自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

北の英雄アテルイ伝

2013年03月31日 | ことば
NHKで標題のドラマを見ました。前編は見ていないのですが、なかなかよかったです。私なりにいくつか感じたことがあります。

ひとつはナレーションのことばがかなり正確な岩手の北上のものだということです。私はシカの調査で大船渡、釜石、住田あたりによく行きました。そのことばをよく反映しています。

劇中の台詞で一人称を「わー」、二人称を「なー」と言わせています。それ以外はまったく東京アクセントなのは奇妙なことですが、この言い方は津軽でいまも使います。たまたまですが、今日、「語りづくことば、vol.6」という公演(企画制作、演劇ユニット La. らたかるだ)を見に行ったのですが、そこで「ナラの木」の詩を朗読してもらいました。そのとき青森の小川ひかるさんが訳されたのは「わー」と「なー」でした。

山の景色がちょっとですが出ました。ミズナラの雑木林で下にミヤコザサが生えていました。100%とはいえませんが、おそらく北上山地でロケをしたと思います。日光や阿武隈でも同じような景観がありますが、私の知る北上の空気が伝わってきました。

アメリカの西部劇などの影響かもしれませんが、心優しく、自然とともに生きる民族を蔑視し、暴力でふみにじった側ではなく、そうされた側に立って歴史を描こうとした企画は評価されてよいと思いました。ことばや撮影に誠意が感じられました。
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1月のアファン 汗

2013年03月31日 | アファンの森
去年は3月に雪の中で楽しく遊んだので、そのときのサラサラ雪の印象が強く、甘くみていました。で、長靴で歩いたのです。初めの5分ほどで「やばい」と思いました。
一歩進むとズボッと沈みます。それも膝までではなく、太ももまでです。天気がよくて雪が湿っているため、もぐった脚を抜くのがたいへんです。日曜日なのでアファンのスタッフはお休みなので、輪カンジキを借りることもできません。あきらめて進むことにしましたが、いつもならゆっくり歩いて5分のところが40分もかかってしまい、しかも汗をかきました。



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1月のアファン 足跡

2013年03月30日 | アファンの森
池には氷が張っていましたが、その上に雪がふり、よく見るとタヌキお足跡がついていました。もし氷が割れたら這い上がれなくて死んでしまうのではないかと思いますが、どうやら大丈夫だったようです。

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1月のアファン 湿地林

2013年03月29日 | アファンの森
弥生池という人口池があり、そのせいで手前にやぶなどがないので林がすっきりと見えます。ここにはハンノキやハルニレが多く、林の下にはリュウキンカがたくさんあります。早春は鮮やかな黄色に被われます。


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1月のアファン 白と白

2013年03月28日 | アファンの森
アファンの森にはシラカバの生えた一角がありますが、雪の中で見ると改めて白い幹が印象的です。



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1月のアファン 雪の中

2013年03月27日 | アファンの森
雪の中に赤いものがありました。ノウサギの尿で、血尿?と思いがちですが、そうではなく植物の葉に含まれるポロフィリンという物質によるのだそうです



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1月のアファン 蜂の巣

2013年03月26日 | アファンの森
1月のアファンにもどります。

林の中はあまり雪がなく、歩くのも順調でした。アシナガバチの巣が落ちていました。


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春と孫

2013年03月25日 | 自然 nature
雪のアファンを紹介していますが、勝手ながら今日は中断させて、春を紹介させてもらいます。

というのは、昨日、ひさしぶりにゆっくりできたので、近所の雑木林にでかけたんです。まことに私事におよび恐縮ですが、家族といっしょでした。私たちには三人娘がいて、三人とも近所に住んでくれています。上のふたりに子供がいて4人の孫に恵まれていましたが、最近三女にも男の子が生まれて5人になりました。昨日は二人の娘と4人の孫が一緒でした。サクラも咲いてポカポカ陽気でした。


兄と妹。お兄ちゃんはとてもやさしい子で4月から1年生になります。妹は幼稚園に行きます。


いとこ同士です。大きい子は双眼鏡をプレゼントしてもらい、うれしくて使っています。小さいほうは草の中に入って大喜び。


三女と姪。三女の胸には生まれて1ヶ月の赤ちゃんが眠っています。


じいさんと孫。うしろにはコブシの白い花が見えます。

 子供が自然の中にいるのは実にいいものです。いろいろな発見があったみたいで、ダンゴムシをみつけて大騒ぎでした。かくれんぼしたら、3歳の女の子はほんとに「頭かくして尻かくさず」。体は丸見えなのに、顔を木の幹にしっかりつけて「見えない」と思っているようで、あとで鼻の頭に木くずがついていました。
 ああ、のどかのどか。
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1月のアファン 支え

2013年03月24日 | アファンの森
雪はやや湿っていました。枝にとらえられ、いつものように寒ければサラサラと下に落ちたのでしょうが、未練に枝にとどまっていました。こうなるとばかにならない重さです。この枝もぎりぎりで支えているようですが、中には折れる枝もあるはずです。



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1月のアファン 沢

2013年03月23日 | アファンの森
いつも見慣れた沢も雪に覆われてようすが違って見えます。

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