絶対という自信がないのですが、22日に来たときには確かになかったのに、わずか四日後の26日に来たらハシリドコロがありました。学生も「なかったです」というのですが、わずか4日でないものがあるというほどの変化があるのも不思議で、22日にも少しはあったけどきづかなかったのかなあなどと思っています。不思議な色合いの花です。
同じ4月26日にたくさん咲いていた花としてカタクリがありました。林の一部がピンクに見えたのを、学生が
「あれ、カタクリじゃないですか?」
というので、近づいたらまさにそうでした。これまで行ったことのない場所だったので、びっくりしました。こんなに群れ咲いているなんて。
「あれ、カタクリじゃないですか?」
というので、近づいたらまさにそうでした。これまで行ったことのない場所だったので、びっくりしました。こんなに群れ咲いているなんて。
4月22日に行ったのですが、天気がよくないために花と昆虫のデータがとれませんでした。あわせてアズマイチゲの花がまだ咲いていなかったこともあり、四日後の26日に再訪しました。
そうしたら、あった、あった。アズマイチゲが咲き始めていました。アファンの森でもいちばんたくさんある場所にいくと、まだ緑のない林に純白の花が咲いており、ほっとしたような気持ちでながまました。
そうしたら、あった、あった。アズマイチゲが咲き始めていました。アファンの森でもいちばんたくさんある場所にいくと、まだ緑のない林に純白の花が咲いており、ほっとしたような気持ちでながまました。
今シーズン開幕という感じですが、ついちょっと前には雪が深くつもっていました。去年の12月に雪がふり、調査はできなくなったので春を待っていたのですが、そのあいだタヌキはどうして越冬したのか謎のままです。私たちは食べ物を調べたいということと、種子散布のことを調べたくて、ため糞を集めていますが、雪の上でも同じ場所に糞をするのかどうかわからないので、ちょっと心配でした。でもちゃんと同じ場所に糞がたまっていました。それでサンプリングをしているところです。
花が少ない中で湿地のリュウキンカだけは見事に咲いていました。これでもピークではありませんが、きれいでした。
それからフクジュソウがありました。よく庭に植えられていますが、アファンの森では初めてみました。
それからフクジュソウがありました。よく庭に植えられていますが、アファンの森では初めてみました。
それからナツボウズ、これは正式にはナニワズというようですが、アファンの森の主のような松木さんに「夏に葉がないからナツボウズだ」と聴いたのが印象に残っていて、そうよんでいます。一見してチンチョウゲの仲間とわかりました。
フサザクラも目立たないので見落としそうですが、色が案外鮮やかです。
フサザクラも目立たないので見落としそうですが、色が案外鮮やかです。
華やかなものとしてはショウジョウバカマがありました。高山植物とされることもあるので、やはりアファンの森は高いのですね。
沢沿いにはワサビが咲いていました。
沢沿いにはワサビが咲いていました。
去年の同じ頃にきたときはアズマイチゲが満開だったので来たいしていてのですが、今年は雪のせいで春が遅いようで、つぼみはありましたが、まだ花は咲いていませんでした。同じ仲間のニリンソウもまだでしたが、ニリンソウは葉もきれいだと思います。
目をこらすといくつか花を咲かせていました。オクノカンスゲは目立ちませんが、雄花がなかなかきれいです。
もうひとつ地味なものとしてチャルメルソウがありました。小さくて地味だから見落としそうです。よく見るととてもおもしろい形をしています。5枚の花弁が深くきれこんで炎のようです。なんとなく動物的と想ったのは、ウーパールーパーの鰓の連想かもしれません。
目をこらすといくつか花を咲かせていました。オクノカンスゲは目立ちませんが、雄花がなかなかきれいです。
もうひとつ地味なものとしてチャルメルソウがありました。小さくて地味だから見落としそうです。よく見るととてもおもしろい形をしています。5枚の花弁が深くきれこんで炎のようです。なんとなく動物的と想ったのは、ウーパールーパーの鰓の連想かもしれません。