今月は、というほど月ごとに違いがないような生活を送っている。というのもコロナで遠出をせず、せいぜい散歩という日が続いているからだ。私は現役時代はもちろん、退職してからも、文章を書くことと、野外に出かけることを繰り返すことが生活のリズムになっていたように思う。どちらも好きで、どちらかだと息が詰まってしまうような気がする。その意味では、今は「耐え」の時だという気がする。
論文では日本生態学会誌に出していた「四国三嶺山域のシカの食性−山地帯以上での変異に着目して」(高槻成紀、石川愼吾、比嘉基紀)が完成し、pdfが届いた。
3月8日には植生学会誌に出していた「山梨県の乙女高原がススキ群落になった理由 – 植物種による脱葉に対する反応の違いから -」(高槻成紀・植原彰)が受理された。
3月25日には「人と自然」に出していた「スギ人工林の間伐が下層植生と訪花に与える影響 – アファンの森と隣接する人工林での観察例 – 」(高槻成紀・望月亜佑子)が受理された。
これらは比較的新しい調査結果だが、かなり古く調べたものもデータをまとめなおし、論文にしている。
その他の活動としては、アファンの森のガイドブックの編集作業を進める。
3/5 玉川上水みどりといきもの会議として日本自然保護協会に行って意見交換をした。
3/7 北大の齋藤隆氏の最終講義。webで聞けたのでありがたい。
3/13 東北大学の後輩、東京情報大学の原慶太郎氏の最終講義。やはりweb形式。
3/24 小金井の桜をテーマにした「噂の東京マガジン」の取材。
3/28 玉川上水4カ所で鳥類調査