自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

蓼科4 道祖神

2011年02月17日 | その他 others
突然の雪のせいで、横道にそれました。蓼科にもどります。

私は長野県に行くようになって、もちろん植物や動物に出会うのを楽しみにしていますが、そのほかにも楽しみにしているものがあります。中でも安曇野とか八ヶ岳の麓などで田圃の畦などになにげなく立っている道祖神はほんとうにうっとりするほどすばらしいものです。私が育った山陰にも、大人になって長い時間を過ごした東北地方にも、お地蔵様はありますが、道祖神は見たことがありませんでした。たいていは男女のふたりが彫ってあります。表情はわからない、とても素朴な掘りのものが多いですが、中には笑っているものや、仲良く寄り添ったものもあります。今回も小さな集落の公民館のようなところにかわいい道祖神がありました。農作業に野道を歩く農民が手をあわせたり、脇に座ってお弁当を食べたりしたであろうことを想像しました。



ところで、私は蓼科を「たでしな」だと思っていました。蓼は「たで」がからです。ところが入力しても出ないので、「たてしな」と入力したら出て来ました。このあたりの事情をご存知の人がおられたら教えてください。
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