■私のCD「チェロ組曲3番&2番」への反響と、6月の初演作品について■
2010.5.17 中村洋子
★ベルリンのベッチャー先生から、お手紙が来ました。
先月に発表しました私のCD「チェロ組曲3番&2番」について、
先生のもとに届きました声を、伝えてくださいました。
★音楽愛好家のお知り合いの女性 ( a friend , great musiclover ) は、
「チェロ組曲3、2番は、1番より、さらに、
豊かな音楽となったように、思います。」
★フランス・マルセイユに住む、先生の高弟は、
「 begeistert ( 大変に感動しました ) 。
≪冬の庭≫は、ことのほか美しく、録音も素晴らしい 」
★ドイツのチェリストは、「2番の5番目≪冬の荒海≫が大好き・・・」。
■このCD「無伴奏チェロ組曲第3番、2番」は、
平凡社出版販売・中崎様まで。定価 2千円。
Tel 03-3265-5885、Fax 03-3265-5714、
E-mail : ZXF10613@nifty.com
★07年に発表しました私の「チェロ組曲第1番」を、
先生が、トルコの 「 グムスリュク Gumusluk (Gümüşlük) 」で、
開催されます「夏の音楽祭」で、8月 21日に、
演奏されることになったそうです。
★トルコ南西端にある半島の先、エーゲ海に面した保養地。
海を隔てて、すぐ西はギリシア。
ヘロドトスは、その近くの生まれだそうです。
★また、6月は、私の作品が2曲、初演されます。
6月12日、ベルリンで、「Japanisches Erntelied :Einleitung,
Thema und Variationen 」 ( 日本の収穫の歌:前奏とテーマ、変奏 )
チェロとピアノのための二重奏曲で、ベッチャー先生のチェロ、
お姉さまの ウルズラ ・ トレーデ Ursula Trede-Boettcher さんのピアノです。
先生は「daily practice」と毎日、練習されているそうです。
★6月6日 ( 日 ) は、ギターの斎藤明子さんが、
私の「無伴奏チェロ組曲第 3番」を、チェロの譜面どおりに、
10弦ギターで、日本初演されます。
★斎藤さんは、4月に、バッハの無伴奏チェロ組曲1、2、3番を、
チェロの楽譜をもとに、バッハの譜面どおりに、演奏されました。
6弦ギターでは、編曲して調を変え、和音も加えたりして、
楽譜どおりではないのが、普通だそうですが、
この演奏会では、原曲どおりに演奏され、すばらしい名演奏でした。
★私の考えでは、バッハの作品は、楽器を変更しましても、
全く、揺るぐことはありません。
しかし、音を無暗に追加したり、省略したり、また、調を変えてしまいますと、
バッハの全体設計から、はずれることになります。
★平均律クラヴィーア曲集やインヴェンションと同様に、
無伴奏チェロ組曲の場合も、大きな構想の下で、
全6曲が、作曲されていますので、
楽器の音域に合わせて、移調することは、
あまり、望ましいものではありません。
★斎藤さんは、演奏の際、妻・アンナ・マグダレーナの写譜を見て、
演奏されました。
手書譜は、現在、何種類か残っていますが、バッハ本人のものは存在せず、
アンナ・マグダレーナの写譜が、一番バッハ本人の書いたものに、
近いと、思われます。
★斎藤さんは、きっと、10弦ギターで私のチェロ作品を、
心に残る演奏をしてくださると、楽しみにしております。
★「さいたま ギターコンサートを聴く会」
■2010年6月6日 ( 日 ) 午後2時
■さいたま市民会館うらわ 8F コンサート室
JR浦和駅 西口から徒歩7分
■自由席:1900円
■連絡先 TEL・FAX 048-286-0365 ( 上原 )
メール: yjugumus@tcat.ne.jp
http://tcat.easymyweb.jp/member/guitarkikukai/
( 野草の花 )
▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲
2010.5.17 中村洋子
★ベルリンのベッチャー先生から、お手紙が来ました。
先月に発表しました私のCD「チェロ組曲3番&2番」について、
先生のもとに届きました声を、伝えてくださいました。
★音楽愛好家のお知り合いの女性 ( a friend , great musiclover ) は、
「チェロ組曲3、2番は、1番より、さらに、
豊かな音楽となったように、思います。」
★フランス・マルセイユに住む、先生の高弟は、
「 begeistert ( 大変に感動しました ) 。
≪冬の庭≫は、ことのほか美しく、録音も素晴らしい 」
★ドイツのチェリストは、「2番の5番目≪冬の荒海≫が大好き・・・」。
■このCD「無伴奏チェロ組曲第3番、2番」は、
平凡社出版販売・中崎様まで。定価 2千円。
Tel 03-3265-5885、Fax 03-3265-5714、
E-mail : ZXF10613@nifty.com
★07年に発表しました私の「チェロ組曲第1番」を、
先生が、トルコの 「 グムスリュク Gumusluk (Gümüşlük) 」で、
開催されます「夏の音楽祭」で、8月 21日に、
演奏されることになったそうです。
★トルコ南西端にある半島の先、エーゲ海に面した保養地。
海を隔てて、すぐ西はギリシア。
ヘロドトスは、その近くの生まれだそうです。
★また、6月は、私の作品が2曲、初演されます。
6月12日、ベルリンで、「Japanisches Erntelied :Einleitung,
Thema und Variationen 」 ( 日本の収穫の歌:前奏とテーマ、変奏 )
チェロとピアノのための二重奏曲で、ベッチャー先生のチェロ、
お姉さまの ウルズラ ・ トレーデ Ursula Trede-Boettcher さんのピアノです。
先生は「daily practice」と毎日、練習されているそうです。
★6月6日 ( 日 ) は、ギターの斎藤明子さんが、
私の「無伴奏チェロ組曲第 3番」を、チェロの譜面どおりに、
10弦ギターで、日本初演されます。
★斎藤さんは、4月に、バッハの無伴奏チェロ組曲1、2、3番を、
チェロの楽譜をもとに、バッハの譜面どおりに、演奏されました。
6弦ギターでは、編曲して調を変え、和音も加えたりして、
楽譜どおりではないのが、普通だそうですが、
この演奏会では、原曲どおりに演奏され、すばらしい名演奏でした。
★私の考えでは、バッハの作品は、楽器を変更しましても、
全く、揺るぐことはありません。
しかし、音を無暗に追加したり、省略したり、また、調を変えてしまいますと、
バッハの全体設計から、はずれることになります。
★平均律クラヴィーア曲集やインヴェンションと同様に、
無伴奏チェロ組曲の場合も、大きな構想の下で、
全6曲が、作曲されていますので、
楽器の音域に合わせて、移調することは、
あまり、望ましいものではありません。
★斎藤さんは、演奏の際、妻・アンナ・マグダレーナの写譜を見て、
演奏されました。
手書譜は、現在、何種類か残っていますが、バッハ本人のものは存在せず、
アンナ・マグダレーナの写譜が、一番バッハ本人の書いたものに、
近いと、思われます。
★斎藤さんは、きっと、10弦ギターで私のチェロ作品を、
心に残る演奏をしてくださると、楽しみにしております。
★「さいたま ギターコンサートを聴く会」
■2010年6月6日 ( 日 ) 午後2時
■さいたま市民会館うらわ 8F コンサート室
JR浦和駅 西口から徒歩7分
■自由席:1900円
■連絡先 TEL・FAX 048-286-0365 ( 上原 )
メール: yjugumus@tcat.ne.jp
http://tcat.easymyweb.jp/member/guitarkikukai/
( 野草の花 )
▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲