自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

はじめに

2021年06月30日 | ごあいさつ Greetings
レンゲツツジ 長野県川上村にて

これは<扉>です。最新の更新はこの下をご覧ください。

 このブログは日々の自然観察などを紹介するもので、基本は野外で撮影した写真を主題に話題を提供しています。ときどき自然についての思いや、家族のことなども書いています。それから、歳をとって世の中の気にくわないことも多くなってきて、「がんこおやじ」でつぶやいたりもしています。たまにですが、「ことば」や「歌」について書くこともあります。
 2015年の3月で大学を定年退職しましたが、自然観察に定年があるわけもなく、天気がよければ自然観察、雨の日は論文執筆、そして日々、分析や標本作りをし、ときどき講演にお招きいただいて話をしたりしています。これを私は「晴行雨筆」と呼んでいます。
 研究に関心のあるかたはこちら、「玉川上水の生きもの調べ」はこちら、「玉川上水花マップ」はこちらをどうぞ。
このほか東日本大震災の時にアメリカの研究者から送られた詩を訳した「がんばれナラの木」もあります。

コメント

教材作り

2021年06月12日 | 研究など research
ある子供向けのイベントで、フクロウの説明をすることになりました。そのために教材を作りました。伝えたいことは、フクロウは音でネズミを捕まえるため、特殊化しているということです。
 フクロウは世界中で「特別な鳥」としてある社会では神様と見做され、別の社会では「知恵のある動物の象徴」になっています。それは、鳥なのに夜にも飛ぶとか、他の鳥とは明らかに顔つきが違うなどの理由によります。
 確かにフクロウの顔は特殊で、普通の鳥は目が顔の横についていますが、フクロウは正面についています。これがフクロウに特殊な印象を与えています。要するに「人に似ている」のです。それはなぜか?
 それはフクロウがネズミを捕ることに特化したことにあります。そのために、ネズミが活動する夜に飛び、目ではなく耳で「見る」ように進化しました。そのため、目の周りがパラボラアナテナのような窪みになるように羽毛が生えています。これによって左右の目の部分に集音し、左右の耳に届く音のずれによってステレオ効果で発信源の距離が正確にわかるのです。
 このことをスライドで写真を見せて説明してもいいのですが、なんと言っても立体模型の方が分かりやすいと思って粘土で作ることにしました。石粉粘土という粘土があり、紙粘土と同じようですが、乾くと石膏のように硬くなり、彩色できます。
 フクロウにはプラスチックの眼球を入れました。比較のためにシジュウカラも作り、こちらは目をニスでツヤをつけました。
 


粘土で形を作る。左側のコップと比べてください。


フクロウ

シジュウカラ





コメント

タヌキの糞からビワの種子

2021年06月09日 | 動物 animals
杉並に住む小野さんという人から連絡があり、ご自宅の玄関先にタヌキの糞があり、ビワのタネが入っていたという連絡があったので送ってもらいました。タヌキの糞は臭いですが、これはあまり臭くありませんでした。ビワの種子が見えています。これをフルイにのせて水洗し、乾燥させました。結構大きい種子ですから、タヌキが飲み込むのも、腸を移動するのもなかなか大変だろうなどと想像します。これに匹敵するのはギンナンくらいです。果肉だけをかじればいいと思いますが、飲み込むんですね。

タヌキの糞

取り出したビワの種子(格子の間隔は5 mm)


コメント

ムクノキの花

2021年06月08日 | 植物 plants
4月27日、散歩をしていたらムクノキの花を見ました。ムクノキは果実は目立ちますが、花はしげしげと眺めた記憶がありません。

ムクノキの花

コメント

ミズキ

2021年06月07日 | 玉川上水
4月22日の奈良がれ対策作業の時、ミズキとガクウツギが咲いていました。

ガクウツギ

ミズキ

ガクウツギ


コメント

ナラ枯れ対策

2021年06月06日 | 玉川上水
7月11日に以下のシンポジウム を行いますので、ご参加ください。 こちら 
++++++++++++++++++++++

4月22日に民間会社が主導してナラ枯れ対策の作業があったので参加しました。カシノナガキクイムシという樹木に穴を開ける昆虫が昨年からなり発生して、小平の津田塾大学のあたりのコナラの木がかなり枯れました。その対策として、そのなも「カシナガホイホイ」という幅30cmくらいある粘着テープのようなものを樹木の幹に巻きつけると、穴から出てきた成虫が動けなくなるという仕掛けだということでした。ゴキブリホイホイの会社が製品化しているということで、それだけ需要もあるということでしょう。
 この作業を午前中をかけて行いました。

枯れたコナラを選んで対象木を決める

カシナガホイホイを巻き付け終わったところ


作業の様子

コメント

スイカズラ

2021年06月05日 | 玉川上水
7月11日に以下のシンポジウム を行いますので、ご参加ください。 こちら 
++++++++++++++++++++++

4月22日
この頃はエゴノキ、ミズキなど白い花が咲いていました。その頃にスイカズラも咲きます。少し離れていても、そして鼻のよくない私でも「あ、いい香り」とわかるほどです。近づいて確認すれば上品な香りであることがわかります。2つの葉長対のように咲くことが多く、上品な雰囲気があります。楕円形の葉もかわいらしい感じです。っしばらくすると花は黄色に変わります。玉川上水にはとても多く、特に橋がかかる場所は明るいのでスイカズラがよくあります。


コメント

ヤエムグラ

2021年06月04日 | 玉川上水
7月11日に以下のシンポジウム を行いますので、ご参加ください。 こちら 
++++++++++++++++++++++

ヤエムグラは、まあ雑草と言ってよいでしょうか。空き地などにも普通に生えているこれといってパッとしない野草です。その果実も小さくて目立たないのですが、近づいて見ると小さなフックのようなとげがついていて、これで動物の体について種子を広げます。



コメント

目立たない花

2021年06月03日 | 玉川上水
7月11日に以下のシンポジウム を行いますので、ご参加ください。 こちら 
++++++++++++++++++++++

4月20日
何気なく見ていると見逃してしまいそうな地味な花があります。ツリバナは果実になると目につきますが、花は地味なものです。

ツリバナ

 ツルウメモドキは冬に赤と黄色の葉でと言っていいほど目立つ果実がなりますが、花を見たという人は少ないくらい地味です。

ツルウメモドキ

ヒメコウゾもそうです。夏にオレンジ色の果実がなりますが、花は地味なものです。

コウゾ

コメント

講演会のお知らせ

2021年06月02日 | 玉川上水
小平市の鷹の台に公園予定地があります。そこをどう使うかという話し合いをしているそうですが、私はそこに玉川上水を学ぶ博物館があったらいいと思っていました。その話をして欲しいということになりました。そのチラシができたので、紹介します。お時間があればどうぞ。



コメント