〈 3. 『女性自身』の出版社 〉
同社は自由民主党の政治家や保守言論人などのスキャンダルを記事にし、相手側から裁判に訴えられても、筆法を緩めない会社です。
皇室に関しても遠慮せずに報道し、話題をさらっています。『週刊新潮』も似たようなゴシップ記事を売りにしていますので、「ねこ庭」は三流雑誌と軽蔑していました。しかし今回、ここまで政府が頑強に隠そうとしている「日航機墜落事故」を、臆せず記事にしているところに興味を覚えました。
・この強気は、どこから生じているのだろう ?
大手メディアなら政界、財界、学界との繋がりがあり、ちっとやそっとの政府の圧力では屈しないことを私たちは知っています。
憲法が保障する「報道の自由」と「言論の自由」があると、四六時中主張していますから、NHK、共同通信社、朝日新聞などの強行ぶりは承知しています。
雑学に過ぎない内容も含まれますが、『女性自身』に関するウィキペディアの説明を、参考のため紹介します。
・『女性自身』は、光文社から発売される女性週刊誌、毎週火曜日発売
・しかし、売り上げが伸びなかったことから、皇室ネタを中心とした女性週刊誌として大幅に方針転換された
・1963 ( 昭和38 ) 年11月25日号で、当週刊誌が「BG」( Business Girl )に代わる言葉として「OL」( Office Lady ) を発表。
・2009 ( 平成21 ) 年から創刊50周年を記念し、ロゴ(題字)・装丁を変更。
・皇室報道において虚偽内容の記事を掲載したとして、宮内庁から複数回に渡り抗議や記事の訂正を求められている。
・2013 ( 平成25 ) 年、安倍首相夫人・昭恵が「首相公邸の台所を1000万円かけて改装するよう指示した」と報じたが、事実ではないとして安倍自身のフェイスブックにおいて訂正を求められた。
・2020 ( 令和2 ) 年、3月24日・31日合併号に掲載された「コロナウイルスに負けないために 今、やめるべき薬」という記事に非難が殺到し、ヤフーのヘッドラインなどでは該当記事が削除された。
・2023年10月10日号の付録として同封された、バレーボール男子日本代表である高橋藍の特大ポスターについて、同代表の肖像権を管理・運用している日本バレーボール協会の許可なく発行されたものであるとして、同協会が抗議声明を出す事態になった。
ウィキペディアの説明を読みますと、同社は結構いい加減なゴシップ記事を書いてトラブルを起こしていることが分かりました。売れさえすれば良いという、三流雑誌らしい経営方針が見えてきます。
創刊時に、売り上げが伸びなかったことから皇室ネタを中心とした女性週刊誌に方針を変えたというのですから、呆れた会社です。規制する法律がないのか、それとも「憲法の保障する報道の自由」に守られているのか、今も何事もないように出版を続けています。
・もしかすると「ねこ庭」が知らないだけで、『女性自身』を発売する光文社が有力組織や団体との繋がりがあるのだろうかと、ウィキペディアで検索しました。
次回は、出版元の光文社に関する情報を紹介します。脇道へ入り込んでいるのか、本道を進んでいるのか、「ねこ庭」には自信がありません。