自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

6月14日の乙女高原2

2014年07月31日 | 乙女高原
とてもよい天気でレンゲツツジが七部咲きというところでした。



今回の目的はススキの刈り取りです。乙女高原では最近シカが増えてきれいな花を食べてしまい、ススキが増えたといわれています。そのことをいくつかのアプローチで検証しようとしています。そのひとつが実験的に刈り取りの時期を変えたりして、刈り取りの効果を評価するということです。この写真は左側は去年の6月に刈り取ったところ、右側は刈らなかったところで、ススキの株の残りかたが違います。

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6月14日の乙女高原

2014年07月30日 | 乙女高原
<八ヶ岳のあと7月にとんでいたので、もどします>

6月14日と15日に乙女高原に行きました。6月中旬とはいえ、標高が高いのでまだ春という感じでした。

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7月13日の乙女高原 落とし物

2014年07月29日 | 乙女高原
道路を歩いていたら明らかにキツネの糞がありました。しばらく歩いていると、そのことを教えた学生が「あ、キツネの糞」というのですが、橋の手すりの上でした。それに大きさも小さいし、中身はサクラの種子です。これはテンの糞に違いありません。「キツネはここには糞をしないだろう」「そうですね」ということになりました。

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7月13日の乙女高原 水滴

2014年07月28日 | 乙女高原
午前中に調べをしていたら、ミツバツチグリの葉に水滴がついているのに気づきました。ミツバツチグリは葉の縁にやや粗いギザギザがありますが、そのひとつひとつに水滴がついていて、それがたくさんあったのできれいでした。夜露がついて、このギザギザのために水滴になったのでしょうか、それとも葉の中から水分が管を通じて外に出たのでしょうか。ご存知の方がおられたら教えてほしいものです。

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7月13日の乙女高原 シダ

2014年07月27日 | 乙女高原
これはたぶんヒメシダというのだと思います。鮮やかな薄い緑色で、葉のカールの仕方なども独特です。あまり大きくなく、軽やかな感じなので、直立しています。それがたくさん生えるので、なんだか踊っているようにみえます。

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7月13日の乙女高原 花

2014年07月26日 | 乙女高原
あまり花がなかったのですが、以下のようなものがありました。


オオヤマフスマ


ヤマオダマキ


ノアザミ


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7月13日の乙女高原 ススキ

2014年07月25日 | 乙女高原
7月13日に乙女高原に行きました。去年、加古さんが訪花昆虫を調べましたが、それは草原と森林を比較したものでした。今年は大竹さんがシカを排除した柵の内外の訪花昆虫を調べることになり、先月から調査を始めました。この前来てから一ヶ月は立っていないのに、すっかり夏になり、ススキが伸びて色も濃くなりました。



 この日は分解昆虫を調べている鈴木さんが合流して調査を手伝うとともに、自分のサンプリングもしました。調べてみるとちょうど端境期にあたったようで、花は春のものが終わり、夏のものはまだでした。それでもアヤメによくセセリチョウが来ていました。



調査をする学生たち
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帰りました

2014年07月24日 | 研究など research
しばらくごぶさたしていました。23日に調査から帰りました。金華山は雨でさんざんでしたが、次に行った網地島(あじしま)はよい天気でした。ヤマユリとスカシユリが旬でとてもきれいでした。


ヤマユリ


スカシユリ
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アファンのヤマアジサイ

2014年07月17日 | アファンの森
八ヶ岳の記録を紹介していますが、実は昨日(16日)はアファンの森に行って来ました。今日、17日からは金華山に行くのでしばらく(1週間ほど)、このブログはお休みします。
 アファンの森では20種くらいの開花を確認しましたが、この季節にぴったりなのがヤマアジサイです。どうしても写真に正確な色が表現できません。カメラのモニター画面とパソコン上ではまた微妙に違います。それでも、十分にその魅力的な色は伝わると思います。たとえるとすれば、涼しげな水の色でしょうか。空の色でもいいのでしょうが、この季節に咲くので、やはり水がふさわしいように思います。園芸のアジサイはこれを改良したのでしょうか。私にいわせれば、こちらのほうがはるかに美しい。品種改良によくあることです。野生は装飾花は花序の周辺にしかありませんが、それがよいと思うのに、「小さい花より大きい花のほうがよい」という子供のような発想は、全体を装飾花で飾り、ケバケバしさといわないまでも、深みのない単純な色のものになりました。
 写真ではわかりませんが、葉も端正できれいです。

あしたからのごぶさたを前に、いつになく「速報」をした次第です。皆様、暑さに負けないようにお気をつけください。


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5月31日 八ヶ岳のヤマネ調査10 タンポポ

2014年07月16日 | 研究など research
亜高山帯の話題ではないですが、野辺山の道沿いにタンポポが穂をつけていて、夕日があたっていました。思えばタンポポはこの穂がタンポに似ているからついた名前だということですが、私はあやしいと思っています。そういうもので名前をつけるでしょうか。そうかもしれないが、だとして「ポポ」とくりかえすでしょうか。これは幼児がなにかをうまくいえなくて「タンポポ」とよんでしまったのが名前になったという気がします。動物園をzooというのはzoological gardenがうまくいえない子供がそうよんだから定着したときいたことがあります。我が家の次女が1歳のときに、タンポポが好きで、まだしゃべれないのに「ポー」といってました。パ行は破裂音だから、幼児も発音しやすいのですね(パパ、ママはそうです)。
 このタマも、よくみると中央の「核」から細長い種子が伸びていて、その先に羽毛のような毛が生えてそれが集まって球状になっているわけです。花火はなんとなく面的にみえますが、これと同じ作りなわけですね。
 夕日があたっているタンポポというのは、なんとなく子供の頃のことを思い出させてなつかしいような感じです。


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