今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

コッホ先生と僕らの革命 6

2012-09-21 19:46:22 | ノーヒットノーラン
サッカーだからではないけど。
第1次大戦前のドイツにサッカーを持ち帰り、周囲の抵抗に屈しなかった先生と生徒たちの実話ベースの作品。設定やツールが違うだけで、ほぼ名作「いまを生きる」パターンというか、金八もスクールウォーズも大枠でいったら同じ。でもこの作品イマイチだったのは、先生の魅力が薄いところ。生徒たちは自由の象徴みたいな描き方をされているサッカーには夢中になるけど、先生はただそれを紹介してくれただけの人。実話だし、持ち込んだことも立派な功績なんだろうけど、こういう作品の主役としては弱い。別にちょっと下駄を履かせても良かったとおもうんだけど、それをやらないのが生真面目なドイツ人だからってことかな?
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Don´t Stop 7

2012-09-21 18:59:07 | ノーヒットノーラン
誰のため、ちゃうねん。
昔ヤンチャしてたけど、事故で下半身付随になったCAPというおっさんの夢「ハーレーでルート66を走りたい」を実現するため、高橋歩と仲間たちがアメリカを横断するロードドキュメンタリー。良かったのはCAPを助ける仲間たちが、彼のために「やってあげてる」 「一緒に行ってあげる」のでなく、「自分のためにやる」「これは俺たちの旅だ」という姿勢なこと。自分のために他人の幸せのお手伝いをする、そんな生き方を目指していきたい。なかなか難しいけど、そんな気持ちにさせてくれる1本だった。
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天地明察 6

2012-09-21 12:25:50 | ノーヒットノーラン
ロマンがあるなぁ。
江戸時代の天文学者、安井算哲の話。平和な時代とはいえ、斬り合いはほぼなし。星や太陽の観察と和算で正しい暦を作るという、ザ・アカデミックな話だけで全編引っ張れるのは、そこに今の時代にはなかなか感じられない夢やロマンがあるから。ただ′十数年たった割には誰も老けないし、ちょっと長すぎやなあ。
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