2月27日に玉川上水を歩いていました。まだまだ植物は少なく、おなじみの畑地雑草ばかりかなと思っていました。そうしたらあるところに白く大きめの花がありました。見るとキクザキイチリンソウでした。枯葉の中から茎を持ち上げ、葉を開き、その先に大きめの花を開きます。まだ下向き、横向きの蕾が多かったのですが、開いたものもありました。
白い花が多いのですが、薄紫色のものもありました。
いいものを見て、心がほっこりしました。
2月27日に玉川上水を歩いていました。まだまだ植物は少なく、おなじみの畑地雑草ばかりかなと思っていました。そうしたらあるところに白く大きめの花がありました。見るとキクザキイチリンソウでした。枯葉の中から茎を持ち上げ、葉を開き、その先に大きめの花を開きます。まだ下向き、横向きの蕾が多かったのですが、開いたものもありました。
白い花が多いのですが、薄紫色のものもありました。
いいものを見て、心がほっこりしました。
ちょっと古い中国を離れます。
去年まで「花マップ」で玉川上水の野草を記録しました。その流れで今年は「花ごよみ」を始めました。場所は特定しませんが、玉川上水の野草がいつ咲き始めて、いつまで咲いているかを記録することにしたのです。
暖冬のせいか、今年は花が早いようで、1月からオオイヌノフグリやナズナ、ホトケノザなどが咲き始めました。畑地雑草はたくましく、直射日光の当たるところに生えるので、地面が温まるのか、早くから咲きます。でも野草はまだです。
真冬から咲くのに低木のヤツデ、ヤブツバキがあります。これは「冬の花」というべきものです。
ヤツデ
ヤブツバキ
春の花としてはウグイスカグラがあります。早いものは1月からありました。枝先にかわいいピンクの花をつけます。
ウグイスカグラ
こういう出店も面白いものです。後ろの看板を見ると中国というのは4文字熟語が得意なのだと思わされます。「収弗合理」はちゃんとお金を受け取りなさい。「保質保量」は商品の質と量を良い状態にしなさい、ということでしょうか。左のほうは「保持衛生」「文明経済」でしょうか。簡体字なので却ってわかりにくいです。
私の性癖として観光名所(それはそれで良さはあるのですが)よりも巷に惹かれるものがあります。特に当時の中国は異国という感じがして、そうでした。
道路工事をしていましたが、右手前のおじいさんのように人民服を着ています。何に使うのか竹を運んでいます。それと上半身裸の人もよくみました。昭和30年くらいまでの日本もそうでした。見物人がいるのも今の日本では見かけません。工事に重機を使わないで人力というのも懐かしいような気がしました。そんなことを見るには巷に限ります。
北京では事務手続きをしてもらうのを待つだけなので、のんびりと観光をしました。定番は天安門です。当時の中国にはまだ文化大革命の余韻が感じられました。毛沢東の威光は確かにありました。そういえば北京の飛行場にも毛の字がありました。
中華人民共和国は毛沢東が人民を解放したということになっていますが、本質的には清朝を乗っ取ったわけで、その宮廷あとは日本の城などとは比べるべくもない巨大で人を威圧するような建物です。映画ラストエンペラーを見たあとだったと思います。この国の権力とはいかなるものかを想像するだけで気が遠くなるようでした。面白かったのはその宮廷の屋根の端に黄色い(黄色は中国皇帝の色)動物の像が並んでいたことです。もちろん瓦を含め全てオーダーメイドというか、この宮殿だけのための工場があったわけです。この像はどことなくユーモラスでした。
人民解放軍の兵士が寄ってきて、一緒に写真を撮ってくれということになりました。この人たちも今は老人になっているはずです。