![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a2/6df30e8b97a4ef1afe6434c248d518cb.png)
「刻(とき)を忘れさせる島 吐噶喇(トカラ)」の旅がようやく実現しました。
十島村へは「フェリーとしま」が週2便、奄美の名瀬港往復で運航されています。
今回は有人島7島のうち、2回の往復便を利用して、中之島と宝島を巡りました。
往復便で行ったり来たりを繰り返すと、4往復便で全島を巡ることもできます。
もし、島に渡った後に悪天候に見舞われた場合は、じっくりと刻を忘れましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/bb/02c99e03d99e63c76c06c76e01abaa99.jpg)
フェリーは鹿児島本港の南埠頭から、夜中の11時に出航します。
9時から乗船ができると聞きましたので、8時30分ごろに乗り場に到着しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/54/3dfe86e22cd2a18d87af28b45a3fb25f.jpg)
乗船券は出航が決まってから販売するとのことで、空港で出航の確認をしました。
鹿児島港から中之島までの料金は、二等客室で、一人6,180円です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/45/d652a514d20110e1c8054b39140f22e4.jpg)
今日はそれほど混んでいませんが、混雑時は通路にも寝具が敷かれるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9d/aca0b7e2da9c1dcf1af8a3617cb19c21.jpg)
レストランには売店と、10種類ほどのメニューがあり食事ができます。
ですが、営業時間や、船酔いなどの事情で食事がとれない場合もあります。
島内には食堂はありませんし、店屋さんも夕方のみの営業だったりします。
そこで用心のため、カップ麺や保温ポット、腹持ちの良いおやつを持参しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a7/8c4f8706acafdec9b772fa20c27b6328.jpg)
届け先と花屋さんの名の書かれた花束が、洗面所の脇にありました。
離島でのこの時期の花束、すぐにピンときました(後に紹介)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/6d/f54d4e6bfd5a24802ba2b8aec68a157a.jpg)
ほぼ定刻に十島村の玄関口、北緯30度の口之島に到着しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/de/54fe1f97b79c5918f985df7275501996.jpg)
島の生活物資は、すべて「フェリーとしま」によって運ばれてきます。
下したばかりのコンテナの脇に車をつけ、さっそく荷物を積み込んでいます。
生協、取引店、あるいはネットなどから、お米や嗜好品、衣料品などが届きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/1f/7ac300dc40d1dbb4f80a7ce8fd930bcf.jpg)
口之島を出て間もなくすると、高い山が見えてきました。
トカラ列島の中で一番高い山、標高979mの活火山、御岳(おたけ)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/51/529d669976d671bd5b5a3d8f32d4abfb.jpg)
天候に恵まれて軽快な7時間半の船旅、中之島港に着岸しました。
降りる皆さんは、島民の方、仕事の方がほとんどで、観光客は稀です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます