５月９日夜に行われた戦勝記念コンサートの報告を前に、戦勝記念パレードについて追記します。
５月９日午前に行われた戦勝記念パレードの真っ最中に兵士一人が気を失って倒れていたことが後になって判明しました。観客の一人がスマホでパレードを撮影中、後ろのほうに整列していた兵士の一人が意識朦朧となって倒れそうになり、周囲の兵士達が体を支えたり、立てるように両足を持ってあげたりしたのですが、無理で意識を失ったように見えるようすが、撮影されていました。この動画がマスコミに取り上げられ、ネット上で今見ることができます。
本番に向けてずっと練習をしていて、疲労がたまったのか、暑かったので貧血を起こしたのか、それとも病気だったのに無理を押してパレードに出たのか、出させられたのか、詳細は分かりません。ベラルーシ軍が3000人もの兵士が参加したうちの一人の体調不良について詳しく説明するとは思えません。
この兵士がコロナウイルス感染者でないことを祈ります。
他にも戦勝パレードのリハーサルに向かう軍用車の車列が、大通りを走っているときに、優先走行されるのは分かるのですが、救急車（コロナウイルス患者が乗っていたかどうか分かりません。）すら足止めされて、停止させられているようすが、歩行者のスマホで撮影されていて、その動画もマスコミがネット上に上げました。
救急車の運転手が運転席から下りて、交通規制をしている警官に文句を言っているらしいようすも写っていました。
「軍事パレードと国民の健康とどっちが大事なのか。」と撮影した人はコメントしていました。
中に乗っていた人、あるいは救急車が向かおうとしていた先の住人が何の病気かケガかは分かりません。しかし、救急車が最優先されないというのは事実です。
地方都市ボブルイスクでは戦勝記念パレードに反対するデモがあり、3人の反政府主義者が身柄を拘束されました。
ミンスクとビテプスクの中央鉄道駅に爆弾を仕掛けた、と爆破予告の電話がありました。しかし実際には爆発物はありませんでした。
さて、５月９日午後に行われた戦勝記念コンサートです。場所は勝利広場にステージを作っていました。客席との距離はかなり遠かったです。普段は車道で車が行き来しているところにプラスチック製の椅子を並べて客席にしていました。
椅子の並べ方は距離があるほうで、座っていて足を前に伸ばしても前の席に当たらない間隔でした。しかし横の席との間はつまっています。
テレビの画面で私が見た限りでは、もう夜で暗いのはっきりと見えなかったのですが、空席はほとんどありませんでした。
ときどき客席が映ったのですが、マスクをしている人がほとんどいなかったです。
100人いて1人いるかいないかの少なさ。もう夜だから、マスクをしていて暑苦しいということはなかったと思います。
要するに観客にマスクを配るようなこともなく、マスクしたかったら持参してください、マスクするかしないかはあなたが決めてください、という状況だったと思います。そして観客の多くが、マスクは不要と判断したことがよく分かりました。
テレビ放映では前のほうの席の人はよく映っていたけれど、もしかすると映っていない後ろのほうの席でマスクをしていた人がたくさんいたかもしれません。
しかし、マスクを配るというようなことは一切しなかったことがわかりました。
コンサートの内容自体はすばらしく、花火もきれいでした。
「ベラルーシは覚えている」というコンセプトで、ソ連各地の英雄都市（激戦地）のことを歌った歌を選んだプログラムでした。
（しかし、これらの英雄都市からの来賓はたぶんなく、コロナウイルスの集団感染を起こしている都市もあるので、見ていて複雑な気持ちになりました。）
コンサートの最後に大統領からの献花もあったのですが、大統領は出席せず、他の人が献花していました。
とにかく、マスクをしないでコンサートに来ていた人が多すぎてびっくりしました。
コンサートの後、この人たちが帰宅しようと、地下鉄やバス停に殺到したでしょうが、そのときはマスクをしたのでしょうか？
追記
戦勝記念コンサートの様子はユーチューブで見られます。
興味のある方はリンク先をどうぞ。
個人的には、動画開始から１時間２７分のところで出てくる軍人で、女性でベーシストのお姉さんがかっこいいと思いました。軍服のコスプレではなくて、本物のベラルーシ共和国軍人ですよ。そしてその横で軍人でピアニカを吹いているのがかわいいなと思いました。
５月９日午前に行われた戦勝記念パレードの真っ最中に兵士一人が気を失って倒れていたことが後になって判明しました。観客の一人がスマホでパレードを撮影中、後ろのほうに整列していた兵士の一人が意識朦朧となって倒れそうになり、周囲の兵士達が体を支えたり、立てるように両足を持ってあげたりしたのですが、無理で意識を失ったように見えるようすが、撮影されていました。この動画がマスコミに取り上げられ、ネット上で今見ることができます。
本番に向けてずっと練習をしていて、疲労がたまったのか、暑かったので貧血を起こしたのか、それとも病気だったのに無理を押してパレードに出たのか、出させられたのか、詳細は分かりません。ベラルーシ軍が3000人もの兵士が参加したうちの一人の体調不良について詳しく説明するとは思えません。
この兵士がコロナウイルス感染者でないことを祈ります。
他にも戦勝パレードのリハーサルに向かう軍用車の車列が、大通りを走っているときに、優先走行されるのは分かるのですが、救急車（コロナウイルス患者が乗っていたかどうか分かりません。）すら足止めされて、停止させられているようすが、歩行者のスマホで撮影されていて、その動画もマスコミがネット上に上げました。
救急車の運転手が運転席から下りて、交通規制をしている警官に文句を言っているらしいようすも写っていました。
「軍事パレードと国民の健康とどっちが大事なのか。」と撮影した人はコメントしていました。
中に乗っていた人、あるいは救急車が向かおうとしていた先の住人が何の病気かケガかは分かりません。しかし、救急車が最優先されないというのは事実です。
地方都市ボブルイスクでは戦勝記念パレードに反対するデモがあり、3人の反政府主義者が身柄を拘束されました。
ミンスクとビテプスクの中央鉄道駅に爆弾を仕掛けた、と爆破予告の電話がありました。しかし実際には爆発物はありませんでした。
さて、５月９日午後に行われた戦勝記念コンサートです。場所は勝利広場にステージを作っていました。客席との距離はかなり遠かったです。普段は車道で車が行き来しているところにプラスチック製の椅子を並べて客席にしていました。
椅子の並べ方は距離があるほうで、座っていて足を前に伸ばしても前の席に当たらない間隔でした。しかし横の席との間はつまっています。
テレビの画面で私が見た限りでは、もう夜で暗いのはっきりと見えなかったのですが、空席はほとんどありませんでした。
ときどき客席が映ったのですが、マスクをしている人がほとんどいなかったです。
100人いて1人いるかいないかの少なさ。もう夜だから、マスクをしていて暑苦しいということはなかったと思います。
要するに観客にマスクを配るようなこともなく、マスクしたかったら持参してください、マスクするかしないかはあなたが決めてください、という状況だったと思います。そして観客の多くが、マスクは不要と判断したことがよく分かりました。
テレビ放映では前のほうの席の人はよく映っていたけれど、もしかすると映っていない後ろのほうの席でマスクをしていた人がたくさんいたかもしれません。
しかし、マスクを配るというようなことは一切しなかったことがわかりました。
コンサートの内容自体はすばらしく、花火もきれいでした。
「ベラルーシは覚えている」というコンセプトで、ソ連各地の英雄都市（激戦地）のことを歌った歌を選んだプログラムでした。
（しかし、これらの英雄都市からの来賓はたぶんなく、コロナウイルスの集団感染を起こしている都市もあるので、見ていて複雑な気持ちになりました。）
コンサートの最後に大統領からの献花もあったのですが、大統領は出席せず、他の人が献花していました。
とにかく、マスクをしないでコンサートに来ていた人が多すぎてびっくりしました。
コンサートの後、この人たちが帰宅しようと、地下鉄やバス停に殺到したでしょうが、そのときはマスクをしたのでしょうか？
追記
戦勝記念コンサートの様子はユーチューブで見られます。
興味のある方はリンク先をどうぞ。
個人的には、動画開始から１時間２７分のところで出てくる軍人で、女性でベーシストのお姉さんがかっこいいと思いました。軍服のコスプレではなくて、本物のベラルーシ共和国軍人ですよ。そしてその横で軍人でピアニカを吹いているのがかわいいなと思いました。
