自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

初冬6 ヒメノガリヤス

2007年12月31日 | 自然 nature
木々の黄葉や木の実は目につきますが、目につかないまま冬に入ってゆく植物もたくさんあります。イネ科はもともと花が地味なので、そうでなくても目立ちませんが、この季節になるとヒメノガリヤスがきれいに感じられます。光があたるとただの枯葉色の植物体がおとなしいながら光を受けてとてもきれいに見えます。モンゴルの大草原には比べるべくもありませんが、玉川上水の小さな株でしたが、風に揺れて、輝いていました。

 これで今年最後となります。よい年をお迎えください。


ヒメノガリヤス 2007.12.9 玉川上水
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初冬5 ケヤキ

2007年12月30日 | 自然 nature
ケヤキの黄葉に冬の明るい日が射すと、すでに役割は終えたとはいえ、あるいは終えたからこそか、初々しさの逆の美しさ - それは蛹とか果実など終末のものに共通なもの - が見えるような気がします。


ケヤキ 2007.12.9 小平霊園
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初冬4 コナラ

2007年12月29日 | 自然 nature
コナラやカシワは葉が落ちにくいほうです。もみじといえばカエデといわれますが、私はケヤキやナラ類の黄葉のほうが好きです。


コナラ 2007.12.9 小平霊園


コナラ 2007.12.16 小平霊園
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初冬3 玉川上水のコナラ

2007年12月28日 | 自然 nature
23日の日曜日に玉川上水でみたコナラの黄葉が、まさに「こがねいろ」という感じで輝いていました。玉川上水の緑もこの小平市小川のあたりが幅が広く、豊かな緑地となっています。上水は少し上流に浄水場があって水をとられるので、水量が減ります。カルガモが泳いでいました。



 

 
玉川上水 いずれも2007.12.23 小平市小川
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初冬2 霊園の林

2007年12月27日 | 自然 nature
秋と冬のあいだは12月の中旬にあるみたいです。20日くらいには十分に冬のようすですが、12月の初めには木々の葉は残っており、日差しも明るくて秋の終わりという感じでした。その頃の写真をいくつか紹介します。
 写真は小平霊園のケヤキを中心とした林です。ケヤキは1本1本が個性的で、黄葉の色合いも茶色から黄色までさまざまです。


2007.12.9 小平霊園
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初冬1 ツタ

2007年12月26日 | 自然 nature
しばらくモンゴルのタヒを紹介しました。書きながら、あの痛いような寒さを思い出していました。それでも11月はモンゴルの冬としては全然寒くないほうのはずですから、あの土地に生き延びた人たちはよほど強い遺伝子の人たちだけだったのだと思います。島国の私たちは「ヤワ」だと思います。
 さてその島国は冬でも暖かく、冬でも散歩を楽しめます。国分寺の公園を歩いていたら、ツタを見ましたが、葉が先ほど赤くてグラデーションがきれいでした。


ツタ 2007.12.8 国分寺市
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タヒ10

2007年12月25日 | モンゴル動物
ひとしごと終えるとうれしいものです。ましてマイナス20度もの厳寒のなかでの作業を異国でおこなったことに、感動と満足感があります。丘の上で記念撮影をしようということになりました。あぐらをかくのがモンゴル式の座り方なのだといっていました。こういう小さなことにも共通の「ルーツ」を感じます。

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タヒ9

2007年12月24日 | モンゴル動物
獣医さんが来て角錐剤をうつと、タヒはすぐに目覚めました。私たちはいそいでタヒから離れ、遠巻きにながめます。起きあがったタヒは始め足下がフラついていましたが、やがてしっかりと斜面を登り始めました。これから位置データを送ってくれることになります。

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タヒ8

2007年12月23日 | モンゴル動物
麻酔で眠っているタヒをおさえながら獣医さんを待つことになりました。私たちは草食獣の体を横からみたときの印象が強く、スマートだと思っていますが、上からあるいは後から見るとおなかが大きいのに気付きます。こうして横向きになるとそのことがよくわかります。「こんなに大きなおなかだったのか?」という感じです。

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タヒ7

2007年12月22日 | モンゴル動物
倒れたタヒは麻酔がきいてきて、ぐっすり眠ってしまいました。そのあいだに計測をし、発信機を装着しました。これは日本で何度もニホンジカでしたのと同じ作業ですが、大きいので勝手が違いました。発信機は日本製でかなり大きいのでタヒには気の毒でした。レンジャーの一人が覚醒のために獣医さんを呼びに行きました。私はタヒに発信機をつけることができて、感激していました。

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