ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

コンタクトレンズをベラルーシで買うには

2017-04-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 これもベラルーシで長期滞在を予定している日本人にきかれたことです。
 ベラルーシでコンタクトレンズを買いたいが、どこで売っているのか? という質問です。
(私はベラルーシ何でも質問箱ではないですが、同じような疑問を持つ日本人がこれから増えてくるかもしれないので、このブログ上で書いておきます。)

 ベラルーシでもコンタクトレンズを購入することができます。
 売っているところは、「コンタクトレンズ専門店」「めがね屋で、コンタクトレンズも扱っているところ」「インターネット」「自動販売機」ですね。

 最後の自動販売機ですが、大きいスーパーの入り口のすみなどに設置されていることが多いです。
 もっとも、ベラルーシの自動販売機を信用していない私は自動販売機でコンタクトレンズを買ったことはありません。

 人生初めてコンタクトレンズを買うと言う人は、日本であらかじめ買っておくことをお勧めします。(ロシア語が得意なら問題なく自分の視力に合ったレンズを買えます。)
 こちらの眼科では視力表が、日本でよくあるランドルト環(Cの文字がならんでいるようなもの)ではなく、指し示すキリル文字を読みなさい、という表であることが多いので、ロシア語のアルファベットが分からないと視力も測れません。参照

 One Dayタイプ(1日で使い捨て)のコンタクトレンズも売られています。
 ただベラルーシではソフトのコンタクトレンズしか売られていません。
 
 日本ではハードのコンタクトレンズでも性能がいいので、ソフトのコンタクトレンズは、細菌が入りやすいという理由で、ハードのコンタクトレンズのほうがいいと言われているようですね。
 逆にベラルーシではハードは目に傷がつきやすいなどの理由で、そもそもどこにも売っていません。

 それからロシア語ができなくても、ネットや自動販売機で売られているなら、便利だな、と思われるかもしれませんが、視力そのものの表記の仕方が日本とは違うので、注意が必要です。
 厳密に言うと、日本人が知っている視力、「私、右目が1.0でね。」という数字とコンタクトレンズに表記されている度数は別物です。

 もし、コンタクトレンズの処方箋がある場合、あるいは今までコンタクトレンズを買ったことのある人は、そのケースに、Dが「- 4.00」といった数字(度数)が表記されているはずです。
 この数字を元にして、ベラルーシでコンタクトレンズを購入しましょう。

 専門店の場合は店員さんにこの数字(マイナスの後の数字)きかれますし、自動販売機でも、この数字によって、商品が並べられていて、間違えないようにボタンを押さないと自分の視力に合ったコンタクトレンズが買えません。
(ちなみにこのマイナスとは近視のことです。プラスで表記されているのは遠視。)

 視力と度数は別物なのですが、ベラルーシ人の視力をきくと、度数で答えるので、
「右がマイナス5。」
といった返事が返ってくるので、日本人の多くは「?」になります。

 カラーコンタクトレンズもベラルーシで売られています。これは専門店あるいはネットで購入可能です。