■「 クリスマス・アナリーゼ講座 」そのⅡ■
~ Bachの名曲を、さらに探求する ~
2012. 11. 15 中村洋子
日 時 : 2012年 12月 14日(金) 午前 10時 ~ 12時 30分
会 場 : カワイ表参道 2F コンサートサロン・パウゼ
( 要予約 ) Tel.03 - 3409 - 1958
★前回 11月の 「 クリスマス・アナリーゼ講座 」 では、
Bach の名曲をどのように、ピアノで弾くかについて、
お話しました。
★今回は、その 2回目として、誰もが 「 ああ! Bach のあの曲 !!! 」
とおっしゃるような、以下の曲を取り上げます。
・眼を覚ませと呼ぶ声が聞こえ Wachet auf, ruft uns die Stimme
( カンタータ BWV 645, オルガン-コラール前奏曲 BWV 140 )
・シチリアーノ Siciliano ( フルートソナタ BWV 1031 )
・心から私は望みます Herzlich tut mich verlangen
( BWV 727 マタイ受難曲でたびたび歌われる最も重要なコラール )
★これらのオルガンやフルート、合唱のための曲を、
ピアノでどう弾くか、どのように編曲すると、
より Bach の世界に近づくことができるか、分かりやすく解説いたします。
★レコードが無かった時代に、ヨーロッパでは、
交響曲などの大編成の曲は、ピアノ連弾用などに編曲され、
家庭で楽しむことが、多かったそうです。
★最近は、派手に音を加えたり、
極端に簡略化しているような編曲も多いようですが、
講座では、なるべく Bach の作曲した音のみで、
彼の音楽を損なわず、どのように弾いたらよいか、
についても、お話します。
★ “ 厳格に、指定された楽器でしか演奏してはならない ”
というのではなく、現代の家庭でも、
昔のように、 Bach の名曲の数々を弾き、
家族やお友達がみんなで一緒に、楽しむ、
そのような音楽の本来の喜び、あり方を、
取り戻したいものです。
■ 講師 : 作曲家 中村 洋子
東京芸術大学作曲科卒。作曲を故池内友次郎氏などに師事。日本作曲家協議会・会員。ピアノ、チ ェロ、室内楽など作品多数。
2003年~05年:アリオン音楽財団《東京の夏音楽祭》で新作を発表。
07年:自作品「無伴奏チェロ組曲第1番」などをチェロの巨匠W.ベッチャー氏が演奏したCD『W.ベッチャー日本を弾く』を発表。
08年:CD「龍笛&ピアノのためのデュオ」、CDソプラノとギターの「星の林に月の船 」を発表。
08 ~ 09年:「 バッハのインヴェンション・アナリーゼ講座」全15回を開催。
09年10月:「無伴奏チェロ組曲第2番」が、W.ベッチャー氏により、ドイツ・マンハイムで初演される。
09年: 「 無伴奏チェロ組曲第 1番 」 が、ベルリンの リース&エアラー社 Ries & Erler Berlinから出版される。
10年: CD 『 無伴奏チェロ組曲第3番、2番 』 W.ベッチャー演奏を発表。
「 レーゲンボーゲン・チェロトリオス(虹のチェロ三重奏曲集)」が、ドイツ・ドルトムントのハウケハック社Musikverlag Hauke Hack社から出版される。
10年1月~12年6月:「バッハ・平均律クラヴィーア曲集第1巻の全曲アナリーゼ講座」(全24回)を、カワイ表参道で開催。
2011年4月:「10 Duette für 2 Violoncelliチェロ二重奏のための10の曲集」が、「 ドイツRies &Erler Berlin 、リース & エアラー社 」 から出版される。
スイス、ドイツ、トルコ、フランス、チリ、イタリアの音楽祭で、自作品が演奏される。
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