今回は、第二次大戦以降の米国大統領の所属する政党を調べ、世間の噂にどれほどの信憑性があるのか、確かめてみます。
1. ルーズベルト 民主党 人種差別主義者、日本人嫌悪。第二次大戦時在米日本人を、砂漠の収容所へ強制移住。
2. トルーマン 民主党 広島・長崎への原爆投下指示。
3. アイゼンハワー 共和党 安保改訂時の岸首相と関係良好。訪日しようとしたが、ハガチー事件のため断念。
4. ケネディー 民主党 厳しい対日経済政策、構造改革を迫る。
5. ジョンソン 民主党 ( 中国核実験成功 )
6. ニクソン 共和党 日本無視の米中国交回復 反日のキッシンジャーを重用
7. フォード 共和党 現職アメリカ大統領として初めて日本を公式訪問。昭和天皇と会見。
8. カーター 民主党 中華民国(台湾)との断交を決定し、1979( 昭和54 )年1月1日、中華人民共和国と国交を樹立。
9. レーガン 共和党 貿易摩擦に関し、国内の保守派や大企業からのプレッシャーで、一貫して日本に強硬な姿勢。その一方でソ連と正面から対峙、日本を、安全保障上重要な「パートナー」として、重視。中曽根総理との関係良好。( ロン・ヤス関係 )
10. ブッシュ ( 父 ) 共和党 国内の双子の赤字と日本のバブル経済を背景に、日米構造協議において、農作物とりわけコメ、牛肉などの輸入自由化を要求。自動車産業の対米輸出の大幅規制など、アメリカ大統領としては異例といえる、対日保護貿易主義を堅持。また、湾岸戦争時、多額の資金援助を行った日本への謝意を表明せず。(親中派)
11. クリントン 民主党 円高政策を強力に推し進め、日本の輸出産業は円高不況と呼ばれる深刻な打撃。日本政府に対し、減税や銀行への公的資金の投入、スーパー301条に基く市場開放等、高圧的、内政干渉にも近い形で要求。(極端な親中派)
12. ブッシュ ( 子 ) 共和党 ニューヨークとワシントンD.C.で同時多発テロ発生。アフガニスタン侵攻、イラク戦争。小泉首相、ブッシュ大統領と個人的信頼関係を築く。
13. オバマ 民主党 現職のアメリカ合衆国大統領で、尖閣諸島への安保適用を初めて明言。アメリカ大統領として、広島平和記念公園を訪問。広島平和記念資料館を視察後、慰霊碑に献花。慰安婦問題で韓国を支持、安倍総理を批判
14. トランプ 共和党
現職のトランプ氏については、ネット上に沢山の情報があります。氏は、相手国の首脳を褒めたり貶したり、珍しいタイプの大統領です。言いたい放題のお喋りを、以下に可能な限り転記します。
1. 1989 ( 平成元年 ) 年、ロックフェラー・センターが三菱地所に買収された時。
「ニューヨークを吸い尽す日本を、止めなくてはならない」
2. 1990 ( 平成2年 ) 年
「日本は、石油の7割近くを湾岸地域に依存しているが、」「その輸送ルートは米軍が守っている。」「日本は、米軍に守られて石油を持ち帰って、アメリカの自動車メーカーを叩きのめしている。」
「日本の優れた技術者は、ビデオデッキや車を作り、」「アメリカの優れた技術者は、ミサイルを作って、日本を守っている。」「日本に、コストを弁償させるべきじゃないか。」
3. 1993 ( 平成5年 )年
「日本が全面的な市場開放をしなければ、日本製品をボイコットすべきだ。」
4. 2016 ( 平成28年 )年、大統領選出馬当時
「日本は、中国やメキシコと同様、米国から雇用を奪った国だ。」「日本人と、日本企業の競争力は、尊敬しているが、好意は抱かない」「彼らは、我々をいつも打ち負かしてきた。」「日本が、米国産牛肉の輸入に課してるものと同率の関税を、」「日本からの、自動車輸入に課すべきだ。」
5. 2017 ( 平成29年 )年、大統領就任直後トランプタワーで、安倍首相と会談後
「日本は、私どもの米軍をホストしてくれている。」「日本国民に、お礼を申し上げたい。」「北朝鮮によるミサイル発射に対し、「米国は100%、日本と共にある。」「100%、自分と米国を信頼してもらいたい。」
6. 2017 ( 平成29年 )年、大統領就任後
「日本の、度重なる円安誘導のせいで、」「友達は高いキャタピラーではなく、コマツのトラクターを購入した。」「日本の安倍は、(米経済を)殺す者だ。」「やつは凄い。地獄の円安で、アメリカが日本と競争できないようにした。」
「日米安保条約で、アメリカ防衛の義務を日本が負っておらず、」「アメリカが、日本を防衛する義務を負っていることは、不都合だ。」「もし日本が攻撃されたら、私たちは直ちに救援に行かなくてはならない。」「もし私たちが攻撃を受けたら、日本は私たちを助けなくてもいい。」「この取引は公平なのか?」
7. 2017 ( 平成29年 )年、日本訪問時、拉致被害者の家族と面会。
「悲しい話を、たくさん聞いた。」「拉致された被害者が、愛する人々の元に戻れるよう、安倍晋三首相と力を合わせていきたい。」
8. 2018 ( 平成30年 )年、ホワイトハウスでの、与野党議員懇談会
「日本や韓国、サウジアラビアは、米国に防衛してもらっているのに、」「経費の一部だけしか支払わないのは、不公正だ。」「貿易とは別の議論だが、現実の問題だ」
9. 2019 ( 平成31年 )年、タンカーがホルムズ海峡で攻撃を受けた事件
「米国は今や、最大のエネルギー生産国になっており、」「日本や中国など各国は、タンカーを自国で防衛すべきだ。」
敗戦以来日本は米国の従属国ですから、何をするにも米国大統領の意向に左右されます。煩雑さを承知の上で、アメリカの歴代大統領に関する情報を紹介しました。
息子たちも、訪問される方々も、まどろこしい思いをされるかもしれませんが、全てが拉致問題、朝銀への融資問題、慰安婦問題、南京問題につながります。
調べながらパソコンに向かうため、遅々とした進みです。浅学非才をご容赦ください。