のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

春惜しむ疾風迅雷すくめたる

2007年04月28日 | 春の梨畑
今日は朝からカミナリに注意といわれていました。夕方ごろに雨が降るだろうという予報でした。でも14時ごろには雷鳴が聞こえてきて、ラジオでは埼玉でパチンコ玉大の雹が降っているという情報が流れました。15時半ごろ、冷たい突風が吹いてきたときには覚悟を決めましたが、さいわい雨風だけで済みました。

2000年5月24日、昼時に畑から家に戻るとき、北西方向の空が真っ黒になっていました。それから1時間もたたないうちにあたりの光景が一転しました。強風でちぎられたあおい葉が吹き寄せられ、北側に向いた窓ガラスは割れ、雨とともに氷塊が建物の中にたまっていました。

わが家で被害を受けた一番新しい降雹は7年前でした。1983年7月にはピンポン玉大の円板形の雹が降ってきました。その際には外にあった車のボンネットから屋根までボコボコになりました。

このあたりでは「15年おきに降雹被害が起こる」というようなことがいわれます。もちろんナシには多目的防災網をかぶせるなどの対策をして、天をうらむことなく首をすくめて行き過ぎるのを待つしかありません。

でも、今日はまだ一枚の畑で防災網を広げてなかったんですよ。