自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

ウマの母子

2010年08月31日 | モンゴル動物
ウシに比べるとウマはなんといっても「美しい」。どの角度からみても優美な姿です。私たちが訪問する季節は子馬が生まれてしばらく、くらいなので子馬をよく見ます。四肢がひょろりと長くかわいいです。



暑かった8月が終わろうとしています。9月になると少しはましになるでしょうか。
夏バテということもないと思いますが、本ブログは低迷を続け、読んでくださる人も減っており、内容がないからと落ち込んでいます。
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ウシ

2010年08月30日 | モンゴル動物
家畜はそれぞれに魅力がありますが、私はウシがかなり好きかなと思います。なんといってもそのぼーっとした雰囲気。あまり小細工はしない、絶対できそうもない、という感じ。うん、それが一番、なんてね。

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ヤギ

2010年08月29日 | モンゴル動物
さらに時間が経つと、陰はもっと長くなります。そうなると陰の中に立体的なものが浮かび上がるような具合になります。このヤギはそうですが、光が赤みを帯びているのに気づきましたか。

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ヒツジの群れ

2010年08月28日 | モンゴル動物
タイトルからいっても、流れからいってもヒツジの説明をすべきところですが、そうしない。この写真で私がいいたいのは、日射しです。時間は夕方の7時を回っています。それなのにこの日の高さ。7月ならもっとです。北国の夏は驚くほど日が長い。ですから夕方の7時でもこんなに高いところから日が射すのです。日本なら3時か4時くらいの感じです。もうひとつは影の長さです。このときもかなり長いですが、このあともっともっと長くなっていきます。さえぎるものはありませんから、太陽が地平線に近づけば近づくほど長い影ができます。私は群落の記載をするので、植物をみながらノートに書き込みます。そうすると、この横からの夕日というのがどうもやりにくい。明るい日のあたる部分と暗く影になった部分が、日本では見たことのないような具合にl交錯するので、植物の確認がしにくいのです。
 いずれにしてもモンゴルが北国であり、そこでは夏は9時くらいまで明るく、不思議な光になるということをお伝えしたいと思いました。



追記 植物のありなしがわからないとはどういうことかとお思いかもしれませんが、群落記載というのは生育しているすべての種を記載するので、5cmほどのイネ科の葉がチョロチョロ生えているのも見のがしてはいけないのです。あでやかな花が咲いているのを見逃すということではありません。
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ヒツジ

2010年08月27日 | モンゴル動物
私たちがボロ谷とよんで、よく調査をした谷があります。ときどきヒツジの群れが歩いています。メエ、メエとにぎやかに歩いて行くのですが、案外早足です。



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吹き渡る風

2010年08月26日 | モンゴル自然
モンゴルの平坦で広々とした草原にいると、吹き渡るということばがそのままに目にとらえられます。これはStipa kryloviiというノゲの長い草で、以前にそのノゲを紹介しました。ススキの穂もそうですが、少し銀色がかった輝きをもちます。それが秋になろうという、やや力を失いつつある太陽光に輝きます。風が吹くと、その「波」が遠くから動きながら近づいたと思うと、そのまま背後に抜けて行きます。もう一ヶ月もすれば風が冷たくなり、さらに1ヶ月をもすれば確実に零下になります。ずっとずっと昔からモンゴルの民は馬に乗り、この草原を進みながら秋を、そして冬を迎えました。

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朝焼け

2010年08月25日 | モンゴル自然
日本ではほとんどないことですが、朝焼けを見ました。原理的には夕焼けと同じのでしょうが、なんとなく赤の質が違う。

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光といえば

2010年08月24日 | モンゴル自然
光といえば虹も見ました。私がこれまで見た虹の中で最も美しいものでした。それは完全な半円形で、その全貌が見えたのですが、ワイドレンズを使っても全部をおさめることができない大きさでした。その大きな虹の右から左までが見えるというのがモンゴルの景色の広がりです。空気が澄んでいるせいか、虹の七色も鮮やかでした。背景の空の青も深いので、その虹の色彩が浮き立ちます。虹は二重で、この虹の外側に薄い虹がありました。それから、これは前にも気づいたことですが、虹の外側と内側で空の色の濃さが違うのですね。内側が薄いです。思うに、虹というのは二次元の円の弧ではなく、球体の球面なのではないか。つまり地球儀のようなものができて、その「地表面」の一番厚いところ、つまり真横から観ている面が虹として見えていて、斜めや正面からみているところは、薄くて見えないだけなのではないか。うん、これは大発見。虹とはシャボン玉のようなもので、私たちが虹と観ているのはその外周部にすぎないのかもしれない。そういうことに気づいたのも、背後の空の濃い青さがあればこそ、日本の薄い空色では気づきにくいことです。
 ところで、私はふと思いついて、草原に出て行って「これから虹の中に入ってくるから」といって、両手を上げてポーズをとったのでした。それをみていた学生は大笑いしながら、写真にとってくれました。その「虹」は上の説明と違い、七色をしたパイプのようなものという想定です。

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丘に光

2010年08月23日 | モンゴル自然
今年のモンゴルは天候が不安定で、雨がよく降りました。そのあとに空が明るくなると、思いがけないような景色を見ることがあります。これは丘に光が当たったところですが、その手前も背後も暗いので、不思議な雰囲気でした。

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カラマツ林内

2010年08月22日 | モンゴル植物
カラマツ林は中もいいものです。「赤ずきんちゃん」は少女が森を楽しげに歩きますが、日本の森ではありえないことです。地形は急だし、植物を生い茂っているし、蚊もヘビもいます。大陸の森林をみると、赤ずきんちゃんがルンルンであるける森があることがわかります。イネ科の植物がうすく生えていて、なかにマメ科やフウロソウなどが咲いています。
カラマツを間近でみると、何度も山火事にあった跡が残されています。乾燥地だから野火も多いはずです。これはアメリカ西部の森林にも共通です。

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