やっぱり振り子の法則ってあるわ。
俺の敬愛するビートさんが昔言っていた話だ。「ものすごく悪いことをする奴はものすごく優しいこともする」野球でも2-0からより10-0からの逆転の方が劇的で感動するだろう。この作品は解雇・恋人の別離・父親の死が重なって、人生に絶望した兄ちゃんがエリザベスタウンで過ごす日々で、生きる意味を取り戻すという物語なんだけど、それにしちゃ振幅が小さすぎた。
主人公がデザインしたスニーカーが何であそこまで酷評されたり、それだけで会社に何千億も損害を出すのか不明だし、親父さんに対して周囲がどんな感情を抱いているかのエピソードも全然ない。ましてや恋人に振られるなんて日常茶飯事だろう。だから自殺を企てる気持ちはとてもわからんし、あれくらいで絶望とか言ってたら本気で自殺しようとしてる奴に失礼なくらいだ。単なる「ちょい凹み気味の時、男好きスッチーに逆ナンされた超ラッキー兄ちゃんの物語」としてしか取れず、羨ましいけど感情移入はできない。
美しい田舎の風景と、つまらんアメリカンジョークで爆笑しそうなちょっとウザめのファミリー。アメリカ人が他国の平和よりもよっぽど大事にしているものを組み合わせてあるから、そこそこヒットしたのかもしれんけど、ちょっとストーリーが甘すぎる。どうせなら写真の男くらいの振幅がなきゃ、見ごたえがない。
俺の敬愛するビートさんが昔言っていた話だ。「ものすごく悪いことをする奴はものすごく優しいこともする」野球でも2-0からより10-0からの逆転の方が劇的で感動するだろう。この作品は解雇・恋人の別離・父親の死が重なって、人生に絶望した兄ちゃんがエリザベスタウンで過ごす日々で、生きる意味を取り戻すという物語なんだけど、それにしちゃ振幅が小さすぎた。
主人公がデザインしたスニーカーが何であそこまで酷評されたり、それだけで会社に何千億も損害を出すのか不明だし、親父さんに対して周囲がどんな感情を抱いているかのエピソードも全然ない。ましてや恋人に振られるなんて日常茶飯事だろう。だから自殺を企てる気持ちはとてもわからんし、あれくらいで絶望とか言ってたら本気で自殺しようとしてる奴に失礼なくらいだ。単なる「ちょい凹み気味の時、男好きスッチーに逆ナンされた超ラッキー兄ちゃんの物語」としてしか取れず、羨ましいけど感情移入はできない。
美しい田舎の風景と、つまらんアメリカンジョークで爆笑しそうなちょっとウザめのファミリー。アメリカ人が他国の平和よりもよっぽど大事にしているものを組み合わせてあるから、そこそこヒットしたのかもしれんけど、ちょっとストーリーが甘すぎる。どうせなら写真の男くらいの振幅がなきゃ、見ごたえがない。