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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その438 GSC閉鎖続報編

2011-12-13 16:44:00 | ノンジャンル
GSC閉鎖とS.T.A.L.K.E.R.2開発中止の続報。 doope.jp/2011/1220985.htmlより

13日公式Twitterによると、

「私たちは継続の為に最善を尽くすでしょう、しかし現時点において確実なものは何もありません」 

又、Webサイトと公式フォーラム、技術サメ[トは継続が明言、各種アイテムを販売するストアについても新しい商品などが売り切れるまでは継続するらしい。

いずれにしても、S.T.A.L.K.E.R.の制作元が、はたまた奇跡の名作S.T.A.L.K.E.R.そのものが、このままなくなってしまうのはあまりにも残念であり、もったいないことだ。

GSCには梼Yは回避してなんとか頑張ってもらい、来年のS.T.A.L.K.E.R.2を発売して欲しい。 たとえそれがマルチプラットフォームによるPC版の劣化に終わってもかまわない。 何も無いよりは遙かにましなのだ。


~>゚)~~~の足 S.T.A.L.K.E.R.について

S.T.A.L.K.E.R.をクソゲーという人もいる。 重い、遅い、やたらバグが多い、ゲームバランスが悪い、最初のタスクで死んでばかりいて進まない、弾がまっすぐに飛ばない。 とっつきにくく何をどうしたらよいかわからない、やたらCTDで落ちる、その他諸々。

全て真実である。 確かにその通り。 S.T.A.L.K.E.R.は万人向けのゲームではない。 取っつきやすく親切な解説や攻略があり、その通りやっていればサクサク進むというゲームとは対極にあるゲームだ。 又、単純な銃撃戦だけのゲームというわけでもない。 ストーリー性が非常に強く、かなり複雑な内容を持ったゲームなのである。

しかし、上の問題点には全て(バグを除いて!)対処法がある。 重い遅いとOut of MemoryによるCTDについては、64ビットOSと8GBのメモリで劇的に改善される。

ゲームバランスや最初のタスクの件、弾がまっすぐに飛ばない点は、簡単な改造で対処出来る。 S.T.A.L.K.E.R.の武器弾薬人物などの設定は、全てベタテキストで書かれているので、誰でも容易に改造できるのだ。 重量制限も又同じ。

改造が嫌なら、最初のタスクはリーダーの後に回って弾の飛んでこない距離を維持し、仲間が戦闘に入ってあらかた敵をやっつけてから、のこのこと出ていってピストルを2.3発ぶっ放い。 その後基地へ帰って「おう! 敵はぜぇ~んぶおいらがやっつけたぜ」とでも言えば、タスク完了、お金とアイテムを貰える。 もっともこの手がいつも使えるとは限らないが・・・

何をしたらいいのか分からないという点にはついは、これはS.T.A.L.K.E.R.最大の魅了なのだ。 広大なオープンワールドのマップを自由に又あてもなく飛び回る。 北国の荒寥とした野原には色とりどりの可憐な花が咲き乱れる。 夜の9時になっても未だあたりは明るい。 白夜なのである。 

やがて遙か彼方のクレーンに日が沈んで行く。 クレーンは次第にシルエットになり、そしてほの暗い夜の闇があたりを包む。 このあたりの雰囲気は何度味わっても素晴らしいの一言に尽きる。

S.T.A.L.K.E.R.のメインタスク(それをこなさないとゲームが進行しないというもの)については、原則として時間制限はない。(例外有り) つまりサブタスクや或いは単に探訪や物見遊山(笑)で飛び回り、どんなに長い時間を費やしても全く問題ない。 だから心ゆくまで飛び回ればよい。 要はS.T.A.L.K.E.R.の世界「ゾーン」では、何をしても良いのだ。 これが大きなメリットでなければ、一体何がメリットなのか。

S.T.A.L.K.E.R.の最大の問題点は、一度ゾーンにはまりこむと元の世界に戻りたくなくなることだ。(これはNarodnaya Soljankaの惹句から)


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その437 私のFPSベストゲーム編

2011-12-13 11:10:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.
いわゆるお勧めFPSだが、万人にお勧めとは言い難い。 私なりにプレイして感心興奮没入だったFPSを幾つか上げてみた。 基準は全く私個人のインプレッションのみなので、おすすめFPSというよりお好みFPSと言った方が正確だろう。 マイナーなものや風変わりでへんてこりんなものが多く、これをもって万人向けのベストFPSゲームとは決して言わない。

実はこれを書いた直後にGSCの件を知った。 なんとも絶妙というかもの悲しいタイミングである。

1 S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl(SOC) いわゆる「バニラ」
  S.T.A.L.K.E.R.シリーズ第1作で奇跡の名作。 ペインキラーやシリアスサムなどの一網打尽爽快系のFPS、或いはCODのようなリアル戦争ものとは全く異質なFPS。 原発事故後のチェルノブイリとその近辺を舞台に、シリアスで且つぶっとんだ設定と舞台。 
  
  バグの多さとゲームバランスの悪さそれに取っつきの悪さ、プレイ時の重さは特筆もの。 それじゃいいとこないじゃないかという人もいるだろうが、一度プレイして魅了された者は「ゾーン」にのめりこみ、何時までもそこに留まりたいと望む。 
  携行重量の制限や銃器や弾丸の設定が数百項目もあり、それが自由に設定できるというリアルさ(というより煩雑さ)には、戸惑う人もあるかもしれない。 バグは歴代バグワーストリストの2位だか3位だかで、バグとS.T.A.L.K.E.R.はセットやで。 日本語MOD有り

2 S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl Priboi Story
1のSOCのMOD。 S.T.A.L.K.E.R.はMODの多いことで有名だが、その中でもピカイチの存在。(Narodnaya Soljankaを除いて) バニラ(オリジナル)とは主人公もストーリーラインも全く異なるという、ほぼ完全な新作に近いMODだ。 日本語MOD有り


3 S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl Narodnaya Soljanka (NS)
Narodnaya Soljankaとは「ごったにスープ」という意味だそうだが、これはS.T.A.L.K.E.R.3作の全てのマップや登場人物などを1つのMODにぶち込み、その上新たなタスクなどをわんさと詰め込んだという、無茶苦茶なしろもの。

サイズが20GB以上(無論MODのみで)という恐ろしいもので、4GBメモリ+32ビットOS環境では Out of Memory によるCTDの連続で満足にプレイできない。 64ビット+8GB以上のメモリ必須?という化け物MOD。 本家のメーカーであるGSCのサイトでは、人気MODのトップを独走している。 平均プレイ時間200-300時間という超弩級MOD。 まことに遺憾ではあるが、日本語化MODは今の所ない。 面白いが英語プレイは疲れる・・・

4 S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat
通称COP。 S.T.A.L.K.E.R.シリーズの第三作でSOCの前日談。 バグはかなりフィックスされて、シリーズの中では比較的安定している。 日本語版及び日本語MOD有り

5  S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky
通称CS。 シリーズ第二作でSOCの後日談である。 開始マップであるSwampsの雰囲気が特に素晴らしいが、内容そのものはシリーズでは最も劣るし、バグも相当多い。 日本語版及び日本語MOD有り

6 Dead Space
  これまでプレイしたゲームの中でも「最も浮「」ゲーム。 「金を貰ってもイシムラ(舞台である宇宙船)には行きたくない」とのこと。 音響と映像を駆使した浮ェらせは、わかっていてもギョッとする。 浮「のが嫌いな人にはお勧めできない。(笑) 制作者はバイオハザード4に触発されたとか。 日本語MOD有り 日本では未発売

7 BioShock
  不思議感覚のFPS。 内容的にはアクションアドベンチャーに近いが、レトロなのにメカメカしい雰囲気が素晴らしい。 海底都市なのに蝶が舞い花が咲く、この情緒的な情景が良い。 2も中々の出来。 日本語MOD有り

8 Cryostasis
重い暗い寒いなど、なにかと不評のゲームだが、私にとっては面白かった。 寒々とした極北の氷に閉ざされた砕氷船の雰囲気は悪くない。 東欧系のFPSの常としてストーリー主体であり、ゴーリキーの小説などが取り入れられている。 日本語MOD有り 但し完全な機械末ナ、英語でプレイした方が遙かにわかりやすい。 日本語版推奨

9 Metro2033
これも東欧系FPSで、S.T.A.L.K.E.R.の前任プログラマ達が独立して作ったゲーム。 そのせいか銃撃戦などはS.T.A.L.K.E.R.の雰囲気とよく似ているが、内容的にはS.T.A.L.K.E.R.より大分落ちる。 原作はロシアの現代SF(末Lり)。 日本語MOD有り

10 Half life2
1はFPSというよりほぼ完全なアクションアドベンチャーだが、2は銃撃戦の要素が多くなっている。 色々と凝った趣向でプレーヤーを飽かせないし、難易度は1より大分低くなっているので万人向きか。(1はアクションになれていない人にはかなり難しい) STEAMオンリー マルチランゲージで日本語もあり

11 F.E.A.R.
PS2のゲーム零シリーズにインスパイアされたというホラーゲーム。 赤い少女(アルマたん)も出て来る。 但しDead Spaceあたりに比べると、あまり浮ュはない。 日本語MOD有り 日本では未発売 尚2は駄作に近い。


衝撃的なニュースがあった。

ウクライナのS.T.A.L.K.E.R.シリーズのデベロッパー、GSC Game Worldが閉鎖の模様、STALKER2のプロジェクトは中止!とのこと。

これはっ!・・・ なんということだ。 もし真実なら残念すぎる悲しすぎる。 もうS.T.A.L.K.E.R.の新しい世界は見ることが出来ないのか。 来年の発売を心待ちにしていたのに・・・ うぉお~悲しいぞぅ! せめてNarodnaya Soljankaの日本語MODがあればなあ・・・

コンソールでS.T.A.L.K.E.R.2を発売しようとしていた社長と、PCにこだわっていた製作側との対立だとかと言う説もあるが、果たして? 2のマルチプラットフォームは前から言われていたことだが、S.T.A.L.K.E.R.のような破天荒なゲームを無理矢理コンソールにすれば、規制その他でPC用の方も内容が劣化することは目に見えている。 そこまでしてしなければならないことなのだろうか?

月曜つまり12/12(本日)にGSCの正式発表があるそうだが、単なるデマであって欲しいと衷心から願う。 13日現在では新しいニュースや公式発表は、こちらには伝わっていない。

デマでもよい、宣伝でも良い、釣りでも良いから誤報であってくれ。 残り少ない私の人生での、生きる楽しみが大きく減ってしまうよりはましだ。