のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

秋の蚊をたたく右手にも秋の蚊

2006年08月23日 | 今年の梨づくり
梨畑には下草が生えているので、朝夕がちょっと涼しくなる時期になるとヤブカがわんわわんわと出てきて、実の収穫中、払っても払ってもついてきます。草を生やさない清耕栽培ではヤブカはいないというようなことを聞いたことがあります。

写真のガは「ヤママユ」でしょうか。梨畑の外側にいたのですが、このガも梨の実を吸汁するのでしょうか。こんな大きなガをみると、つい、一口に「ヤガ」と呼ぶ「アケビコノハ」のような害虫のように思えてしまいますが…

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2 コメント

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増えた? (Sekizuka)
2006-08-24 10:19:12
↓のblogでも出ていましたが、ヤママユの仲間であれば餌はとらないようです。

http://iifarm.seesaa.net/article/22638178.html



今年は珍しい虫(というか発生パターン?)を見たという人が多いですね。

blog、デジカメが増えて、「珍しい」という報告が人目に触れやすくなっただけなのか微妙ですが。(今年は天候のせいっぽい)
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畑に多く出現しているのでは (suginofarm)
2006-08-24 19:14:55
デジカメの普及で簡単に情報発信できるという側面も否定できませんが、実感としては、やはり今年は多い気がします。



梨畑では久しぶりにカブトムシの姿をよく見かけます。ここ10年ぐらいはあまり見かけなかったのですが、よく落ちた梨にかぶりついています。



今年、カメムシが多発しているのは、昨年、杉がたくさんの実をつけたことで越冬数が増えたのに、今年は杉が種子をつけなかった(花粉の量が少なかった)ために、山林を飛び出して人間の生活空間に出てきているといわれています。



山間地のサルやイノシシも同じような理由で里に顔を出しているようですし、今年の春からの天候で本来の生息空間にエサが少ないのではないでしょうか。



でも、農家にとってはたまったものではありません。
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