のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

清明の白い朝白い気上る

2007年04月05日 | 春の梨畑
今日は二十四節気のひとつ「清明」。万物がすがすがしく明るく美しいころということですが、早朝には霜であたり一面が白くなっていました。

しかし6時ごろには陽も昇り、急激に気温が上がりだしました。そのためか、今日現在ではナシの花へは大きな被害は確認できませんでした。被害の結果が現れるのはこれからかもしれませんが。

防霜対策としては、ファンで送風して冷気と上空の暖気をかき混ぜる、水をまいて放射冷却を弱める、ビニールテントなどで覆う、何かを燃やす、などの方法があります。今朝もナシ畑に多目的防災網を広げて霜を防いだという仲間もいました。

東北から九州まで霜注意報が発令されています。予報では明日朝の気温は今朝ほど低くはならないようですが、体感的には気温が低くなるようにも感じられます。観天望気(空を眺め、風や暖かさ、湿っぽさを感じ取って天気を予測すること)の能力が試される年になりそうです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
写真は語りきれない (佐藤K)
2007-04-07 14:51:52
すぎのさんのブログを観て、いつも思うことは「写真は語りきれない」です。

この写真は、人によっては「綺麗な写真」でしかないかもしれません。しかし、そこに添えられた文章からは、もっと切実なことが伺えます。

シーンとしての美しさを切り取る写真の威力には敬服していますが、そこには限界もあるものだと、すぎのさんのブログから教わっています。
 いつもありがとうございます。
返信する
恐れ入ります (suginofarm)
2007-04-08 06:57:00
佐藤Kさま

自分では意識しているわけではないのですが、結果的にそのような印象を抱いていただけるというのはありがたいことです。

最近、テレビが面白くない、やはりラジオの方がよい、というような論調がラジオから聞かれます。当事者からの発信ですから、差し引いて考えなければならないのですが、私の実感としてもそう感じます。「一」見するよりも「百」想像するほうが、広い世界が見えることがあるように思います。

もちろん「一」見を否定するのではありません。ここで利用しているブログなどは、誰もがいつでもどこでも自由に写真と文章で発信できるという、ものすごいスキルなんだと思います。まだまだ使いこなせませんが。
返信する

コメントを投稿