使ったかは覚えていない」と釈明
こんなクズのような氏が、「保守本流」とは笑止千万です。本日でこのシリーズを終わりますが、goo事務局からの警告がまた来ることでしょう。