自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

幼稚園 ドングリ

2014年02月28日 | その他 others
機会があってある幼稚園に行くことがありました。子供のことをよく考えていることが感じられる幼稚園で、とくに子供たちが遊ぶものが好感がもてました。私は齢をとるにつれて、金属やプラスチックに対する嫌悪感と、逆に材木に対する愛着が強くなってきました。この幼稚園には「木の香り」が溢れていました。
 子供の頃の感覚を思い出すと、たとえば窓というものが、そのむこうに何かある入り口のような「不思議の入り口」のように思え、その奥には自分のまったく知らない世界があると思えば、そう思えたような気がします。
 この幼稚園で窓辺に木の皿があり、ドングリがはいっていました。子供にはどう映るかなと想像しました。

3月1日から3日まで宮城県金華山島でシカの調査をします。ブログが送れない環境と思われます。


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多摩森林科学園10/28 チャノキ

2014年02月28日 | 多摩森林科学園
多摩森林科学園の林は管理された林ですから、植えられたものかもしれませんが、チャノキが花を咲かせていました。お茶をとる木なのでチャノキとかたかな書きにするのはへんですが、生物名はカタカナと決まっているのでそうしています。
 ツバキの仲間で、そういえば花が白いものの、おしべの先に黄色い花粉があるところなど似たところがあります。
 子供の頃、大人ってなんであんなにお茶を飲むのだろうと思っていました。あの「ちょっと一服」の誘惑には打ち勝ちがたいものがあります。ということは、子供には「一服」というものがないということらしく、もう忘れてしまいましたが、朝起きてから寝るまで、ずっとセーブなしにエネルギーを出し惜しみしないで遊び回って、眠さに勝てなくてコトンと寝ていた気がします。
 おもしろいからあそぶのだから、一服する必要はないといえば説明になるようなならないような。私は生き物のことを調べることは楽しくてしかたないから、子供の遊びを続けているようなものですが、ひと仕事しての一服はなんともいえないというか、むしろぐっと集中するからこそ、一服がなんともいえないという気がします。
 大人の気持ちが、大人になったことのない子供にわからないのは当然ですが、経験した大人に子供の気持ちがわからないというのは思えば不思議なことです。


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多摩森林科学園10/28 赤くない実

2014年02月27日 | 多摩森林科学園
赤くない実も少しありました。クサギは毒々しさのある青い実に紅色のガクがあって私はあまり好きでありません。ツルマサキは朱色の仮種皮をみせていました。



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まおの勝ち

2014年02月26日 | がんこおやじ
まおちゃんが森本首相の失言に、微笑みながら
 「いまごろ、森さんも後悔していると思います」
とやんわり切り返していた。
 「ひどいと思います。スポーツ選手の気持ちを理解しないであんまりですゥッ!」
と嗚咽してもいいし、
 「ああいう発言は許せません。謝ってもらいたいです」
とスゴんでもよかっただろう。いずれにしても勝敗はあきらかだが、それでは森氏と同じレベルになってしまう。人間の格がまったく違うのだから、そもそもそういう低レベルのリングには登らない、私ははるかに高いレベルにいます、ああいう輩は相手にしませんと歯にもかけないでにこやかに対応する、すっかり大人になったまおちゃんに頑固親父は脱帽。

 またしてもまったく余計なことですが、お化粧をしたまおちゃんはきれいだが、私はインタビューのときの素顔のまおちゃんのほうに好感をもつ。そういう意味ではまおちゃんだけでないが、晴れ舞台の衣装よりも練習のときの黒いタイツ姿の選手のほうが魅力的だとも思う。



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多摩森林科学園10/28 赤い実

2014年02月25日 | 多摩森林科学園
去年の10月28日に多摩森林科学園に行きました。秋たけなわでした。赤い実を3つ。


カラタチバナ


ノイバラ


ミヤマシキミ
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実習

2014年02月24日 | 研究など research
私は実習ではできるだけ「ホンモノ」にふれてもらうことにしています。今の生理学はたとえば心拍をみるといってもサインカーブのようなグラフをみるだけで、動物そのものをみることがありません。顕微鏡はどうかといえば、これは小さいものを大きくするだけだから、私は「よし」としています。いずれにしても、動物そのものをみてスケッチしたり、骨をみて計測したりして、できるかぎりバーチャルでないホンモノをみせるようにしています。このときはタヌキの糞を分析してもらいました。説明をして顕微鏡をみてもらっています。初めはわからないものだらけなので、あちこちで
「すみませーん」
の声が上がりますが、若いということはうらやましいことで、すぐにマスターします。
 すばらくすると「常連」はでてしまいますが、その後、たとえばケンポナシの種子とか、ネズミの毛とか、輪ゴムとかいろいろ出て来ます。

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まおちゃんとキムヨナ、それから・・・

2014年02月23日 | その他 others
まおちゃんのフリーを何度みたことか。そして見るたびに涙腺がゆるんでいけません。さらちゃんもそうですが、期待されてそれに応えられなかったときに、人柄が現れるのだと思いました。ふたりとも実に立派でした。「なんだかんだいっても、メダルをとるかとらないかは大きい」と思っていましたが、今回だけはそうではない、全力を尽くすことがすばらしいのだということを本当に感じました。
 ちょっと恥ずかしいと思ったことがあります。私はキムヨナを誤解していました。実力は本当にあって、彼女のスケートをみるのは大好きなのですが、気が強くて、横柄な印象をもっていました。団体に出なかったことを「個人の成績を考えれば、団体には出るべきでない」というのを聞いて、すごい、なるほどと思いながらも「かわいげのない言い方をするな」と憎たらしいような気持ちをもちました。しかし二位になったことが決まったときの柔らかな笑いをみて、印象がまったく変わりました。さらちゃんも、メダルをのがしたときのインタビューのとき、相手の目をしっかりみながら、弁解じみたことをいっさいいいませんでしたし、勝者を讃えていて、えらいなと思いましたが、このときのキムヨナもやれることはやったというさわやかさと、少なくとも評価に対する不満のような表情はまったくありませんでした。あとで別のインタビューに「まおのことは私はすきです。彼女がいてくれたから自分を高めることができた」という意味のことを言っていて、すばらしい人だと思いました。まことに恥ずかしいことでした。
 まったくよけいなことですが、私はリプニツカヤがいちばん好きです。
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まつぼっくり2

2014年02月23日 | 植物 plants
霊園に生えているのはアカマツで、けっこう太いものがあるから、この霊園を作る前からあるに違いありません。このあたりはコナラの雑木林だったはずだから、その中にアカマツがあって、くりかえし伐られては再生し、細いままのコナラの中に生えていたものと思われます。
 松ぼっくりをひろってみました。同時に風でとぶ松の種子を探しました。松ぼっくりの中に残っているとばかり思っていましたが、数十個の松ぼっくりをみましたが、まったくありません。松ぼっくりは十分に開いて種子を飛ばしてしまったようです。それならと松の枯葉をかきわけてみました。まちがいなくマツの種子と思われるものがありましたが、どれも翼の部分で、付け根にある種子はなくなっていました。「松のタネ」はピーナツのように脂質を含んだおいしいものですが、あれはチョウセンゴヨウなど特殊なものです。でもクロマツだってタネの部分は栄養があるでしょうから、私は断定はできないものの、これはアリが運んで行ったのだと思いました。
 かなり探したあとで、ようやく3個ですが、タネつきのものをみつけました。


 
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まつぼっくり1

2014年02月23日 | 植物 plants
いつもあまり気がついていなかったのですが、冬だからか、松ぼっくりが目につきました。アカマツの木の下にたくさん落ちていて、なんだか楽しげな感じでした。



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雑木林

2014年02月22日 | 自然 nature
近所の小平霊園にある雑木林、卒論や修論が峠を越え、少し時間がとれるようになったので雪の状態をみようと行ってみました。そうしたら、あるある。10cmくらいの雪がありました。かなり珍しいことです。
 それでこの林に春が来たときのことを想像しました。想像だけでなく、実際に去年の春にとった写真をならべてみます。いつものことですが、春がくるのが待ち遠しいです。




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