自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

「動物を守りたい君へ」重版

2018年06月04日 | 研究など research
岩波書店から「動物を守りたい君へ」が重版になったと連絡がありました。この本は、私のところに修学旅行の時に足を伸ばして質問をしてくれた中学生との会話から始まります。その子は「怪我をした動物を治してあげたいので獣医学を勉強したい」と言ってきました。それに対して私は「怪我をした動物を治したいというのは見上げた心がけではあるが、実際にはほとんど意味がない」というつれない返事をしました。そしてそれがなぜそうであるかを説明したのです。
 中高生を想定しているので、優しく書きましたが、内容はシリアスなものもあるので真正面から取り組みました。そのせいか大人の人にも割合好評です(こちらこちら
 本が売れない時代ですから、ありがたいことです。
 


これについて以下のコメントをもらいました。ありがとうございました。

重版になられた『動物を守りたい君へ』への5章<東日本大震災と動物>の文中で、英詩「ナラの木」を読んでいるうち、最後のほうでは体が熱くなるような感動をおぼえた、と記されておられました。その感動が『強いナラの木』という話を創作されたことを2日のブログで知りました。さっそく御作を拝読。このお話は、人間同士の営みも同じだと説く、大人の童話である、という読後感でした。

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ナラの木 (倫子)
2018-06-04 22:23:32
重版になられた『動物を守りたい君へ』への5章<東日本大震災と動物>の文中で、英詩「ナラの木」を読んでいるうち、最後のほうでは体が熱くなるような感動をおぼえた、
と記されておられました。その感動が『強いナラの木』という話を創作されたことを2日のブログで知りました。
さっそく御作を拝読。このお話は、人間同士の営みも同じだと説く、大人の童話である、という読後感でした。
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