まだまだ暑い日が続いたとはいえ、9月に入るとややすごしやすい日も増えました。
調査としては10日に乙女高原で群落調査をし、11日には訪花昆虫の調査をしました。29日には東大でシカ頭骨標本の整理をしました。これらの計測、浦和のタヌキの糞分析、アファンの森のタヌキの糞分析をしました。
イベントとしては17日、18日にアファンの森で自然観察の研修をしました。また19日には子供向けの玉川上水でのフン虫調査をしました(こちら)。3日には昭島で物流センター計画の阻止活動をするグループに招かれて話をしました。24日には相模原市立博物館でフクロウの食物分析の指導をしました(こちら)。
出版関係では、玉川上水の保全についての本を彩流社から出してもらえることになり、編集者と打ち合わせをしました。日本哺乳類学会が計画している100周年事業出版の本の分担執筆をしており、ほぼ輪郭ができました。
論文では、春から夏に投稿していた原稿がいくつか戻ってきて、そのまま受理ということはありませんが、あるものは大幅な、あるものは一部の修正を求められて、修正して戻しました。内容は玉川上水の鳥類、インドネシアのヒヨケザルの食性(英文)、モンゴル、放牧排除柵の影響(英文)、タヌキの成長(英文)です。