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十島村への旅2 やど

2018年04月05日 | 旅行

中之島には、24日の早朝から27日の早朝までの間、滞在しました。
1日当たり20kmほどを歩き、略図内に赤線で書いた道路を回りました。


6時35分下船、宿のご主人が「中之島荘」の旗をかざして迎えてくれました。
港から車で数分、緑に囲まれた3日間お世話になる中之島荘に到着です。


部屋は「あじの室」、ツインベッド、テレビ、エアコン、部屋の鍵付きです。
同じつくりの部屋は隣と2室で、他は畳敷きの部屋が5室ほどあります。
現在満室、仕事の方がほとんどで、半年以上の滞在者も居られるそうです。


共用は、洗面所、ウオシュレット付き水洗トイレ、洗濯機が2台あります。


この日の夕食は、漁師のご主人が釣り上げたメカジキのさしみなどです。
食材の多くはフェリー便だのみ、急に訪ねても食事はできないそうです。


島内には食堂はありませんので、宿の食事は3食付きです。
昼食は宿に帰らず、前日にお願いして、昼食の弁当を作ってもらいました。
天気に恵まれ汗ばむ日中、のんびりと木陰で弁当をいただきます。


島内には4軒の宿がありますが、仕事の方が多く、どこも混んでいるようです。
1月に電話で予約をしたのですが、4軒とも満杯で、一時はあきらめました。
ここは、役場出張所付近にある「大喜旅館(おおきりょかん)」です。


小中学校の付近にある「なごらん荘」です。


もう1軒は「海游倶楽部」で、トカラ馬牧場や天文台の付近です。


さて、さて、漁港には今日の釣果の「サワラ」があがっていました。


水産会社に納め、数本を家に持ち帰ったご主人は早速3枚におろします。
残ったアラをまとめたご主人に連れられて川の橋の上に行きました。
アラを投げいれると、なんと、オオウナギが数匹姿を現したのです。


宿には風呂はありませんので、島内にある3件の温泉のお世話になります。
白い屋根の建物が西区温泉、他に東区温泉と天泊温泉があります。


入湯料はありませんが、島外者などは寄付という形で、画像左下の箱に納めます。
通常は200円程度ということですが、高額寄付者は横の壁に名が載ります。
夕方からは島の方々が入るので、島外者は混雑させぬようその前に入るようです。
貼紙に「石鹸で体を洗ってから入って下さい」、しまった石鹸なし、あせります。
大変にいい温泉で、20km以上歩いて疲れ切った体を癒してくれます。


先ほどのサワラがきれいに盛り付けられ、食卓にのっています。
楽しみな食事は、宿泊者全員が揃い、情報交換などで盛り上がります。
** 次回は御岳登山と道すがらの植物の予定です **

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