たぎるものはあった。
出光の創業者をモデルにした物語。石油に目をつけた先見性、制度の隙間を見つけて立ち向かった気概、大資本のアメリカメジャーを蹴散らした技術と工夫。今の日本に足りないものを持っていた「あの頃の男たち」に憧れを感じた。なかでも一番よかったのが、船の上で歌う「国岡商店の歌」の一体感。昭和のおっさんの戯れ言かもしれんけど「自分の目先の得になるかどうか」でなく、仲間のため、家族のため、他人のために身体をはれる、そこが日本人の強さ。それが一番だよな。
出光の創業者をモデルにした物語。石油に目をつけた先見性、制度の隙間を見つけて立ち向かった気概、大資本のアメリカメジャーを蹴散らした技術と工夫。今の日本に足りないものを持っていた「あの頃の男たち」に憧れを感じた。なかでも一番よかったのが、船の上で歌う「国岡商店の歌」の一体感。昭和のおっさんの戯れ言かもしれんけど「自分の目先の得になるかどうか」でなく、仲間のため、家族のため、他人のために身体をはれる、そこが日本人の強さ。それが一番だよな。