12月30日比和田山です。
冬の山なのにチラチラと飛ぶものがいます。私は近視なのですが、子供のころから鍛えてきたせいか、蝶が飛んでいると目がそちらに向き、こまかな特徴も「見え」ます。これは不思議なことですが、視力検査の視力とは違う視力があるようです。見つけると視力のほかにいろいろな情報が瞬時に処理されて、判断されるのです。考えているわけではありませんが、冬に成虫がいるというだけでかなり絞られます。しかもシジミチョウとなるとさらに限られ、翅の表の一部ですが青い色があるので「ムラサキシジミ」だということがわります。実はもうひとつ「ムラサキツバメ」というのもいるのですが、後翅に短い尾がついているのと、青の色がもっと紫なこと、それに翅が縦方向に長いのが違います。
ともかくムラサキシジミがいました。暖かい地方の蝶で、多くのシジミチョウが卵や蛹で越冬するのに対して珍しく成虫越冬です。翅の裏側は地味な焦茶色なので、暗い林にいると目につきにくいです。仙台にはいなかったのでかなり久しぶり感があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/02/249e9097c793ada2d2c80195430ac849.jpg)
参考までに標本を並べてみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e7/db1424e634fc96e451ebca380104d0a2.jpg)
ムラサキシジミ ムラサキツバメ
思えばわれながら不思議、こんなによく似た蝶を野外で見分けるなんてふつうありえないことのように思われます。
冬の山なのにチラチラと飛ぶものがいます。私は近視なのですが、子供のころから鍛えてきたせいか、蝶が飛んでいると目がそちらに向き、こまかな特徴も「見え」ます。これは不思議なことですが、視力検査の視力とは違う視力があるようです。見つけると視力のほかにいろいろな情報が瞬時に処理されて、判断されるのです。考えているわけではありませんが、冬に成虫がいるというだけでかなり絞られます。しかもシジミチョウとなるとさらに限られ、翅の表の一部ですが青い色があるので「ムラサキシジミ」だということがわります。実はもうひとつ「ムラサキツバメ」というのもいるのですが、後翅に短い尾がついているのと、青の色がもっと紫なこと、それに翅が縦方向に長いのが違います。
ともかくムラサキシジミがいました。暖かい地方の蝶で、多くのシジミチョウが卵や蛹で越冬するのに対して珍しく成虫越冬です。翅の裏側は地味な焦茶色なので、暗い林にいると目につきにくいです。仙台にはいなかったのでかなり久しぶり感があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/02/249e9097c793ada2d2c80195430ac849.jpg)
参考までに標本を並べてみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/58/64ea45f6a4935549b19ad0c65a5d9b81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e7/db1424e634fc96e451ebca380104d0a2.jpg)
ムラサキシジミ ムラサキツバメ
思えばわれながら不思議、こんなによく似た蝶を野外で見分けるなんてふつうありえないことのように思われます。