自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

6月17日の上野原 3回収

2015年07月31日 | その他の調査地
こうして3箇所、30個の回収をしました。

最後に小雨が降ってきました。


落葉樹林でのバケツの例で、たくさん糞虫が来ていました。とくにゴホンダイコクコガネが多く、驚きました。


生け捕りにして実験をしたいので、シャーレに移しましたが、このとおり。



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6月17日の上野原 2トラップ

2015年07月30日 | その他の調査地
トラップは小さなバケツを地面に埋め、雨よけの傘をつけます。バケツの上に割り箸をわたし、そこにお茶パックの袋に糞を入れて一晩おいて翌日見回ります。バケツはひとつの群落にウマ糞5個、イヌ糞5個としました。



この課題にとりくんでいるのは小林くんで、熱心に調査していました。


同学年の友達が手伝いました。小林くんはいつもは一人でおこなっているので、「助かる~」と言っていました。



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6月17日の上野原

2015年07月29日 | その他の調査地
縁あって帝京科学大学の学生さんの卒業研究にアドバイスすることになりました。なかなか熱心なので教えがいがあります。昆虫の好きな学生がいて、糞虫の調査をすることになりました。調査のデザインはこうです。このあたりは落葉広葉樹林とスギ人工林が半々くらいです。落葉広葉樹は下生えが豊富で動物にもすみやすあいところですが、スギ林は暗くて貧弱です。ときどき草地があり、ここは地上植物は一番豊富で、昆虫もたくさんいます。こういう3つの群落で糞虫の種類や数はどうなっているかを比較しようということです。それに加えて、餌である糞をウマとイヌで比較してみることにしました。
 その調査地を見に行きました。


落葉広葉樹樹林


スギ人工林


ススキ群落
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大地の成長

2015年07月28日 | 家族
6月2日に生まれた大地くんは我が家で育っています。6月22日に膝に抱かれて眠っているところ、まだ3週間しか経っていないのですが、赤ちゃんらしくなりました。よく眠る子です。我が家の孫にしてはやや面長と思っていたのですが・・・



7月6日になると、顔が丸くなりました。母親の赤ちゃんのころとそっくり、細かった足などもぷくぷくにふとってきました。


眠ってばかりいるので、目をあけているのを見ると抱かずにはいられません。たった2週間でずいぶん重くなりました。


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チャンポン食べたか 2 才能

2015年07月27日 | がんこおやじ
 私が受験した年、東大の入試がなかった。秀才は京大に流れたが、東北大にもいた。そういう学生はだいたいわかった。私は「こんないい大学に入れた」と感激していたのだが、彼らは「こんな大学に来てしまった」という雰囲気だった。事実、翌年東大を受験しなおして退学した者がいた。私が入学したのは理学部で、もちろん私は生物学だったが、同じクラスに数学や物理を専攻する者がいた。私は高校までは数学はそうできないほうではなかったが、それは問題のパターンを暗記するように覚えてあてはめるだけで、力技といえる解き方によるものだった。大学の数学ではその公式が複雑で暗記するのに苦労した。ところが、サッカーばかりしている友達が試験前でもあまり勉強する雰囲気がないので、きくと「ああ、公式は意味を考えれば作れるよ」というので唖然とした。そいつは訳のわからぬ公式をみながら「うーーん、きれいだ」などといっていた。
 そういう訳で私は授業にぎりぎりついていき、かろうじて単位をとるという感じだった。だから、研究者になりたいという夢はあったが、「できることろまではやろう」と思っていた。それは絶対それしかないという自信がなかったから、いつかは撤退しないといけないかもしれないということで、その不安は払拭できないでいた。それは大きな黒い雨雲のように胸を占めていた。
 さだまさしがバイオリンを諦める場面があるが、才能ある人のことを考え、自分は勝てないと感じてバイオリンをやめると決心した。もちろん、苦労して学費を出してくれている親にはいえない。だが、考えに考えて、勇気をもって親に伝えることにした。このシーンでは涙が出そうになった。私も同じ気持ちだったからだ。
 だが、音楽と学問は違う。音楽は才能がすべてであろうが、私の選んだ生物学はーもちろん超一流の研究者に特別な才能がいらないわけはないがー、私程度のレベルであれば、努力でかなりカバーできる。私は確かに努力は惜しまなかった。というより、生き物を勉強することは楽しくてしかたないから、努力といっても、したくないことを無理してやるという努力ではない。時間をかけること、体を動かすこと、分析をすることなどをやりたくないと思ったことはない。そういうのを努力というなら、私はたいへんよく努力をした。そうしていたら、なんとか周りが評価してくれるようになり、道が開けた。周囲の人々がよかったという部分が大きい。
 それに比べれば芸術家のきびしさは桁が違うのだと思う。番組をみていて「ようわかるぞ」とあの頃の言葉で声援を送る気持ちだった。
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チャンポン食べたか

2015年07月26日 | がんこおやじ
さだまさしの自伝ドラマ「チャンポン食べたか」を見ている。予想よりおもしろい。さだまさしに何があったかはだいたい知っているので、そうかそうかと筋は確認するように見ているのだが、時代そのもののなつかしさに心が動く。
 学生運動が描かれていた。主人公はデモに参加すればパンがもらえるからと参加してえらいめにあうのだが、私が大学に入った1969年はそのピークにあった。私は大学に失望した。あんなにがんばって勉強し、やっと入学したのに、生物の勉強がしたいのに、講義さえまともにない。焦りと、不満があった。集会にも行ったが、あまり納得できなかった。少なくともアジ演説する奴らが、ヒロイックにファッションのようにパターン化した言い方をするのはまちがっていると思った。大人に対する不満や、権力に対する嫌悪感はあった。自由な精神にあこがれたが、それがこういう運動で得られるという気がしなかった。よくは知らないが60年代の安保の正当性とはかなり違うと思ったし、いわゆる過激派が顕在化するにつけ、「違う」感は強くなっていった。そうした当時の空気がどことなく伝わる描き方をしてあって、あの頃の不安な気持ちが蘇った。
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6月13日の東村山 おわり

2015年07月25日 | その他の調査地
暑くて調査がたいへんになってきました。調査をおえて記念撮影。


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6月13日の東村山 昆虫

2015年07月24日 | その他の調査地
草原ではベニシジミを見ました。この配色、いいです。



林を歩いていて、コナラの幹に傷跡があって樹液が出ていました。近ずいてみるとコクワガタ、ヨツボシケシキスイがいました。

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6月13日の東村山 花

2015年07月23日 | その他の調査地
この時期、あまりひっつき虫はとれませんでしたが、林縁でヤブジラミがけっこうくっつきました。



見ると、たしかに反り返ったフックがついていて、よくひっつきそうでした。
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6月13日の東村山 タヌキの毛皮

2015年07月22日 | その他の調査地
卒論でとりくんでいる学生は「ひっつき虫」を調べるために、タヌキの皮をなめして、これを板にはりつけ、その板を群落の上を動かして「ひっつき虫」がつくかどうかを調べます。




私が少し離れたところで群落調査をしていたら、学生のようすをみたグループ(中高年が多かった)から笑い声が聞こえました。聞いていたら
「毛皮かあ、なるほどね。いろんなこと調べてるんだな。でも、おれの頭じゃ使えないな。毛がねえもの、ハハハ」

ムドメークありがとうございます。


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