やるやん、ビーバップ。
正直あまり好きではない三池崇史監督の作品だけど、これは設定勝ち。藤原竜也がクドく演じる変態犯人を殺したら10億円。護送のため彼を守るSPたちにとっての難敵は一般市民より、訓練された警官や機動隊。犯罪ものでは安心感とか事件解決のアイコン化している彼らを敵に回せた段階で、先の見えない展開を作り出すことに成功している。ただ残念だったのはカネに負けるものとそうでないものの描き分けが浅いので、正義感と欲望のジレンマがあまり伝わってこないところ。松嶋菜々子なんて「シングルマザーです」だけやぞ。準主役なのに薄すぎるやろ。
正直あまり好きではない三池崇史監督の作品だけど、これは設定勝ち。藤原竜也がクドく演じる変態犯人を殺したら10億円。護送のため彼を守るSPたちにとっての難敵は一般市民より、訓練された警官や機動隊。犯罪ものでは安心感とか事件解決のアイコン化している彼らを敵に回せた段階で、先の見えない展開を作り出すことに成功している。ただ残念だったのはカネに負けるものとそうでないものの描き分けが浅いので、正義感と欲望のジレンマがあまり伝わってこないところ。松嶋菜々子なんて「シングルマザーです」だけやぞ。準主役なのに薄すぎるやろ。