のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

清明の白い朝白い気上る

2007年04月05日 | 春の梨畑
今日は二十四節気のひとつ「清明」。万物がすがすがしく明るく美しいころということですが、早朝には霜であたり一面が白くなっていました。

しかし6時ごろには陽も昇り、急激に気温が上がりだしました。そのためか、今日現在ではナシの花へは大きな被害は確認できませんでした。被害の結果が現れるのはこれからかもしれませんが。

防霜対策としては、ファンで送風して冷気と上空の暖気をかき混ぜる、水をまいて放射冷却を弱める、ビニールテントなどで覆う、何かを燃やす、などの方法があります。今朝もナシ畑に多目的防災網を広げて霜を防いだという仲間もいました。

東北から九州まで霜注意報が発令されています。予報では明日朝の気温は今朝ほど低くはならないようですが、体感的には気温が低くなるようにも感じられます。観天望気(空を眺め、風や暖かさ、湿っぽさを感じ取って天気を予測すること)の能力が試される年になりそうです。