ベラルーシでは9月に新学期が始まるのですが、今年度、新しい試みとして、子ども向けの日本物価情報センタークラブが始まりました。
対象年齢は6歳から10歳までで、簡単な日本語、折り紙などの工作、昔話、将棋などを教えることになりました。
始まった当初は参加する子どもの数が少なかったり、一度やってきて、やっぱり漢字が難しいと辞めてしまう子どもいたのですが、最近軌道に乗りましたので、続けて行こうと決定しました。
毎週1回、保護者の方も交えて、楽しく日本文化を学んでいます。
チロ基金支援者の皆様からいただいた折り紙用の紙、子ども向けの日本語教材、どうぶつ将棋が大変役に立っています。
日本語教室は11歳以上が対象なのですが、日本語能力試験受験に特化した授業を行っており、それはそれで必要な学習内容なのですが、年少の子どもには、気軽に日本文化に触れられる機会が提供できて嬉しく思っております。
好評であれば、来年の新学期も続けます。
子どもクラブの名称は「クニーガ・ソンツァ」というのですが、日本でいうと「お日さまの本」の意味で、要するに「日本」という漢字から、図書館らしい名称にしてみた、という簡単な発想です。(^^:)
子どもクラブでどうぶつしょうぎ、つまり子ども向けの将棋を始めたことにより、日本文化情報センターの大人向け将棋クラブはお休みすることになりました。
将来、どうぶつしょうぎから始めて、さらに本格的に将棋ができる子どもが現れたら、と願っています。
また日本語に興味を持ってどんどん勉強してくれる人材が出てきてほしいですね。
今後とも新しいチロ基金の活動にご賛同、ご協力をよろしくお願いいたします。