2024年8月14日。
ロシア西部のウクライナ国境沿いに位置するベルゴロド州が今日、非常事態宣言を出しました。
ベルゴロド州知事はSNS「テレグラム」に投稿したビデオメッセージで「州内の情勢は引き続き極めて厳しく、緊迫している」と述べました。同州では12日から住民の避難が始まっています。
同知事によると、地方当局は連邦当局に対し、全国的な非常事態宣言を要請している。
ロシア全国で非常事態宣言を出してほしいと大統領に頼んでいるんですか? 例えばウラジオストクでも危険ということですか?
同知事は、州内の2カ所にウクライナ軍のドローン攻撃があったと述べました。死傷者は出なかったものの住宅2棟が被害を受けたそうです。
一方、ロシア国防省は今日、前夜から朝にかけ、防空システムで「飛行機型」のドローン117機などを迎撃したと発表。その一環として、クルスク州でドローン数十機と戦術ミサイル4発を撃墜したと述べました。
クルスク、ベルゴロド両州と隣接するボロネジ州の知事は、ウクライナから飛来したドローン35機あまりを破壊したと発表しました。その落下した破片で建物や車両、市のインフラが損傷したそうです。ドローンを迎撃しても結局が被害が出てしまいます。
ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、クルスク州で74の集落を制圧し、「次の段階」に向けて準備を進めていると述べました。
ウクライナ軍は今日、クルスク、ニジニーノブゴロド、ボロネジ各州の露空軍基地計4か所を狙った過去最大規模の無人機攻撃を行いました。燃料や弾薬を標的としています。これが「次の段階」なのでしょうか。
ウクライナから見るとニージニーノブゴロドはモスクワの向こうに位置します。私はこれが一番驚きでした。
ウクライナ大統領は大きな成果を上げるにはミサイルの使用が欠かせないと指摘し、パートナー国の「大胆な決断」を求めています。
2022年9月下旬、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」4本のうち3本が破壊された事件についてドイツ連邦検察庁は今日、ポーランド在住のウクライナ人男性に破壊行為などの容疑で逮捕状を出しました。
容疑者はウクライナ人のダイビングインストラクター「ヴォロディーミル Z(Volodymyr Z)」で、氏名はすべて明らかにされていません。。事件当時、ヨットでバルト海を航行していた疑いがあり、押収したヨットから爆薬の痕跡などが見つかったそうです。
容疑者は最近までワルシャワ近郊に潜伏していましたが、既に国外逃亡しており、身柄を確保することはできなかったということです。今どこの国に隠れているのでしょう。
ドイツ政府は「今回の逮捕状の発出でウクライナとの関係が悪化することはない」としていますが、「ウクライナはノルドストリーム破壊の損害を補償すべきだ」と主張する連邦議会議員もいます。
米国でも今日にウォール・ストリート・ジャーナルが「ウクライナのザルジニー総司令官(当時)がウクライナの実業家から30万ドル(約4500万円)の資金を得て実施した作戦だった。この作戦を察知した米国からの中止要請を受けてゼレンスキー氏は作戦中止に動いたが、間に合わなかった。」と報じています。
実行役だった容疑者はこの中から報酬金を受け取ったということでしょうか。それにしては金額が少なすぎませんか?
ウクライナ政府はこの報道を否定しています、名指しされたザルジニー氏(現・駐英大使)も「このような作戦は知らない」との回答です。当然ですね。
ウクライナ軍が越境攻撃してロシアの天然ガス輸出拠点を制圧したため、欧州の天然ガス価格は年初来高値となりました。
また物価が上がります。今はまだ夏ですが、冬場の暖房はどうなるのでしょう。
ウクライナとロシアは今月、カタールで部分的な停戦について交渉する予定だったそうですが、越境攻撃のせいで中止になりました。ロシア側は「ウクライナ軍が自国領内から徹底させない限り和平交渉には一切応じない。」としています。でもそれがウクライナの狙いだったのではと思います。こちらに不利な条件で停戦交渉に臨む前に、今のタイミングでの越境攻撃ですよ。
ウクライナ大統領は「越境攻撃の目的は緩衝地帯の設置だ」としていますが、本音とは思えません。
ロシア西部のウクライナ国境沿いに位置するベルゴロド州が今日、非常事態宣言を出しました。
ベルゴロド州知事はSNS「テレグラム」に投稿したビデオメッセージで「州内の情勢は引き続き極めて厳しく、緊迫している」と述べました。同州では12日から住民の避難が始まっています。
同知事によると、地方当局は連邦当局に対し、全国的な非常事態宣言を要請している。
ロシア全国で非常事態宣言を出してほしいと大統領に頼んでいるんですか? 例えばウラジオストクでも危険ということですか?
同知事は、州内の2カ所にウクライナ軍のドローン攻撃があったと述べました。死傷者は出なかったものの住宅2棟が被害を受けたそうです。
一方、ロシア国防省は今日、前夜から朝にかけ、防空システムで「飛行機型」のドローン117機などを迎撃したと発表。その一環として、クルスク州でドローン数十機と戦術ミサイル4発を撃墜したと述べました。
クルスク、ベルゴロド両州と隣接するボロネジ州の知事は、ウクライナから飛来したドローン35機あまりを破壊したと発表しました。その落下した破片で建物や車両、市のインフラが損傷したそうです。ドローンを迎撃しても結局が被害が出てしまいます。
ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、クルスク州で74の集落を制圧し、「次の段階」に向けて準備を進めていると述べました。
ウクライナ軍は今日、クルスク、ニジニーノブゴロド、ボロネジ各州の露空軍基地計4か所を狙った過去最大規模の無人機攻撃を行いました。燃料や弾薬を標的としています。これが「次の段階」なのでしょうか。
ウクライナから見るとニージニーノブゴロドはモスクワの向こうに位置します。私はこれが一番驚きでした。
ウクライナ大統領は大きな成果を上げるにはミサイルの使用が欠かせないと指摘し、パートナー国の「大胆な決断」を求めています。
2022年9月下旬、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」4本のうち3本が破壊された事件についてドイツ連邦検察庁は今日、ポーランド在住のウクライナ人男性に破壊行為などの容疑で逮捕状を出しました。
容疑者はウクライナ人のダイビングインストラクター「ヴォロディーミル Z(Volodymyr Z)」で、氏名はすべて明らかにされていません。。事件当時、ヨットでバルト海を航行していた疑いがあり、押収したヨットから爆薬の痕跡などが見つかったそうです。
容疑者は最近までワルシャワ近郊に潜伏していましたが、既に国外逃亡しており、身柄を確保することはできなかったということです。今どこの国に隠れているのでしょう。
ドイツ政府は「今回の逮捕状の発出でウクライナとの関係が悪化することはない」としていますが、「ウクライナはノルドストリーム破壊の損害を補償すべきだ」と主張する連邦議会議員もいます。
米国でも今日にウォール・ストリート・ジャーナルが「ウクライナのザルジニー総司令官(当時)がウクライナの実業家から30万ドル(約4500万円)の資金を得て実施した作戦だった。この作戦を察知した米国からの中止要請を受けてゼレンスキー氏は作戦中止に動いたが、間に合わなかった。」と報じています。
実行役だった容疑者はこの中から報酬金を受け取ったということでしょうか。それにしては金額が少なすぎませんか?
ウクライナ政府はこの報道を否定しています、名指しされたザルジニー氏(現・駐英大使)も「このような作戦は知らない」との回答です。当然ですね。
ウクライナ軍が越境攻撃してロシアの天然ガス輸出拠点を制圧したため、欧州の天然ガス価格は年初来高値となりました。
また物価が上がります。今はまだ夏ですが、冬場の暖房はどうなるのでしょう。
ウクライナとロシアは今月、カタールで部分的な停戦について交渉する予定だったそうですが、越境攻撃のせいで中止になりました。ロシア側は「ウクライナ軍が自国領内から徹底させない限り和平交渉には一切応じない。」としています。でもそれがウクライナの狙いだったのではと思います。こちらに不利な条件で停戦交渉に臨む前に、今のタイミングでの越境攻撃ですよ。
ウクライナ大統領は「越境攻撃の目的は緩衝地帯の設置だ」としていますが、本音とは思えません。