ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

小川未明の童話がベラルーシ語に翻訳されました

2017-04-30 | 日本文化情報センター
 小川未明の童話が初めてベラルーシ語に翻訳され、文芸雑誌上で発表されました。
 翻訳したのはベラルーシ国立言語学大学の学生、フリスチーナ・アフルィメンカさんです。
 日本文化情報センターは日本語原文の提供をしました。
 翻訳された作品は「二度と通らない旅人」「野ばら」の2作品です。
 掲載された文芸誌は「マラドスツィ」2017年4月号。
 フリスチーナ・アフルィメンカさんが自ら描いた墨絵の挿絵も入っていて、本当にすばらしいです。
 2作品だけですが、ベラルーシではほとんど知られていない、日本の児童文学作家、小川未明の代表的な作品がベラルーシ語に翻訳され、ベラルーシ人に読まれるようになってうれしいで
す。

 7ページに渡り掲載されましたが、そのうちの1ページ、「二度と通らない旅人」の部分を添付画像にしました。