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ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第97回」

2009-10-17 |   ビタペクト配布活動
 10月16日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第97回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を7個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1653個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1360部となりました。
  
 今回で通算107回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1653人分のビタペクト2、そして1360家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回は3家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。それぞれのお母さんにお話を伺いました。

(家族A)

 ノボポーロツク(チェルノブイリ原発から約470キロ)から来た家族。お母さんが3人の実子と1人の洗礼子を連れてきていました。洗礼子は先月、ノボポーロツクからミンスクに引っ越したそうです。
 この家族には4個のビタペクト2を渡しました。それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時13歳)18ベクレル
長男(11歳) 25ベクレル ○
長女 (7歳) 22ベクレル ○
次男 (3歳) 32ベクレル ○
洗礼子(11歳)31ベクレル ○

 長男は9歳から糖尿病にかかっています。ノボポーロツクにも糖尿病児童協会があるそうで、現在の会員は24人だそうです。モズィリとよく似た状況で、インスリン用注射針とインスリンは病院から無料でもらっていますが、血糖値の検査紙は自分たちで購入しているそうです。しかし経済的に余裕がない家庭が多いため、実際には1日5回血糖値を調べないといけないのに、検査紙を節約するため1回だけですませており
「これではちゃんとした血糖値が分からなくて困っている。」
とお母さんは話していました。
 ビタペクト2の成分表も食い入るように眺めて
「ティースプーン1杯の量だと、血糖値は・・・。」
と計算していました。
 ビタペクト2は糖尿病患者でも摂取できるように作られているので安心です。
 
 お母さんの話によるとベラルーシに現在1400人の糖尿病児童がおり、完全に治らないことから人生を悲観してしまう家庭や、子どもが発病してから経済的に困ってしまう家庭が多く、問題になっているということでした。
 ベラルーシ中の糖尿病児童を支援するのは無理としても、ノボポーロツクの子どもだけでも1回ぐらい支援ができないものか・・・と思いました。


(家族B)

 モギリョフ市(チェルノブイリ原発から約280キロ)から来た家族。この家族には1個のビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時7歳)24ベクレル
長女(2歳11ヶ月)21ベクレル ○
次女(7ヶ月)0ベクレル

 子どもたちは比較的健康、ということでした。ビタペクト2は3歳以下の子どもは飲まないように言われているのですが
「来月3歳になるから。」
とお母さんに頼まれ、またSOS子ども村のリリヤ先生が大丈夫でしょう、という判断をしたため、ビタペクト2を渡しました。
 もし下痢などを起こした場合は、残ったビタペクト2は、やはり放射能値が高めだったお母さんが飲むことになりました。


(家族C)

 ミンスク市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。この家族には2個のビタペクト2を渡しました。
 この家族は2003年にも保養滞在したオリガさん一家です。
 初めてお会いしたときの様子はこちらでレポートしています。(HP「ベラルーシの部屋」「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第9回」)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2003/no9.html


 2003年11月に初めて測定したときの体内放射能値の結果は以下のとおりでした。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時11歳)12ベクレル
長男 24ベクレル ○
長女 21ベクレル ○
次男 40ベクレル ○
(三男はこのときお母さんのお腹の中にいました。)

 その後この家族はミンスク市に住んでいるということで、2004年4月に再測定をチロ基金からお願いしています。
 その結果は全員0ベクレルでした。そのときの詳細はこちらでレポートしています。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2004/origa.html


 そして今回の体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親 17ベクレル
長男(12歳) 0ベクレル 
長女(10歳)24ベクレル ○
次男 (7歳)25ベクレル ○
三男 (6歳)19ベクレル 

 やはり5年近く経過し、再び体内に放射能がたまってしまったようです。 子どもたちは全員病気がちだそうです。
 長女は昨年ドイツで心臓の手術を受けたそうです。そのおかげでだいぶ体調はよくなったそうです。次男はまだ7歳なのにすでに2回心臓の手術を受けました。お母さんは大変そうでした。

 しかし、以前にもレポートしましたが、この家族は子どもがたくさんいるのに、一部屋のアパート暮らしをしていたのです。
「あの、今でもひょっとしてあのアパートに住んでいるんですか?」
と尋ねると
「多子家庭に国から3部屋のアパートが支給されることになって、順番を待っていたのですが、やっと引越しできたんです!」
とお母さんが喜びのニュースを話してくれました。ああ、よかったと思ってよく話を聞いたら、アパートがもらえたのは、先月。(子どもがこんなに大きくなっているのにどうやって今まで一部屋で暮らしていたの?)
 さらには割安だそうですが40年ローンだそうです。
 でもお母さんはとても喜んでいて、
「台所が急に広くなったから大きいテーブルも買わないと。今まで小さいテーブルで順番に食事をしていたの。今度遊びに来て。」
と目を輝かせていました。本当によかったです。
 
 あのとても体の弱い妹さんは、その後大学生になり、交換留学生としてドイツへ行くほど優秀だったのですが、歯がほとんど抜けてしまったため、現在総入れ歯を入れたそうです。20代前半で総入れ歯、というのも大変ですが、食事がちゃんと摂れないとますます病気になってしまいますよね。

 しかしいろいろ大変なこともありますが、以前よりお母さんの表情が明るくなっていて見ている私もうれしくなりました。長く活動を続けていて一番うれしいのはこのようにいい方向にいった家族を見ることですね。
 
 今回もいつものように子ども達に折り紙、日本の絵葉書などをプレゼントしました。
 絵葉書の裏に日本語で名前を書いてあげたら、とても喜んでいました。
 お母さんたちからは「どうやってこんなに難しい文字を日本人は覚えているの?」「日本の学校はどんなふうに勉強を教えているの?」ときかれました。

 オリガさんの長男は
「前に会ったときに折鶴の作り方を教えてもらったけど、できなかった・・・。」
と言ったので、私が見本として一つ鶴を折ると、子どもたちから拍手が・・・
 折鶴を作っただけで拍手されるとは・・・日本人の皆様、ベラルーシへ行ったら、ベラルーシ人の目の前でぜひ鶴を作ってみてください。

 画像は記念撮影のようすです。何と言っても数年ぶりに再会した子どもたちが見違えるほど大きく成長しているのを見るほどうれしいことはありません。
 オリガさん一家の長男君を見たときはあまりの背の高さにびっくり仰天しました。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今回子どもたちに渡した7個のビタペクト2のうち、1個を購入するために、CD「月と日」の売上金1枚分を充てました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されます。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。購入をご希望の方、詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第96回」

2009-09-25 |   ビタペクト配布活動
 9月25日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第96回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を10個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1646個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1350部となりました。
  
 今回で通算106回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1646人分のビタペクト2、そして1350家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


今回は2家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。それぞれのお母さんにお話を伺いました。

(家族A)
 
 ゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)から来た家族。この家族には5個のビタペクト2を渡しました。
 まずお母さん(というよりも祖母。)が2人の孫を連れてきていました。さらに4人の子どもを引率していました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時35歳)11ベクレル
孫娘(13歳)29ベクレル ○
孫娘(11歳)23ベクレル ○
女子(13歳)27ベクレル ○
女子(12歳)18ベクレル 
男子 (8歳)25ベクレル ○
男子 (8歳)23ベクレル ○

 13歳の孫娘は心臓が悪く、病弱な子どもが通う特別養護学校に3年間通っていました。治療のためある基金から支援金が出され、アメリカへ行ったこともあるそうです。
 しかし完全には治っておらず、とにかく体が弱い、と話していました。
 その11歳の妹も心臓が悪いそうで、おばあちゃんはもちろん、お母さんはとても心配しているそうです。さらにはお父さんが3年前に事故死してしまい、経済的にも余裕がないそうです。
 この姉妹のお母さんはおばあちゃんから言えば長女だそうです。さらに次女の生んだ孫2人は今回は保養には来ていませんでしたが、2人ともアレルギー体質で、しかも原因が分からないので治し方も分からない、とおばあちゃんは嘆いていました。
 4人の孫全員が健康ではないのですから、その心痛はどんなものか・・・と思います。
 引率してきた子どものうち、8歳の測定結果が25ベクレルだった男の子は常に薬を飲み続けており、飲まないと頭が痛くなるそうです。
 ビタペクト2との併用は大丈夫、とのことでした。
 他の子どもたちは元気だそうですが、
「どうしてビタペクト2は薬局で売っていないの? 他の孫にも飲ませたいわ。」
と言っていました。
 以前ビタペクト2はベラルーシ国内の薬局で売られていたのですが、そうすると価格が高くなるのと、製造元のベルラド研究所がテレビCMなど宣伝に力を入れなかったため「名称からだけでは何に効くのかよく分からず」売れ行きが悪かったため、店頭販売されなくなってしまいました。
 このようないきさつを話すと
「確かに宣伝されていなければ、よく分からない。自分たちも今日初めて、このようなものがあると聞いた。ベルラド研究所にテレビCMを作るように言っておいて。」
と頼まれました。
 確かにそういう日がくればいいのですが・・・。(今は特に不況だから実現は難しいですね。)


(家族B)

 ゴメリ市、そしてそこから40キロほど離れたところにあるルドニャ・モレモノワ(チェルノブイリ原発から約100キロ)から来た家族。この家族にも5個のビタペクト2を渡しました。
 家族構成がややこしいのですが、説明すると、まずお母さんが2人の娘を連れてきていました。この2人は2008年にも保養に来ていました。このときの様子は「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第79回」(家族B)をご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/f61ff4b72937f27f98a7b6f476801846


 さらに妹は2006年11月にも保養滞在しています。そのときの様子は「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第48回」(家族A)をご覧ください。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2006/no48.html


 それから甥と姪に当たる2人の兄妹を育てています。兄は2006年と2008年にも保養滞在しています。
 2008年の保養の様子は「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第79回」(家族B)そして、2006年の滞在の様子は「(同) 第48回」(家族A)をご覧ください。

 それから親戚の子ども(甥やいとこの子)を引率してきていました。
 甥も2006年と2008年にも保養滞在しています。それぞれの滞在の様子は「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第79回」(家族B)「(同) 第48回」(家族A)をご覧ください。

 さらにこのお母さんのお姉さんが引き取った養女も引率してきていました。この養女は養母といっしょに2008年に保養滞在しています。そのときの様子は「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第79回」(家族B)をご覧ください。

 そしてもう1人、14歳の養女を連れてきていました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。複数回滞在経験のある子どもは2006年、そして2008年、今回の測定結果を順番に矢印で表示しています。

母親(事故発生時21歳) 12ベクレル
長女(14歳)            37ベクレル ○ → 20ベクレル ○
次女(13歳) 36ベクレル ○ → 20ベクレル ○ → 29ベクレル ○
甥(15歳) 11ベクレル   → 21ベクレル ○ → 18ベクレル
姪(14歳) 21ベクレル ○
甥(14歳)36ベクレル ○ → 31ベクレル ○ → 19ベクレル
いとこの息子(4歳)30ベクレル ○
姉の養女(5歳)0ベクレル → 29ベクレル ○
養女(14歳)18ベクレル

 14歳の長女は脳炎にかかったことがあります。そのときに検査のため脊髄を採取したのですが、その後肩や首筋が痛むようになってしまいました。最近は心臓のせいか胸のあたりが痛いと言っては学校をよく早退するようになっているそうです。
 SOS子ども村のリリヤ先生はハーブティーを飲むようにと話していました。
 次女もよくわき腹が痛いと言っているそうです。2人とも食が細く、少ししか食べようとしないので、お母さんが心配していました。
 引き取って育てている姪はオレンジアレルギーで、食べると顔中に発疹ができるそうです。
 ベラルーシではかんきつ類のアレルギーを持っている人(特に子ども)が多いです。
 リリヤ先生は外の皮も中の薄皮もきれいに洗って、さらに皮をむいた手もきれいに洗ってから食べるように、と話していました。

 姉の養女は早産(妊娠8ヶ月)で生まれた後、11番目の子どもだったため生みの親から親権放棄されて、孤児院に入れられたそうです。1歳のときに養親に引き取られました。
 しかもこの女の子は小児麻痺のため、右ひざの関節が悪く、歩行に問題があります。今回見ると明らかに右足が短く、歩きにくそうでした。足の長さが同じになるよう靴の底に布などを敷いているそうです。マッサージをすれば、足の長さの差は多少改善されるそうですが、どれぐらい効果があるのでしょう?
 視力のほうも弱視になりかけており、矯正用のめがねをかけるようリリヤ先生から言われていました。めがねのおかげで2、3年で改善することもあるそうです。
 
 今回もいつものように子ども達に折り紙、消しゴム、メモ帳、富士山の絵葉書などをプレゼントしました。絵葉書の裏には子どもたちの名前を日本語で書くのですが、毎回とても喜ばれます。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や文房具など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今回子どもたちに渡した10個のビタペクト2を購入するために、チロ基金協力者のN様からの寄付金、そしてCD「月と日」の売上金2枚分を充てました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されます。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。購入をご希望の方、詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第95回」

2009-09-18 |   ビタペクト配布活動
 9月11日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第95回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を10個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1636個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1340部となりました。
  
 今回で通算105回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1636人分のビタペクト2、そして1340家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by



 今回は2家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。それぞれお話を伺いました。


(家族A)

 ミンスク市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。家庭タイプ型孤児院の家族です。
 現在ミンスクには家庭タイプ孤児院を集めた「子どもの町」があり、この家族もふだんは子どもの町で暮らしています。。「子どもの町」という制度について詳しくはチロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第80回」でご紹介しています。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/604dd06fec1c739a5e65f5b7939830f8


この家族には6個のビタペクト2を渡しました。このうち2人の子どもは2回目の配布となります。
それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。1回目の測定結果の次に矢印で今回の測定結果を表示しています。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時31歳) 12ベクレル
女子(15歳) 0ベクレル
女子 (9歳)20ベクレル ○
男子 (8歳)31ベクレル ○
女子 (8歳)30ベクレル ○ → 33ベクレル ○
男子 (7歳)23ベクレル ○
女子 (6歳)31ベクレル ○ → 37ベクレル ○
男子 (6歳)37ベクレル ○

 このうち 8歳と6歳の女児は姉妹で、2008年11月に1回目の測定をしました。詳しくは「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第82回」(家族D)をご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/9e8fc5e93ae9711827f521fddcc6ea37


 このお母さんはすでに5年間も子どもの町で暮らしており、7人子どもを育てていました。しかしそのうち2人が15歳になり、卒業。日本で言うところの高校生に当たる年齢の子どもは国の施設に移ります。
 このお母さんはもうすぐ新しく2人を受け入れる予定で、また7人の子どもを育てることになります。
 2回目の滞在となる8歳と6歳の姉妹は、このお母さんの子どもではなく、別の子どもの町の家庭の子どもです。

 7歳の男の子は結核にかかり、結核診療所学校に通っていました。もうすぐ普通の学校に入学するそうです。
 結核診療所学校についてはこちらをご覧ください。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/ksg/index.html


 とにかく子どもの町で多くの里子を育てているお母さんたちには頭が下がります。
 子どもたちの精神面でも家庭タイプ型孤児院のほうがいいでしょうし、行政から見ても孤児施設を運営するより、予算が少なくてすむそうなので、将来ベラルーシではこのような子どもの町が各地にたくさん作られるかもしれません。
 しかし、孤児なんて全くいなくなるほうがいいですよね・・・。


(家族B)
 ミンスク州カシニ村から来た家族。ミンスクからは15キロほどの距離にある村だそうです。
 この家族には4個のビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時5歳)21ベクレル ○
長男(12歳)42ベクレル ○
次男 (8歳)43ベクレル ○
長女 (5歳)37ベクレル ○
三男 (1歳)48ベクレル

 1歳3ヶ月の三男は年齢制限のため、ビタペクト2は渡しませんでした。
 8歳の次男は生まれつき心臓に異常があるそうです。日本なら生後間もない時期でもすぐ手術できるようになりましたが、ベラルーシでは技術的にまだできない状況です。この男の子もある程度の年齢に達するまで手術はできず、毎年検査するのみにとどまっています。
 食品や保養などの援助をsos子ども村から今回受けましたが、お母さんは苦労されているような印象を受けました。
 
 2家族ともミンスク市、あるいはミンスクのすぐそばの村に住んでいるのに、高い値の測定結果が出て驚きました。
 チェルノブイリ原発事故が発生して20年以上が経ち、また危険地域ではないとされている首都とその周辺ですら、このような現状です。どれだけ多くのベラルーシ人が知らないだけで、実はたくさんの放射能性物質を抱えて暮らしているのかと考えると、怖い気持ちになります。

 画像は記念撮影のようすです。とてもいいお天気でした。Tの両親も写っています。子どもの村のお母さんは
「同年齢の子どもをまとめて里子にするほうが、しつけの面などかえってやりやすい。」
と話していましたが、カメラをのぞいたときに、家族と言うより、学校のクラスの集合写真みたいだと思いました。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や文房具など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、またSOS子ども村への交通費を捻出してくださったVesna!社ほか、ご協力くださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今回子どもたちに渡した10個のビタペクト2を購入するために、CD「月と日」の売上金10枚分を充てました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されます。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。購入ご希望の方、詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第94回」

2009-08-14 |   ビタペクト配布活動
 8月14日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第94回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を11個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1626個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1330部となりました。
  
 今回で通算104回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1626人分のビタペクト2、そして1330家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by



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 今回はモズィリ市(チェルノブイリ原発から約90キロ)からSOS子ども村に来て保養滞在していました。
 13人の子どものうち、2人がモズィリ市糖尿病児童協会の会員、引率した二人のお母さんが新会長さんと新副会長さんでした。
 モズィリ市の糖尿病児童にチロ基金は2005年から支援活動を行っています。
 今までの活動について詳しくはこちらをご覧ください。

「ゴメリ州モズィリ市糖尿病児童協会への支援活動」第1回と第2回について。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/mozyl/index.html


「ゴメリ州モズィリ市糖尿病児童協会への支援活動」第3回について。(HP「ベラルーシの部屋」過去ログ2006年6月。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2006/index.html


「ゴメリ州モズィリ市糖尿病児童協会への支援活動」第4回について。(HP「ベラルーシの部屋」過去ログ2006年11月。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2006/index.html


「ゴメリ州モズィリ市糖尿病児童協会への支援活動」第5回について。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/f415615145caf7b7d8c0690c79bf3248


「ゴメリ州モズィリ市糖尿病児童協会への支援活動」第6回について。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/376de4f9bd9e54a5a9784e40834bbcfe


 今回引率してきたお母さん二人は、モズィリ市糖尿病児童協会の新しい会長さんと副会長さんで、詳しくお話をうかがうことができました。
 初代の会長さんは就職して忙しくなったため、現在の会長さんに役目を引き継ぎました。
 新会長さんの子どもは糖尿病患者ではありません。この会長さんは水泳のインストラクターをしていますが、この会の子どもたちが運動不足にならないように、無料で市内のプールを使えるようになったとき、インストラクターになりました。
 その流れで新会長となり、今でも子どもたちに水泳を教えています。
 新しい副会長さんは子どもが1人、糖尿病患者でこの会の会員です。
 
 新会長さんとその家族は2007年にSOS子ども村に保養滞在しています。
 2007年の滞在の様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第64回」

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/94523300e63c7fed625923c400212e2b


 また引率された子ども2人は初代会長さんの子どもで、2006年にも滞在しています。
 2006年の滞在の様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第41回」

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2006/no46.html


 ゴメリ州モズィリ市糖尿病児童協会の子どもたちは2005年にもSOS子ども村に滞在していますが、このときにビタペクトを渡した子どもたちは今回は滞在していません。初代会長さんの子どもも滞在していますが、このときは体内放射能が少なかったため、ビタペクト2を飲んでいません。
 2005年の滞在の様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第34回」

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2005/no34.html


 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。前回の測定結果の次に矢印で今回の測定結果を表示しています。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

新会長(事故発生時16歳)15ベクレル(2007年測定時)→ 8ベクレル ○
16歳長男 20ベクレル(2007年測定時) ○ → 28ベクレル ○
5歳次男 32ベクレル(2007年測定時) ○ → 31ベクレル ○
1歳三男 27ベクレル
11歳男児 21ベクレル(2007年測定時) ○ → 33ベクレル ○

16歳・女児(糖尿病患者)27ベクレル(2007年測定時)○ →26ベクレル ○ 
16歳・男児(旧会長の息子)0ベクレル(2005年測定時)→18ベクレル(2006年測定時)○ → 23ベクレル(2007年測定時) ○ → 14ベクレル 
9歳女児(旧会長の次女)19ベクレル(2006年測定時)○ → 29ベクレル ○  

副会長(事故発生時10歳)19ベクレル ○
長男・12歳 25ベクレル ○
次男・10歳(糖尿病患者)27ベクレル ○
三男・8歳 22ベクレル ○
四男・2歳 27ベクレル

14歳・男児 17ベクレル
14歳・女児 23ベクレル ○

 去年の2008年はモズィリ市糖尿病児童協会はSOS子ども村に保養滞在していないため、放射能の測定は行っていません。ビタペクト2も飲んでいません。
 この測定結果を一見したところ、前回の摂取から2年以上経過すると、ビタペクト2の効果もなくなって、再び放射能が体内に蓄積しているようです。残念です。

 会長さんは8ベクレルと今回低い放射能値の結果でしたが、1歳の子どもに試しに飲ませたい、と言うことでお母さんに渡しています。
 ビタペクト2は3歳以上が対象なので、3歳未満の子どもにあげることはベルラド研究所、SOS子ども村(そしてチロ基金)も勧めていません。あくまで自己責任の範囲内です。
 もし子どもが下痢などを起こしたら(ビタペクト2に含まれているペクチンは整腸作用があるので、小さい子どもが飲むと下痢を起こすことがあります。)あげるのはやめて、他の兄弟に分けてあげることになりました。

 同じ理由で副会長さんにもビタペクト2を渡しています。副会長さんの末っ子は今2歳8ヶ月です。
 3歳まであと少しなので飲ませたい、というお母さんの希望で、3歳の誕生日以降に飲ませることを条件に渡しました。

 それぞれの子どもたちの健康状態についても尋ねました。

 16歳の長男には甲状腺の肥大が見られ、やせています。(でも空手を習っているそうです。)
 11歳の男の子は生まれつき口蓋が欠如していましたが、手術をして術後の状態は良好だそうです。
 また腸の一部がふくらみ、袋状になったものがくっついていたため、手術して切除したそうです。虫垂も2回目の手術で切除したそうです。少し消化の悪いものを食べると、切除してつなげた部分が痛くなるので、柔らかいものしか食べられないと話していました。
 
 5歳と1歳の息子もアレルギー体質で、呼吸が苦しくなったりするのですが、理由(アレルゲン)が何かも分からない、ということでした。

 14歳の男の子は視力が低く、また眼圧がかかることは全て禁止で、運動をしてはいけないそうです。
 
 旧会長の息子さんは心臓の手術を3回して、ようやく健康を取り戻しつつあるそうです。水泳も始めて、負担にならない量の練習をしているそうです。
 
 副会長さんの12歳の長男は喘息を持っており、2歳の末っ子は生まれつき、腎臓が一つしかないそうです。
 8歳の三男はSOS子ども村に向けて出発しようとした前日、突然心臓の具合が悪くなり、とりあえず薬をもらってSOS子ども村に来ました。滞在中にミンスクで詳しい検査を受けることをお母さんは希望していました。
 
 お母さんたちは地方都市ではなかなか薬が手に入らない、ミンスクで買いたい、とSOS子ども村のリリヤ先生にいろいろ尋ねていました。
 モズィリ市糖尿病児童協会の現在の状況を尋ねると、インスリン用注射針は国から無料で支給されるようになった。1ヶ月に1人30本もらえるようになったので、助かっているということでした。
 しかし、1日に5回注射しないといけないので、おそらく1本の針を消毒して数回使用しているのでしょう。

 血糖値を計る簡易検査試験紙も1ヶ月に1人30枚もらっているそうです。しかし注射針とちがってこちらは消毒してもう一度使う、ということができないので、
「足りていない。注射針は何とかなるけれど、試験紙のほうをチロ基金から少しでも支援してもらえたら助かります。」
という会長さんのお話でした。
 残念なのですが、今年はチロ基金にモズィリ市糖尿病児童協会支援活動のための寄付金が集まらず、今年はこの活動を見送ることになりました。
「不況だから仕方ないですね・・・。」
と会長さんは話していましたが、何とかならないものか・・・と思いました。 
 
 今回もいつものように子ども達に折り紙、風車セット(工作して組み立てると風車が完成する。)ポチ袋、子供向けのお話が載っている雑誌(これはベラルーシの出版)などをプレゼントしました。
 画像は記念撮影の様子です。後ろに写っているのは保養滞在している「家」です。それにしても初代会長さんの子ども2人はすごーく大きくなっていて、見てすぐに分からないほどでした。(^^;)糖尿病患者のお姉ちゃんは今、進学のため入学試験の真っ最中で今回は保養にきませんでしたが、一生懸命勉強しているそうです。
 このようにチロ基金が支援してきた子どもたちの成長を見るのが一番うれしいです。
 (写っている子どものうち1名は私の子どもで保養滞在している児童ではありません。夏休み中はSOS子ども村で忍者ダンスをしています。)

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や風車など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今回子どもたちに渡した5個のビタペクト2を購入するために、CD「月と日」の売上金11枚分を充てました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されます。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。ご希望の方、詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第93回」

2009-07-27 |   ビタペクト配布活動
 7月23日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第93回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を10個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1615個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1320部となりました。
  
 今回で通算103回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1615人分のビタペクト2、そして1320家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by



 今回も2家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。それぞれのご家族にお話を伺いました。


(家族A)

 グロドノ(チェルノブイリ原発から約400キロ)から来た家族。6個のビタペクト2を渡しました。
 この家族は2007年9月にもSOS子ども村に滞在しています。今回が2回目の滞在になります。1回目の滞在のときの様子はこちら(チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第65回」家族B)をご覧ください。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2007/no65.html


 また引率してきた子どものうち2人が2008年10月にもSOS子ども村へ滞在しています。
 そのときの様子はこちら(チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第81回」家族Bの双子の兄弟)です。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/6c2428b23895a02787fe67d908faf93a


 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。1回目の測定結果の次に矢印で今回の測定結果を表示しています。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時23歳)10ベクレル  →  20ベクレル
女子(17歳) 12ベクレル ○ → 26ベクレル ○
姪 (13歳) 19ベクレル ○ → 29ベクレル ○ (ジョルドク村在住。)
男子(11歳) 20ベクレル  (ドロギチン市在住。)
男子 (8歳) 36ベクレル ○
女子(14歳) 19ベクレル  (ドゥブロワ村在住。)
男子(11歳) 22ベクレル ○(ドゥブロワ村在住。)
男子 (7歳) 40ベクレル ○ → 31ベクレル ○
男子 (7歳) 54ベクレル ○ → 35ベクレル ○


 14歳の女の子と11歳の男の子は姉弟です。
 7歳の双子の兄弟は家庭タイプ孤児院の子どもです。(他の家族の養子になっています。)幼いときに母親が21歳で病死。祖父母の家に預けられましたが、祖母が病死。その後祖父がアルコール依存症になったため、養子に出されたそうです。
 前回は高い放射能値が測定されましたが、ビタペクト2を飲んで効果が出たので、うれしかったです。
 逆に17歳の女の子と姪は飲んだのに、2年経過して再び放射能が体内にたまってしまったようで残念でした。グロドノは放射能汚染地域に指定されていませんが、指定されているかどうかは関係ないですね。

 この家族のうち前回17歳だった長男は今回年齢が高くなったため、保養滞在していません。そのとき、持病を抱えているため、前回(測定結果は22ベクレル。)ビタペクト2を渡したとき、医師に相談してから、飲むかどうか決める、ということでした。
 実際には医師から許可が下りたため、ビタペクト2を飲んだそうです。すると、それまでよく鼻血が出てなかなか止まらなかったのが、ビタペクト2を飲んでからは鼻血が出なくなったそうです。しかし時間が経つと、ビタペクト2の効能(薬ではないですが・・・。)も薄れてきて、また鼻血が出るようになってしまったので、お母さんは
「息子がSOS子ども村に今回来られなくて残念。またビタペクト2をもらいたかった。」
と話していました。
 今では本人が(もう子どもではなくなって、自分で自分の体調が分かるようになったため)鼻血が出たら、大量のミカンを食べて治しているそうです。ビタミンCで粘膜を強くしているわけですね。
 ビタペクト2が鼻血に効くというのは初めて聞きました。(いいこと聞きました。)

 また発熱には生のニンニクをかじって治しているそうです。抗生物質を飲んでも効かない体質だそうですが、確かにニンニクは体にいいです。とは言うものの、ニンニクを生で食べ過ぎると胃に悪いので、たくさんは食べられません。
 医者のリリヤ先生は
「ニンニクエキスの入ったカプセルがあるので、それを飲むほうがいい。」
と話していました。

 17歳の女の子は生まれつき心臓に欠陥があります。手術しなければなりませんが、ベラルーシではその手術をする技術が今のところないため、放置されている状態が続いています。
 とても痩せていて顔色が悪く、表情もほとんど動かず、体の具合がとても悪そうでした。
 13歳の姪は胃が悪く、食が細いと言うことでした。8歳の男の子はよく風邪をひくそうです。
 このほかの子どもは比較的健康、ということでした。


(家族B)

 ミンスク(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。お母さんが6人の子どもを連れてきていました。
 この家族には4個のビタペクト2を渡しました。

 この家族は放射能の測定をしていない子どももいます。まず末っ子の四男が生後1ヶ月で、もちろんお座りもできないし、測定は不可能です。それでお母さんもベルラド研究所へ行かず、SOS子ども村に残ることになりました。
 2歳の次女もまだ小さいので、もし測定をして放射能値が高かったとしてもビタペクト2が飲めるわけではないため、SOS子ども村で留守番することになりました。(お母さんと片時も離れているのも無理な様子でした。)
 そのため子ども4人しか測定をしていません。それぞれの体内放射能値の結果はこのとおりです。

長男(14歳)31ベクレル ○
長女(12歳)30ベクレル ○
次男 (8歳)28ベクレル ○
三男 (5歳)47ベクレル ○

 首都のミンスク市民でこの放射能値は平均より高いほうです。しかし繰り返しになりますが、放射能汚染地域に指定されているかどうかは関係ないです。
 お母さんの話によると、14歳の長男は慢性胃炎だそうです。
 他の子どもは元気にしていますが、思っていた以上に高い測定結果が出たので、心配だ、とお母さんは話していました。
 必要となればこの家族はミンスクに住んでいますから、ビタペクト2をベルラド研究所まで買いに行こうと思えば行けるのですが、問題は値段です。
 子どもが6人もいると、個人の家庭で価格を負担するのは難しい、という保護者がほとんどでしょう。 
 
 今回もいつものように子ども達に折り紙、ポチ袋、子供向けのお話が載っている雑誌(これはベラルーシの出版)などをプレゼントしました。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今回子どもたちに渡した5個のビタペクト2を購入するために、CD「月と日」の売上金5枚分を充てました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されます。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。ご希望の方、詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第92回」

2009-07-08 |   ビタペクト配布活動
 7月7日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第92回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を5個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1605個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1310部となりました。
  
 今回で通算102回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1605人分のビタペクト2、そして1310家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回も2家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。それぞれのご家族にお話を伺いました。


(家族A)
 ゴメリ州ジトコビッチ市(チェルノブイリ原発から約190キロ)から来た家族。この家族は2003年4月にSOS子ども村に滞在していました。今回が2回目の滞在になります。1回目の滞在のときの様子はこちらをご覧ください。
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2003/no3.html


 ここでご紹介している2家族のうち、5人兄弟の家族のほうです。前回の滞在から6年が経ったわけですが、その間に7人兄弟になっていました。(^^)
 この家族には3個のビタペクト2を渡しました。
 前回と今回の体内放射能値の測定結果はこのとおりです。○印のついた子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時10歳)16ベクレル → 16ベクレル
長男(14歳)12ベクレル → 14ベクレル
次男(11歳)0ベクレル →  19ベクレル
長女 (9歳)0ベクレル →  23ベクレル ○
次女 (8歳)0ベクレル →  16ベクレル
三女 (7歳)0ベクレル →  27ベクレル ○
三男 (4歳)         20ベクレル ○
四男 (3歳)          0ベクレル

 お母さんのお話によると、子どもたちは特に持病はないけれど、よく風邪をひく、ということでした。ただ前回0ベクレルだった子どもの放射能値が増えていたので、今後のことを心配していました。


(家族B)
 ブレスト州ペトリコフ市(チェルノブイリ原発から約130キロ)から来た家族。お母さんが3人の子どもと3人の親戚の子どもを連れてきていました。
 この家族には2個のビタペクト2を渡しました。
 体内放射能値の測定結果はこのとおりです。○印のついた子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時12歳)16ベクレル
長男(12歳)28ベクレル ○
次男 (6歳)24ベクレル ○
長女 (2歳)28ベクレル
女子(14歳)14ベクレル
女子(12歳)13ベクレル
男子(12歳)17ベクレル

 お母さんは2歳の長女が28ベクレルだったので、心配して
「ビタペクト2を飲ませたい。自腹でいいからベルラド研究所へ買いに行く。どうして薬局には売っていないの?」
と質問していました。
 SOS子ども村のリリヤ先生は
「3歳以下の子どもにはあげてはいけないことになっています。腸に異常(要するに下痢)を起こす可能性が高いからです。」
と説明していましたが、どうしても飲ませたいということで、とりあえずティースプーン半分を1日に1回飲ませてみることになりました。
 異常がなければ続けることになります。
 個人的には年齢に関係なくビタペクト2をあげたいですが、小さい子どもが下痢を起こしたりするのは非常によくないです。

 ビタペクト2が薬局で一般的に販売されないのは、値段が割高になってしまうのと、その割には薬ではなく健康食品なので、効果があることを広く宣伝しないと、何に効くのかよく分からず、売れない。
 利益を上げたい薬局が売り上げを伸ばすためには宣伝しなくてはいけないが、それにも費用がかかり、さらに価格が高くなる可能性がある。その結果、低所得者は見向きもしない健康食品になってしまう・・・からです。
 ベルラド研究所にわざわざ行かなくても、地方都市の薬局で自由に買える日が来ればいいのですが・・・。
 
 さて、この家族は次男が小さいときに病気になってから、難聴になってしまいました。言葉の数が少ないので、うまく話ができないとお母さんは心配していました。また長男は喘息を持っています。
 他の子どもたちは元気だということでした。

 今回もいつものように子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、絵葉書や雑誌をプレゼントしました。
 子どもよりお母さんのほうが夢中になって知恵の輪を外していました。
 絵葉書には日本語で名前を書いてもらって、大喜び。
「日本の数の数え方を教えて!」
という子どももいました。 
 画像は記念撮影のようすです。(ただしうちの子も交じって写っています。)

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今回子どもたちに渡した5個のビタペクト2を購入するために、CD「月と日」の売上金5枚分を充てました。
 ベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されます。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。ご希望の方、詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第91回」

2009-06-12 |   ビタペクト配布活動
 6月11日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第91回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を4個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1600個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1300部となりました。
  
 今回で通算101回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1600人分のビタペクト2、そして1300家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by



 今回も2家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。そのうちの1家族にだけビタペクト2を配布しましたが、それぞれのご家族にお話を伺いました。

(家族A)
 
 ボブルイスク市(チェルノブイリ原発から約200キロ)から来た家族。この家族に4個のビタペクト2を渡しました。子どもは全部で5人いますが、2人は成人しており、3人の子どもと孫1人、姪1人が保養に来ていました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時22歳)11ベクレル
男子(13歳)31ベクレル ○
女子(9歳) 29ベクレル ○
男子(7歳) 28ベクレル ○
孫 (3歳) 38ベクレル
姪 (9歳) 26ベクレル ○

 3歳の男の子の孫に年齢制限からビタペクト2をあげられなかったのが残念です。とても小食だそうで、ほとんど何も食べない、とおばあちゃんが心配していました。
(それにしても、孫が3歳で、自分の子どもの末っ子が7歳と、ほとんど差がありません。すごい。どんな感じなんでしょう? 私には想像がつかないですねえ。)

 他の子どもたちの健康状態ですが、9歳の女の子はアデノイド、子ども全員がよく病気をするため、学校や幼稚園では「体が弱い児童のリスト」に入れられているそうです。
 7歳の男の子は虫刺されアレルギーがあります。お母さんもこのアレルギーを持っているのですが、昔はなかったのにある日突然アレルギー体質になってしまったそうです。
 どのような症状かと言うと、虫(蚊など)に刺されると、すぐに高熱が出て、気分が悪くなり、ひどく腫れるので病院に行かないといけないそうです。
 どうしたらいいのでしょう? SOS子ども村のリリヤ先生は
「虫刺され予防のクリームを塗るなどして、刺されないようにするしかない。」
と言っていました。夏場は大変です。完璧に予防なんてなかなかできないのでは? と思いました。


(家族B)

 こちらもボブルイスクから来た家族。お母さんが4人の子どもと1人の姪を連れてきていました。
 この家族にはビタペクト2を渡しませんでしたが体内放射能値の結果はこのとおりです。

母親(事故発生時12歳)20ベクレル
長女(14歳)15ベクレル
次女 (8歳)24ベクレル
長男 (6歳)25ベクレル
次男 (3歳)21ベクレル
姪 (12歳)17ベクレル

 非常に残念なことに、今回は24ベクレルや25ベクレルの子どもにビタペクト2を渡すことができませんでした。
 普段は20ベクレル以上ならビタペクト2を渡しているのですが、チロ基金が前もって購入していたビタペクト2が4個だけになっていたのです。
 そのため体内放射能値が多い順に4名の子どもにしか今回渡すことができませんでした。
 なぜこのようなことになったかと言うと、ベルラド研究所側の事情でしばらくの間、ビタペクト2の製造が休止していたため、チロ基金は購入ができなかったのです。
 幸い近日中にベルラド研究所はビタペクト2の製造を再開するそうですので、次回の配布活動には追加の購入が間に合いそうです。(ただし価格が上がるそうです。)
 今回は残念ですが、このように体内放射能値が高い(20ベクレル以上)子ども全員にビタペクト2を渡すことができませんでした。

 この家族の健康状態ですが、お母さんは腎臓病をわずらっており、絶対に風邪をひいてはいけないと医者に言われています。
 3歳の次男は扁桃腺炎になりましたが、回復しています。
 子どもたちは持病はなく元気にしていますが、8歳の次女は乾燥肌で、体中にクリームを塗っています。
 リリヤ先生からは「ビタミンAを摂りなさい。」とアドバイスを受けていました。

 画像は記念撮影のようすですが、うちのY子も映っています。
 またこの記事内で紹介していない子どもも映っています。実はもう1家族が滞在しています。
 この家族は遅れて来たため、体内放射能値を測定していませんので、ビタペクト2も渡していません。
 この家族のお母さんは2回結婚し、子どもが2人います。そして3番目の内縁の夫のアパートで暮らしていました。しかし籍は入れていない状態だったところへ、喧嘩をしてアパートを追い出されたそうです。
 お母さんと2人の子どもは3日間野宿をしてたそうなのですが、お母さんは自分の職場で窮状を訴えたところ、地元の福祉センターで相談するように言われたそうです。
 その結果、住宅を支給する代わりに分割でもいいから買い取るように言われました。それでお母さんは収入を増やすために2つの職場を掛け持ちすることになりました。
 しかし最初の月給が出るまで住むところがないため、福祉センターからSOS子ども村のことを紹介され、しばらく仮住まいのために滞在することになったそうです。
 そのため保養滞在ではなく、住み始めた時期も中途半端なため、体内放射能値は測定していません。お母さんも仕事のため不在で直接話はしていません。
 このような事情により、健康状態などもきいていないのですが、画像には映っているし折り紙などのプレゼントはしました。 
 
 今回もいつものように子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、ガリガリプロペラをプレゼントしました。。
 子供向けのお話が載っている雑誌(これはベラルーシで出版されたもの。ミンスク市立第5児童図書館提供。)も2冊ずつプレゼントしました。
 ガリガリプロペラにみんな大喜び。大受けでした。知恵の輪もみんな真剣に挑戦。20分ぐらいで解いてしまいます。賢ーい!

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や竹細工など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

 さて、100回以上に続いて行っているこのチロ基金の活動。
 ビタペクト2を購入する資金として2005年からベラルーシ語で歌う日本の歌が収録されたCD「月と日」を1枚購入すると、その売上金の一部がビタペクト2を1個の購入する費用としてチロ基金に還元されています。
 CD1枚の売り上げが、ビタペクト1個分、つまりべラルーシのチェルノブイリ原発事故の被災児1人に無料で渡すというこの活動につながっています。
 CD「月と日」について詳しくはこちらです。(HP「ベラルーシの部屋」内)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 京都にあるヨーロッパ輸入雑貨店「Vesna!」店頭やそのネットショッピングで購入できます。詳しくはこちらをご覧ください。

http://vesna-ltd.com/shop/b_music.html

 どうか皆様のご協力をお願いいたします。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第90回」

2009-05-23 |   ビタペクト配布活動
 5月21日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第90回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を6個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1596個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1290部となりました。
  
 今回で通算100回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1596人分のビタペクト2、そして1290家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回も2家族がSOS子ども村に来て保養滞在していました。そのうちの1家族にだけビタペクト2を配布しましたが、それぞれのご家族にお話を伺いました。


(家族A)
 
 ピンスク(チェルノブイリ原発から約280キロ)から来た家族。この家族に6個のビタペクト2を渡しました。子どもは全部で8人いますが、そのうち6人だけが保養に来ており、子ども全員に1つずつビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能測定結果はこのとおりです。

母親(事故発生時14歳)0ベクレル
女子(17歳)22ベクレル
男子(12歳)27ベクレル
女子(9歳) 21ベクレル
男子(8歳) 32ベクレル 
女子(6歳) 26ベクレル
女子(5歳) 22ベクレル

 子どもたちの健康状態ですが、17歳の女の子は背骨が歪んでおり、最近視力が低下してきたそうです。
 9歳の女の子は生まれつき腎臓が一つしかありません。また肩のあたりの骨と関節が歪んでいて腕を上げることができません。
 手術しなければいけませんが、まだ小さいので健康な神経を傷つけたら危険なので、時期はしばらく後にしたほうがいいと医者から言われたそうです。
 
 病気のため家でお父さんと留守番をしている2人の子ども(2歳と6歳)ですが、6歳の男の子(6歳の女児とは双子。)は生まれつき脊髄が変形していて、今でも自力で歩くことができません。1年前に手術しましたが、まだ歩行ができず、家の中を這っているそうです。
 お母さんはこの男の子のことを話すときはとても悲しそうでした。

 つまり子どもが8人いる多子家庭で身体障害児がいるわけですが、地元ピンスクでは、だからと言って何か福祉助成金などがもらえるわけではないそうです。
 地方格差がベラルーシに存在しており、その差がかなり大きい、ということです。残念です。
 お母さんは「ピンスクは放射能汚染が続いている。1年に1回でいいから子どもにビタペクト2を飲ませたい。」と話していました。


(家族B)

 ボブルイスク(チェルノブイリ原発から約200キロ)から来た家族。この家族には年齢制限などの理由のため、ビタペクト2を渡しませんでした。
 しかし体内放射能値は測定しましたので、その結果をお知らせします。

母親(事故発生時11歳)20ベクレル
長女(13歳)19ベクレル
長男(5歳)20ベクレル
次男(3歳)38ベクレル

 私はビタペクト2は3歳以上が対象なので、この子どもたちにも飲ませたい、と思ったのですが、SOS子ども村のリリヤ先生は、健康状態がよくなくとても痩せていて3歳の子どもの体格なので、飲ませないほうが無難だと話しました。

 この子どもたちのお母さんは、多子家庭に支給される住宅を受け取る手続きのため、1人帰郷しており、話をうかがうことができませんでした。
 リリヤ先生の話では、長女は生まれつき耳が聞こえず、話も上手にできないので、コミュニケーションがうまく取れない、ということでした。この女の子が話している言葉(私の耳には「うー」とか「あー」にしか聞こえない・・・。)が分かるのはお母さんだけなのだそうです。
 もう1人のお母さんと話をしているとき、急にこの女の子が泣き出したのですが、理由が分からなくて困りました。
 しばらくして「私の家族だけビタペクト2がもらえなかったので」泣いた、ということが分かりました。

 お母さんが不在なので、子どもたちの健康状態もきくことができませんでした。
 ただ男の子2人は、顔色も悪く、痩せていて落ち着きもなかったです。

 このお母さんですが、長女は1回目の結婚のとき生まれた子どもで、2人の男の子は2回目の結婚のときの子どもなのだそうです。そして2番目の夫とも離婚。今は3人目の夫となる人と恋愛の真っ最中で、SOS子ども村へせっかく保養に来たのに、毎日4時間も携帯でその人と話をしており、子どものことはほったらかし・・・なのだそうです。
 
 リリヤ先生は
「かわいそうだけど、この子どもたちにビタペクト2をあげたとしても、母親がこんな状態では、ちゃんと毎日飲ませないだろう。」
とため息をついていました。
 親によって運がいいとか、悪いとかの境目を見てしまった気持ちがしました。
 もしお母さんがこの場にいて、もっとしっかりした人だったら
「体が小さくてももう3歳以上なんだから、ビタペクト2をください!」
と言っていたと思います・・・。

 今回もいつものように子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、年少の子どもたちにはぬりえ(ドラゴンボールとポケモン)などをあげました。
(「あれもほしい、これもほしい!」という子どもが今回多くて、喧嘩が起きないか心配でした。)
 子供向けのお話が載っている雑誌(これはベラルーシの出版)もプレゼントしました。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙やぬりえなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、SOS子ども村への交通費を捻出してくださった日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。(ついに100回目の配布です。)
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第89回」

2009-04-20 |   ビタペクト配布活動
 4月20日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第89回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を10個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1590個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1280部となりました。
  
 今回で通算99目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1590人分のビタペクト2、そして1280家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by



 今回は2家族がゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)からSOS子ども村に来て保養滞在していました。それぞれのご家族にお話を伺いました。

(家族A)
 今回で2回目の保養滞在となります。
 1回目の2005年のときのようすはHP「ベラルーシの部屋」チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第30回」(家族C)(当時はゴメリ州ペトリコフ地区コノビッチ村に住んでいました。)をご覧ください。
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2005/no30.html


 この家族には3個のビタペクト2を渡しました。前回は放射能値が低かったり、まだ生まれていなかった(^^;)りで、ビタペクトを飲んでいません。
 2005年と今回の体内放射能値の測定結果のこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。

母親(事故発生時5歳)13ベクレル → 15ベクレル
男子12歳(病欠)    → 20ベクレル ○
女子 9歳 13ベクレル → 15ベクレル
女子 6歳 24ベクレル → 24ベクレル ○ 
男子 5歳 32ベクレル → 19ベクレル ○
男子 2歳        → 44ベクレル
甥 13歳        → 12ベクレル

 このうち12歳の男の子は前回病気になって家で留守番をしていたため、今回が初測定です。
 6歳と5歳の子どもは前回測定しましたが、当時は年齢が3歳以下だったため、ビタペクト2を渡していません。
 2歳の男の子は44ベクレルですが、3歳以下なので、今回はビタペクト2を渡しませんでした。

 子どもたちの健康状態ですが、2歳の男の子は、胆嚢の位置がずれて、胆管がねじれている、肝臓肥大が見られる、心臓の壁に小さいが穴が見つかった、食物アレルギーで呼吸困難に陥る・・・と話を聞いているだけで滅入りそうでした。
 生まれてから11回入院したことがあり、幸いSOS子ども村に保養に来ることができた、とお母さんは喜んでいました。
 しかし、私が見ている限りでは、体が小さく、常に鼻水が出ていました。
 喉を温める器械を買って、自宅にいるときは、毎日それを使っているそうです。

 9歳の女の子は生まれたとき、産声を上げなかった、つまり肺呼吸を始めず、集中治療室に連れて行かれ、その後自力で息をするようになったものの、医者から脳が酸欠状態になったので、成長後も「ぼけっとした鈍い子」になります、と言われたそうです。
 ところが現在は優等生。(医者の言うことは絶対じゃないですよね。)
 しかしその子のカルテには、出生直後の健康状態として「脳が酸欠状態になった。」と書いてあるそうで、大学の入試に響く可能性がある、とリリヤ先生に言われました。
 入試のときにカルテから抜粋した健康診断書を提出しなくてはならず、そうすると入試の点数がよくても、「ぼけっとした鈍い子」と思われ、不合格にされることがあるそうです。(@0@)そんなひどい・・・!!!
 これがベラルーシの入試の実態なんでしょうか? 
 リリヤ先生は、この子の知能が高いことを証明し、カルテから「脳が酸欠状態になった。」という一文を削除するよう、医者に訴えるべきだ、とお母さんを説得していました・・・。

 甥はよく気を失って倒れるため、通院中だそうです。お母さん(その子にとっては叔母)は
「SOS子ども村へ保養に行けたのはうれしかったけれど、この子が倒れたらどうしようと、引率者として気が気ではない。」
と話していました。


(家族B)
 ゴメリ市から来た家族。この家族は4回目の保養滞在となりますが、1回目の滞在は1998年で、ビタペクト2の配布活動開始前ですので、体内放射能値の測定などは行っていません。
 2006年の2回目の滞在についてはこちらをご覧ください。
 HP「ベラルーシの部屋」過去ログ2006年3月
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第43回」(家族B)

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2006/index.html


 2008年の3回目の滞在についてはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第73回」

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/a52dfb308114ba1946781bcc4d0bbe17


 この家族には7個のビタペクト2を渡しました。
 2006年と2008年、そして今回の体内放射能値の測定結果のこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しました。
母親(事故発生時24歳)21ベクレル○ → 14ベクレル → 11ベクレル
女子(18歳) 23ベクレル○ → 12ベクレル → 25ベクレル ○
女子(12歳) 28ベクレル○ → 41ベクレル ○ → 17ベクレル ○
男子 (5歳) 27ベクレル  → 33ベクレル ○ → 35ベクレル ○
甥 (16歳) 27ベクレル○ → 29ベクレル ○ → 16ベクレル 
姪 (13歳) 24ベクレル○ → 19ベクレル ○ → 13ベクレル

 16歳の甥と13歳の姪はゴメリ州ブダ・コシェリョボ市に住んでいます。
 このほか今回が初めての保養滞在となる親戚の子ども4人(うち3人はゴメリ市、1人はブダ・コシェリョボ市に近いデルビチ村に住んでいます。)

女子(12歳)22ベクレル ○
女子(12歳)23ベクレル ○
女子(11歳)18ベクレル ○
女子(12歳)28ベクレル ○ 

 子どもたちの健康状態についてです。
 18歳の女の子は最近心電図に異常が見つかり、精密検査を受けるように言われたそうです。
 12歳の女の子は食べ物のアレルギーで腕にぶつぶつができていますが、できていなかった時期がほとんどなく、原因になる食べ物が何なのかも、まだ分かっていません。
 今は血液検査でアレルゲン(原因になるもの)を調べることができるので、大きい病院に行くべきだ、とリリヤ先生に言われていました。
 5歳の男の子はよく風邪をひき、1か月に1回は幼稚園を休んでいます。

 デルビチ村出身の12歳の女の子は「出生時に不注意があり」よく入院しているとのことでしたが、何が起こったのかは、口を濁して話してくれませんでした。
(チロ基金としては、プライバシーに深く関わることや、聞き取り家族が話したくないことは無理にきかないようにしています。)

 11歳の親戚の女の子は、風邪をよくひき、耳がすぐ痛くなるので、綿で耳を覆って、落ちないようにヘアバンドをしています。いつもこの格好でいるそうです。

 今回はビタペクトを渡しませんでしたが、13歳の姪っ子は心臓の弁が完全に閉まらない病気だそうです。中学1年生なのに、体重が69キロで
「心臓の負担を減らすためにも、痩せなさい。」
と医者から言われ、本人も気にしているそうです。
 今回はビタペクト2を飲まなくてもいい、と言ったら
「前に飲んだとき、体重が2キロ減ったのに・・・。ビタペクト2、飲みたい・・・。」
とがっかりしていました。
 やっぱり、ペクチンが大量に含まれているので、ビタペクト2を飲むと腸内が掃除され、ダイエット効果があるようです。

 お母さんは
「初めてSOS子ども村へ来たときに連れてきていた長女が結婚、長男ももうすぐ結婚するのよ。」
と嬉しそうに話していました。
 時間が経つのはあっと言う間ですね。
 チロ基金のこの活動も、気がつけば、次回で100回目の配布になります。

 今回もいつものように子ども達に日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、ぬりえや子供向けの絵本をあげました。
 小さい子どもにはぬりえ、年長の子どもには知恵の輪が大人気です。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、またSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第88回」

2009-03-28 |   ビタペクト配布活動
 3月24日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第88回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を8個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1580個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1270部となりました。
  
 今回で通算98目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1580人分のビタペクト2、そして1270家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


さて今回は2家族がSOS子ども村に保養に来ていました。いつもは私がSOS子ども村へ行っていたですが、ちょうど日本文化情報センターで着物展開催中だったので、こちらのほうに来てもらうことになりました。
 着物を見学してから、いつものようにご家族にお話を伺いました。


(家族A)

 この家族はゴメリ州ペトリコフ(チェルノブイリ原発から約130キロ)から来た家族です。SOS子ども村滞在は3回目になります。
 1回目の滞在は2004年です。そのときの様子はHP「ベラルーシの部屋」チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第18回」をご覧ください。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2004/no18.html


2回目の滞在は2006年7月です。そのときの様子はHP「ベラルーシの部屋」過去ログチロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第47回」をご覧ください。

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2006/index.html


 この家族には4個のビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能値の測定結果、今までの経緯はこのとおりです。2004年、2006年、2009年の順に測定結果を示しています。○印の子どもにビタペクト2を渡しています。

母親(事故発生時21歳)10ベクレル → 10ベクレル → 11ベクレル
女子(16歳) 0ベクレル → 28ベクレル ○ → 24ベクレル ○
女子(14歳) 0ベクレル →(2006年には保養に来ず)→ 16ベクレル ○
女子(11歳) 0ベクレル → 26ベクレル ○ →  0ベクレル
男子 (9歳)30ベクレル → 24ベクレル ○ →  0ベクレル
女子 (7歳)45ベクレル → 18ベクレル ○ → 19ベクレル ○
男子 (5歳)(2004年生)→ 26ベクレル ○(飲んだのは半量) →33ベクレル ○

 そしてこの家族にはさらに2008年生まれで現在1歳半の男の子が生まれました。(保養に来るたびに家族の数が増えています。)この男の子は0ベクレルでした。     
 現在9歳と7歳の子どもは2004年の滞在では年齢が3歳以下だったため、ビタペクト2を摂取していません。
 
 前回の2006年にビタペクト2を飲んだ子どものうち11歳と9歳の2人は0ベクレルにまで減っていますが、あまり変化がなかった子どもも2人います。
 それでもお母さんは、「ビタペクト2の効果があった。」と喜んでいました。今のところ子どもたちには特別な病状などはないそうです。


(家族B)
 ゴメリ州ロガチョフ市(チェルノブイリ原発から約190キロ)から来た家族。この家族には4個のビタペクト2を渡しました。それぞれの体内放射能値の測定結果のこのとおりです。

母親(事故発生時33歳)15ベクレル
男子(17歳) 0ベクレル
男子(16歳)19ベクレル ○
女子(15歳)26ベクレル ○
女子(14歳) 0ベクレル
男子(12歳)29ベクレル ○
女子(12歳) 0ベクレル
男子(10歳)17ベクレル ○
 
 この家族は家庭タイプ孤児院で、9年前から孤児を引き取って養育しているそうです。お母さんの話によると、4人の実子がいるそうですが、すでに成人しており、お母さん自身、25年間幼稚園で働いていたそうです。私の目から見て、「お母さん」というよりは学校の校長先生のような話し方、子どもへの接し方でした。
 子どもたちは特に持病もなく、元気だそうです。
 みんな熱心に着物を見ていました。さらに日本文化情報センター内も案内すると、本をすぐに手に取り、読み始め、読書好きな一家でした。最近はベラルーシでも読書離れが進んでいるのですが、この一家はちがいました。

 今回もいつものように子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、それからタングラムというパズルをプレゼントしました。年少の子どもたちにはぬりえ(ドラゴンボールとポケモンだったので、大喜び。)をあげました。
 本好きな一家ということで、子供向けのお話が載っている雑誌(これはベラルーシの出版)も3冊ずつプレゼントしました。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙やぬりえなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、など多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第87回」

2009-03-03 |   ビタペクト配布活動
 3月3日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第87回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を9個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1572個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1260部となりました。
  
 今回で通算97目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1572人分のビタペクト2、そして1260家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回保養に来ていたのは、ゴメリ州カリンコビッチ市(チェルノブイリ原発から約100キロ)から来た第3学校の校長先生夫婦とその娘さん、その親戚のおばさん、そして引率されてきた12人の生徒さんたちです。
 この家族には今回9個のビタペクト2を渡しました。

 この校長先生夫婦は2007年1月、2008年3月にも子どもたちを引率してきていました。そのときのご報告はこちらをご覧ください。
 HPベラルーシの部屋レポート 過去ログ
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第54回」

http://belapakoi.s1.xrea.com/x/repo/hobby_book.cgi


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第72回」

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/6dddca6c98d5d83af957c59142b848eb


 それぞれの体内放射能値はこのようになります。ただ校長先生はSOS子ども村到着後インフルエンザが発症し、熱のため放射能の測定をしませんでした。
(○印の子どもにビタペクト2を渡しました。測定結果は2007年1月、2008年3月、2009年3月の順番に表記しています。)

校長先生の奥様(事故発生時17歳)12ベクレル → 0ベクレル →12ベクレル
校長先生の娘(17歳)17ベクレル → 16ベクレル →19ベクレル ○

 今回2回目の滞在になる子どもの放射能結果はこのとおりです。(測定結果は2008年3月、2009年3月の順番に表記しています。)

男子(14歳)  0ベクレル   → 24ベクレル ○
男子(12歳) 43ベクレル ○ → 14ベクレル
女子(11歳)  0ベクレル   → 21ベクレル ○
男子(11歳) 35ベクレル ○ → 16ベクレル ○

 今回初めての滞在になる子どもの放射能結果はこのとおりです。

男子(15歳) 31ベクレル ○
男子(14歳) 14ベクレル
男子(13歳) 14ベクレル 
男子(13歳) 16ベクレル ○
女子(11歳) 25ベクレル ○
女子(11歳) 15ベクレル ○
親戚の叔母  19ベクレル ○ (この人だけソリゴルスクの出身。)

 
 さらにSOS子ども村に来るのはこれで4回目、という男の子(13歳)がいました。
 多子家庭の子どもで、2005年5月と2006年1月に母親と滞在していました。2008年には校長先生一家と滞在しています。
 2005年、2006年、2008年、2009年に測定した結果はこのとおりです。

24ベクレル ○ → 18ベクレル ○ → 26ベクレル ○ → 14ベクレル   

 この男の子が2005年と2006年に滞在したときの様子はこちらの過去ログをご覧ください。
 
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第31回」(家族A)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2005/no31.html


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第41回」(家族B)2006年1月 過去ログ

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2006/index.html


3回目のSOS子ども村滞在になる今回も、校長先生ご夫婦は、学校の生徒の中で特に病気を持っている子どもや貧困家庭の子どもを選んで連れてきたそうです。
 ほとんど全員が何らかの病気を抱えています。
 女子(11歳・21ベクレル)は病気がちで、高血圧です。
 女子(11歳・15ベクレル)は扁桃腺炎、アデノイド、胃炎。冷たいものはいっさい食べたり飲んだりすることを禁止。
 男子(14歳・14ベクレル)はほこりによるアレルギー。

 カリンコビッチではイギリスへ保養に行く子どももいるそうで、男子(13歳・14ベクレル)と4回目のSOS子ども村滞在になる男の子は、去年の夏、イギリスへ行ったそうです。この二人の体内放射能値が高くなかったのは、海外の保養滞在のおかげかもしれません。
 (子どもたちは『日本に行きたい。』と話していました。)
 でも、今回の結果を見たところ、ビタペクト2を去年飲んだ子どもたちは多かれ少なかれ、値が減っています。

 カリンコビッチでは現在、日本のしいたけを栽培するきのこ工場があります。校長先生の話では生の状態のもの(しかも真空パック入り)と干ししいたけが売られているそうです。
 10年ぐらい前に、ベラルーシ科学アカデミーがベラルーシにはない種類のきのこ「しいたけ」の研究を開始した、と報道されていたのですが、今ではベラルーシ各地で栽培され、売られています。
 ベラルーシの野生のきのこは放射能に汚染されている可能性が高く、その代わりに「衛生的な」外国のきのこを人工的に栽培して、国民に提供しようと言う考えですね。(すばらしい!)

 そして、このしいたけの軸の部分、カットされて、それだけまとめて、カリンコビッチの市場で、1キロたったの25円で叩き売りされているそうです。(@_@)パンの耳の安売りのような感じ? 
 校長先生は
「安いのに、買って食べてみたらすごくおいしかった。ここの部分には栄養はないんですか?」
ときかれました。(旨み成分は含まれているはず・・・だしを取ったりしますからね。)

 そのほか「干ししいたけにはビタミンDが多く含まれる。」とか「しいたけ汁は体にいい。」とか校長先生とキノコ談義で話が盛り上がりました。(^^;)
 しいたけの軸、こんなに安いんなら、カリンコビッチ土産で絶対買います! (それよりミンスクには売っていないのかなあ・・・しいたけは売られていますが、安い軸は売られているのを見たことがないです。)

 さて今回も子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、恐竜折り紙セット、それから純粋に日本のおもちゃではありませんが、タングラムというパズルをプレゼントしました。
 今回は年長の子どもが多かったので、知恵の輪やパズル、ちょっと難しい折り紙に興味津々で、校長先生の奥様もとても楽しそうに知恵の輪に挑戦していました。
 
 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第86回」

2009-02-16 |   ビタペクト配布活動
 2月13日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第86回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を7個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1563個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1250部となりました。
  
 今回で通算96目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1563人分のビタペクト2、そして1250家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回は2家族がSOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族からお話を伺いました。両家族とも家庭タイプ孤児院でした。


(家族A)

 モギリョフ州オシポビッチ市(チェルノブイリ原発から約230キロ)から来た家族。9人の養子と暮らしています。そのうち病気になってしまった1人を除いて8人の子どもがお母さんと保養に来ていました。
 この他に2人の実子がいるそうですが、二人とも大学に入学し、ミンスクで暮らしているそうです。
 さらに3人の養子「卒業生」がいて、それぞれ大学に通ったり、調理師専門学校で学んでいるそうです。(合計14人の子ども・・・すごいですね。)
 この家族には5個のビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能値の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しています。

母親(事故発生時26歳)12ベクレル      
男子(16歳)26ベクレル ○
男子(16歳)12ベクレル
女子(16歳)17ベクレル ○
女子(15歳)17ベクレル ○
女子(13歳)18ベクレル ○
男子(13歳)16ベクレル ○
女子 (6歳) 0ベクレル
女子 (8歳) 0ベクレル

 子どもたちは全員よく扁桃腺炎になるため、1年に2回サナトリウムへ行って療養しているそうです。普段はハーブの煎じたものでうがいをしているそうです。
 15歳の女の子は生まれつき、心臓の大きさが小さく、内部の壁に穴が開いていて、つまり心臓内できれいな血液とそうでない血液が混ざってしまうそうです。
 運動をすると胸が痛くなるそうで、将来手術をすることを考えているそうです。

 子どもたちは森でキノコやベリーを摘んで、それを市場で売って家計を手伝っているそうです。
 このうち15歳と13歳の女の子、8歳と6歳の女の子は血の通った姉妹なのですが、それにしても家庭タイプ孤児院で暮らす子どもの生活とはどんなものかと思います。
 子どもたちはみんな礼儀正しい感じで、学校の成績も優秀な子が多いそうです。
 やはり切磋琢磨するような状況になるんでしょうか。

(家族B)

 ミンスク州ジェルジンスク(チェルノブイリ原発から約320キロ)から来た家族。6人の養子のうち5人をお母さんが連れてきていました。やはりこの家族もすでに3人の「卒業生」がいるそうです。
 しかもお母さんの年齢は32歳。この年齢で9人の母親になっているわけですね。すごいです・・・。でもこのお母さんの話では、一度に24人の養子を育てている家庭タイプ孤児院の家庭もあるとか。

 この家族には2個のビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能値の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を渡しています。

母親(事故発生時9歳)0ベクレル   
男子(15歳)12ベクレル
女子(15歳) 0ベクレル
女子(15歳)22ベクレル ○
女子(14歳)28ベクレル ○
男子 (5歳) 0ベクレル

 15歳の女の子(0ベクレル)は慢性気管支炎の症状がひどく、勉強もできないほどで、この2年間ほとんど学校に通っていない、ということでした。 
 14歳の女の子も気管支炎によく罹るそうです。
 15歳の男の子は胃炎のため食が細く、学校で給食を食べていない、と先生から保護者に連絡が来たそうです。
 5歳の男の子は生みの親が精神病患者だったそうで、それが遺伝しているのではないかと養母は心配しています。突然叫んだり、そばにいる人に噛み付いたりすることがあるそうです。
 神経を落ち着かせるためにハーブティーを飲ませているそうです。
 他にも気管支炎の女の子二人にも民間療法で、温めてアルコールを飛ばしたビールを飲ませたり、使用後、コンセントを抜いた(←当然ですが)アイロンを胸の上にのせたりしているそうです。

 大変ですが、この家族の希望の星は15歳の女の子(22ベクレル)です。卓球をしていて、学校では1番。そして地区大会に出て1番。金メダルをもらっています。
 せっかくなので金メダルを首から下げてもらって記念撮影しました。
 一方でこの女の子も心音に雑音が混じっているそうで、お母さんは心配していました。本人は
「そんなことでスポーツはやめたくない。市の大会に出たい。」
と話していました。本当にがんばってほしいですよね。

 両家族ともベラルーシ子ども基金から一戸建ての家を支給してもらったそうです。
 ベラルーシ子ども基金はイギリスなどがスポンサーになって、家庭タイプ孤児院の家族に住居を提供しています。
 それはもちろんいいことなのですが、その後の修理などは各家庭の負担。
 (家族B)のお宅は10年前にもらったものだそうですが、最近になってトイレが壊れ、お風呂の水はけもおかしくなり、あちこち修理しないといけなくなってきました。
 しかしそれに対する助成金などはもらえないので、知り合いに借金して新しい便座を買って、自分たちで取り付けたそうです。

 養子ばかり大勢育てるのは本当に大変だと思います。家がもらえるのはいいけれど、細かいケアは受けられないという、「ざっくり福祉政策」だなあ、と思いました。(トイレが壊れていた間は大変だったでしょう。家族の人数が8人なのに。) 


 さて、今回も日本の文化に触れてもらおうと、絵葉書(奈良県室生寺の絵葉書)子どもたちにキティーちゃんの折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、小さい3人の子どもにはドラえもんのぬりえ(「ドラえもん、見たことあるよ。」と話していました。)大きい子どもたちにはちょっと難しい恐竜折り紙セットをプレゼントしました。
 みんな大喜びで、さっそくぬりえをしたり、知恵の輪をしたりしていました。(^^)
 翌日はバレンタインデーということで、わたしのほうは子どもたち手作りのハートマークのカードをいただきました。ハートマークに囲まれて幸せです!

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第85回」

2009-01-24 |   ビタペクト配布活動
 2009年最初の配布活動となりました。
 1月23日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第85回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を5個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1556個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1240部となりました。
  
 今回で通算95目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1556人分のビタペクト2、そして1240家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by




 今回はピンスク州ソシノ村(チェルノブイリ原発から約270キロ)から、チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第1回」や「チェルノブイリ被災児マリーナさんとウラジーミル君の治療支援活動」で、今まで支援を続けてきた一家が保養のためSOS子ども村に滞在していました。

 表皮水泡症という難病と戦ってきたマリーナさんとウラジーミル君の現在の病状などは、改めてご報告します。ここでは体内放射能値測定結果についてご報告します。

 (この兄弟への支援活動について詳しくはこちらです。)

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第1回」

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2003/index.html


「チェルノブイリ被災児マリーナさんとウラジーミル君の治療支援活動」第1回と第2回

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/mv/index.html


ソシノ村へのビタペクト2配布活動報告についてはこちらをご覧ください。
第1回 2003年10月

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2003/s-no1.html


第2回 2004年

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/2004/so_no2.html


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第42回」
「チェルノブイリ被災児マリーナさんとウラジーミル君の治療支援活動」第3回

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2006/002.html



「チェルノブイリ被災児マリーナさんとウラジーミル君の治療支援活動」第4回 (HP「ベラルーシの部屋 レポート」2007年4月18日過去ログ)

http://belapakoi.s1.xrea.com/x/repo/hobby_book.cgi



 今回マリーナさんとウラジーミル君のお母さんは自分の子ども二人(ウラジーミル君とオーリャちゃん)とブレスト市に住む孫娘、ソシノ村の子どもたち5人を引率して保養滞在していました。
 検査結果はこのとおりです。(○印がついている子どもにビタペクト2を渡しました。)

母親(事故発生時25歳)24ベクレル
ウラジーミル君(17歳)25ベクレル ○
オーリャちゃん(12歳)25ベクレル ○
孫娘(7歳) 24ベクレル ○
男子(17歳)11ベクレル
女子(17歳)15ベクレル
女子(17歳)16ベクレル
女子(15歳)19ベクレル ○
女子(13歳)22ベクレル ○

 15歳と13歳の女の子は姉妹です。
 お母さんにお話を聞いたところ、ウラジーミル君が表皮水泡症である以外は、慢性病を抱えている子どもはいないそうです。
 ただ孫娘ちゃんは痩せていて顔色が悪かったです。
 SOS子ども村へ保養に行くことになり、大喜びで列車に乗ったら、子どものうち1人がインフルエンザを発病。次々にかかって、最後にお母さんの順番がきて、やっと治ったところへ私がやってきた・・・ということでした。
 でもお母さんと17歳の男の子はまだ目が熱っぽかったです。
 ベラルーシもインフルエンザが流行って、あちこちで学校閉鎖になっています。(うーん、怖い!)

 子どもたちは年長の子どもが多かったので、いろいろ話をしましたが、子供自身は元気でも、家族、特に親の世代に、死亡、病気や手術が多く、(心臓病や腎臓病、高血圧など)大変な様子でした。
 ソシノ村は放射能値が高い地域にあるので、それが影響している可能性があります。
 こんな村がベラルーシ中にどれだけたくさんあるのでしょうか。

 さて、この一家には協力してもらって、体内放放射能値の追跡調査を行っています。今までの測定結果はこのとおりです。

 2003年2月に1回目の測定。
 結果は、マリーナさん31ベクレル、ウラジーミル君20ベクレル、オーリャちゃん35ベクレル、母親20ベクレル。
 2003年3月に1回目のビタペクト2摂取。

 2003年7月に2回目の測定。
 結果はマリーナさん0ベクレル、ウラジーミル君8ベクレル、オーリャちゃん0ベクレル、母親0ベクレル。

 2003年10月に2回目のビタペクト2摂取。

 2004年10月に3回目のビタペクト2摂取。

 2006年2月に第3回目の測定。
 結果はマリーナさん27ベクレル、ウラジーミル君22ベクレル、オーリャちゃん10ベクレル、母親15ベクレル。
 2006年2月に4回目のビタペクト2摂取。

 2007年4月に第4回目の測定。
 結果はマリーナさん0ベクレル、ウラジーミル君0ベクレル、オーリャちゃん0ベクレル、母親15ベクレル。

 そして今回2009年1月に第5回目の測定。
 結果はウラジーミル君25ベクレル、オーリャちゃん25ベクレル、母親24ベクレル。(マリーナさんは測定せず。)
 そして2009年1月現在、5回目のビタペクト2摂取中・・・。

 今回は残念な結果となりました。やはりビタペクト2を飲んでから1年ぐらいは大丈夫なのですが、2年以上間が空くと元通りの結果になってしまいます。
 ソシノ村の食べ物が放射能汚染されていて、それを食べ続けているかぎりは同じことの繰り返しになっています。ウラジーミル君は牛乳が大好きで、毎日たくさん飲んでいるそうなのですが、ピンスク地区の牛乳は1リットルあたり100ベクレルの放射能を含んでいる、というデータがベルラド研究所にあります。
 比較的汚染されていない地域へ引越しすればいいのかもしれませんが、そんなことは簡単にできません。
 ビタペクト2が国家レベルのプロジェクトとなり、国民全員が無理でも、未成年者への1年に1回の摂取を義務付けるぐらいになれば、ベラルーシ人の健康レベルも飛躍的によくなるのでしょうが・・・

 今回も子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、絵葉書をプレゼントしました。
 日本からのプレゼントにみんな大喜びでした。意外に知恵の輪が一番人気がありますね。今回は特に年齢の大きい子どもが多かったので、知的なおもちゃに目が入ってしまうのかもしれません。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第84回」

2008-12-29 |   ビタペクト配布活動
 12月29日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第84回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を1個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1551個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1230部となりました。
  
 今回で通算94目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1551人分のビタペクト2、そして1230家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by



 今回は1家族がミンスク州ラトムカ(チェルノブイリ原発から約340キロ)から保養のためSOS子ども村に滞在しており、お話を伺いました。
 この家族は2008年7月にもSOS子ども村に保養滞在したことがあります。詳細はチロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第76回」(家族B)をご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/a29d7528df60ddc4a5b26b86a355d7d7


 この家族は家庭タイプ孤児院で、両親と2人の実子、15人の養子を育てている一家です。
 ところが、昨年12月に母親が病死。父親が一人で残った養子14人の面倒を見ています。
 それを知っている地元の多子家庭協会の勧めで、SOS子ども村に保養滞在することになりました。
 7月の滞在時には全員の子どもは連れてこられず、そのうちの6人が父親と滞在していました。
 ぜひこのお父さんと話がしたかったのですが、子どものうち1人をミンスクの専門学校に入学させたい、ということで、入学試験に行っており、会うことができませんでした。

 体内放射能値を測定したときも、このお父さんと進学希望のこの子どもの二人はベルラド研究所に行けず、測定していません。
 測定したのは5人の子どもですが、全員に1個ずつビタペクト2を渡しました。
 
 そして5か月が経過・・・。今回は養子のうち13人が父親と保養に来ていました。
 今度こそこのお父さんとお会いしてお話がききたいと思っていたのですが・・・いません。
 子どもたちに尋ねると、親戚に不幸があり、お父さんだけお葬式に出るため、一時帰宅してしまった、ということでした。残念です。

 しかし、今回ビタペクト2摂取後の再測定をすることができてよかったです。
 しかもその結果は13人中、12人が0ベクレルというすばらしいものでした。
 7月に検査をした5人全員が今回の検査の結果、0ベクレルになっていました。ビタペクト2の効果が出ていることを実感し、本当にうれしかったです。
 7月と12月の結果は以下のとおりです。

男子16歳 18ベクレル  → 0ベクレル
女児15歳 18ベクレル  → 0ベクレル
女児14歳 25ベクレル  → 0ベクレル
女児9歳  20ベクレル  → 0ベクレル
男子8歳  21ベクレル  → 0ベクレル

 初測定だった7人のうち、6人も0ベクレル。1人だけ(女児8歳)だけが22ベクレルでした。この女の子に1個のビタペクト2を渡しました。
 体内放射能を測定したベルラド研究所によると
「この家族の食生活がいいから、このようなすばらしい結果となったのです。」
ということでした。

 このような結果が出て、本当にうれしかったです。特に7月にビタペクト2を飲むように言われた5人は0ベクレルになって、とても喜んでいました。
 お父さんとお話ができなかったのは残念でしたが、子どもたち自身と話が直接できてよかったです。
 
 健康状態について話をきくと、16歳男子は心臓の異常があり、15歳の女子2名は1人が慢性鼻炎、1人が慢性肺炎ということでした。
 そのほかの子どもたちは健康、ということでした。
 みんな本当に血の通った家族のように仲良しでした。
 (お父さんにしつけのコツがききたかったです!)
 お父さんと子どもたちは毎週日曜日、教会のミサに通っているそうです。そこでボランティア活動をしている女性が食事係として同行していました。
(SOS子ども村は、一般的な保養施設とちがい、家族単位で滞在し、食事も自炊します。)お父さん1人で食事を作るのが大変なので、食事係の女性、年長の子どもたちが、協力して家族全員の食事を作っているそうです。
 夏に入試のためにお父さんと走り回っていた男の子も、合格して9月からミンスクの学校に通っているそうです。本当によかったですね。

 さて、この年末から来年初めにかけて、チロ基金の活動をテーマとするドキュメント番組がベラルーシのテレビ局ONTにより進められています。
 今回はSOS子ども村での撮影、ということで、カメラが回され、子どもたちは最初やや緊張気味でした。(私はずっと緊張しっぱなし。)(^^;)
 お父さんが映らなかったのは残念ですが、この子どもたちがテレビに出られたら、うれしいです。

 今回も子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、さらにもうすぐお正月とクリスマスということで、日本人の方から寄贈していただいた恐竜折り紙セットや、文房具セット、砂絵キットもプレゼントしました。
 日本からのプレゼントにみんな大喜びでした。
画像は記念撮影した様子です。(SOS子ども村からもらったクリスマスプレゼントを手にしたうちの子がまじっていますが・・・)

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。

 今年最後のビタペクト2配布活動となりました。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 来年もこの活動をどうぞよろしくお願いいたします。


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第83回」

2008-11-29 |   ビタペクト配布活動
11月27日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第83回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクト2を5個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1550個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1220部となりました。
  
 今回で通算93目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1550人分のビタペクト2、そして1220家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回は1家族がゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)から保養のためSOS子ども村に滞在しており、お話を伺いました。
 この家族は2002年にもSOS子ども村に保養滞在したことがありますが、そのときはビタペクト2配布活動がまだ始まっていなかったため、当時の体内放射能値は測定していません。
 
 この家族には子どもが7人いますが上の子ども2人(長男と次男)は20歳と19歳のため、保養には来ませんでした。それ以外の5人の子どもと、子どもの友だちである女の子を1人引率してきていました。
 
 それぞれの体内放射能値の結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト2を一つずつ渡しました。(合計5個になりました。)

母親    18ベクレル
長女17歳 26ベクレル ○
次女14歳 28ベクレル ○
三女11歳 28ベクレル ○
三男 8歳 19ベクレル ○
四女 2歳 25ベクレル
女子11歳 22ベクレル ○ 

 お母さんは2歳の四女にもビタペクト2を飲ませたい、と話していましたが、対象年齢が3歳以上であるため、見合わせました。
 14歳の次女はダウン症です。
 11歳の三女は腎臓が悪く、絶対に風邪をひかないように、と言われているそうです。(でも難しいですよねえ・・・。)
 17歳の長女は最近視力が急速に落ちたそうです。
 他の子どもは健康、ということでした。
 引率してきた11歳の女の子は三女の友達、ということでしたが、自分の両親がいるのに、なぜかこの大家族と一緒に暮らしているそうで、何か理由がありそうでした。

 お母さんは45歳になりますが、末っ子は2歳で、すでに20年間も、「出産育児休暇中」で、働いていません。お父さんは建築作業重機の運転をしています。
 子どもがたくさんいて、収入源はお父さん一人なので生活が大変なのでは? と思っていたら大間違いでした。お母さんのお話によると・・・
「確かに以前は多子家庭だから、と言って特別扱いを受けることはあまりありませんでした。役所や多子家庭協会でも、大きな援助が受けられたわけではありません。
 しかし、数年前にゴメリの市長が福祉政策をたくさん実行し、すっかり状況が変わりました。末っ子を妊娠したときに病院へ行っても、上の子を妊娠したときとは大違い。医者や看護婦がとても丁寧に診てくれるようになりました。」
(私なんか「医者先生様の御回診」に辟易していました。参照↓)

http://belapakoi.s1.xrea.com/stay/child/birth/frame.xhtm


「さらには『子どもがたくさんいるけれど狭いアパートの1室で暮らしているので、もっと広い家を市から支給してください。』と申請したら、以前は何の反応もなかったのに、今回は3ヵ月後には電話がかかってきて『2DKと3DKのマンション2室が支給されます。』という返事でした。みんな大喜びで去年引越ししました。以前住んでいた狭いアパートの部屋は市に返しました。
 そして今はもう一室マンションの部屋が支給される予定です。建設中で、完成したら入居できますが、年上の子どもたちが住む予定です。40年ローンが組まれているのですが、返済するのは私たちではなく、国営銀行なのです。」
 子どもが7人いると、マンションの部屋が3室もらえる、というわけですね。これだけでも日本では考えられない話ですが、さらには・・・

「ダウン症の次女本人は障害児手当を月に(日本円に直して)9000円もらっています。
 母親の私は障害児の母ということで、医療費手当を8000円もらっています。
 18歳以下の子どもは多子家庭の子どもということで、それぞれ生活助成金を3000円もらっています。
 父親も障害児を含む多子家庭の父親、ということで、勤めている建築会社から、育児手当をもらっています。」
 現在のベラルーシ人の平均月収が約3万円です。
 すばらしい福祉政策ですね何だか夢のようです。ベラルーシにもこんなところがあったのか・・・とびっくりしました。

「でももちろん、福祉助成金を受け取るまでに審査があります。親がアル中だったり麻薬中毒だったりして、子どもの育児を放棄しているような家庭は子どもがたくさんいても、家などもらえません。
 子どもたちでも不良行為など問題を起こしたことのある子どもだと、こういった福祉政策の対象から外されます。」
 なるほど・・・
「このような政策のおかげで、ゴメリ市では今、出生率が急激に高くなり、ベビーブームが起こっています。ベラルーシで一番出生率が高い町になったのです。」

 すごい! 日本では出生率が低くなって、問題になっているのとは大違いですね。 
 日本政府もゴメリ市政を見習ってほしいです。

 またゴメリ市ではないのですが、ゴメリ州の町、ジロービンで2年前に4つ子が生まれたそうです。
 その夫婦は第2子の誕生を待っていたのですが、超音波検査で「4つ子です。」と、5人の子持ちになることを告げられました。
 帝王切開もせずに出産し、ジロービン市から双子用ベビーカー2台とマイクロバスが贈られたそうです。
 すごいですよねえ。

(一方で最近ブレスト州で4本の腕と4本の足を持った赤ちゃんが生まれたそうです。手術して、腕は2本にできるが、足のほうはできない、と医者が言ったそうです。) 
 
 ゴメリと言うと、「チェルノブイリ原発事故で有名になった町」というイメージだったのが、一変しました。
 もちろん放射能による影響は続いているのですが、一市長の市政策のおかげで、活気のある町に変化しつつあるように思えました。

 その一方で、前回の活動の報告にも書きましたが、同じベラルーシでもバブルイスク市のように、福祉政策が全く機能していないかのような町もあります。
 地方によってこんなに差があってもいいのでしょうか。あまりにも不公平だと思います。
 チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第82回」についてはこちらをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/9e8fc5e93ae9711827f521fddcc6ea37


 今回も子ども達に折り紙や日本人の竹細工職人の方に寄贈してもらった竹で作られた知恵の輪、写真を子どもたちにプレゼントしました。
 写真には雪の金閣寺が写っていて、
「なんてきれいなの!」
とみんな大喜びしていました。裏に子どもたち1人1人の名前を日本語で書きました。
 竹の知恵の輪はかなり早い時間で外していました・・・。
 意外と知恵の輪がベラルーシ人の子どもに人気ですね。(しかもけっこう早く外してしまいます・・・。)

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、手作りの竹細工を寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。