自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

アカタテハ

2021年10月31日 | 動物 animals

アカタテハ

小学3年生のときだったと思います。昆虫に興味を持ち始めた頃でした。夏休みになると決まって祖母が迎えに来てくれて、母の実家に行きました。山の中で、電車に乗って倉吉という町につき、そこからバスに揺られて終点まで行きます。そこで待っているときに、赤と黒の模様のチョウがきて石垣に止まりました。私はその美しさに心を奪われました。とても元気のよいチョウで、よく見ていたモンシロチョウのようにヒラヒラ飛ぶのではなく、ビュンと勢いよく飛んではもとの場所に戻ってきます。
 後でこれがアカタテハというチョウで、同じ仲間にキタテハとかルリタテハと、色違いのチョウもいることを知りました。図鑑にはイギリスではレッドアドミラル(赤い提督)と呼ばれているということも書いてありました。確かに角張った翅の感じと白い点々などが軍人をイメージするのはありえると思いました。
 タテハチョウの仲間はどこか特別な感じがして子供の頃からずっと好きです。最近、散歩をしていてアカタテハを見つけて、忘れていた子供の頃のことを思い出しました。

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桐生3

2021年10月30日 | 研究など research
シナノキの果実がありました。ウィングがついていて風で飛ぶようです。

シナノキの果実

群落調査を終えて記念撮影をし、少し園内を歩いてから部屋に戻って質問を受けたりして締めくくって自習を終わりました。



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桐生2

2021年10月29日 | 研究など research
正直、参加者がどのくらい植物を知っているか見当がつかなかったのですが、それは野外に出るのが一番です。植物好きと言ってもきれいな花は知っているけどイネ科はさっぱりというのもよくあります。それに、群落調査をするときは、花が咲いているとは限りません。むしろ咲いていないのが普通です。ですから、普段から植物に接していないと見当がつきません。
 今回の参加者は皆さん、よくわかる人が多くて驚き、安心しました。

班に分かれて群落を記述

それに、こういうイベントをすると失礼ながらご高齢の人ばかりということが多いのですが、ここでは若い人も多く、今後の活動が楽しみです。


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桐生

2021年10月28日 | 研究など research
10月17日に桐生市の「自然観察の森」に招かれて行ってきました。シカが増えて植生に影響が出てきたので、なんとか記録をしたいということだったので、これまで二度ほど講義に行きました。今年も春から計画してもらっていたのですが、コロナで絵m気になっていました。10月になり、もう最後のチャンスで、これがダメなら今年は「なし」という状況でしたが、なんとか感染者数も減ってきたのでやっと実現しました。
 午前中はデータの処理の仕方を体験してもらいました。ノートパソコンを持参してもらい、皆さん十分にマスターしてくりました。
 午後は外に出て自習をしました。柵を作り、内外にプロットを取りました。被度と高さを記録するのですが、被度の評価は訓練を要するので、1メートル四方の枠に10cm間隔でゴム紐をはったものを準備してもらいました。これひとマスが1%ですから、種ごとにどの蔵かを推定してもらいました。

外側のプロット

内側のプロット

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読めるもん

2021年10月27日 | 家族
繰り返し読んでもらっているお気に入りの本を取り出して、声を出して読んでいます。

「ひとりでさんぽ」
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バッタをとった

2021年10月26日 | 家族
同じまち(市)に住んでいる孫たちがちょくちょく遊びにきます。2歳になった子が急に喋るようになりました。バッタをとったと得意げに見せています。

「バッタとったよ」
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はけ のタヌキ 3

2021年10月25日 | その他の調査地


その美術館の表側(南側)に道路があり、その下側に細い水路があって、この湧水が流れていました。市街地の中にこんな道路があるなんてなかなかいいなと思いました。

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はけ のタヌキ 2

2021年10月24日 | その他の調査地
小金井のコガネイは、「黄金の井」つまり素晴らしく美しい池ということのようです。いわゆる国分寺崖線で、きれいな湧き水がでます。美術館の脇に池があって、そのゆわれがわかるような湧水がありました。これを見て「井戸」の「井」はこの写真の中央にある石組みそのものだと思いました。

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はけのタヌキ

2021年10月23日 | その他の調査地
10月14日に小金井にある「はけの森武術館」の近くに行きました。9月に知人がある秋やに動物の糞があるからなんだか教えて欲しいと写真を送ってきたのですが、写真ではよくわからないので、現物を見に行きました。それが美術館の近くでした。私が見慣れた、糞を重ねたため糞ではなく、バラバラとしたため糞でした。
その時にセンサーカメラを置いてきたら、すぐにタヌキが写っていました。


糞を分析したら、ムクノキが主体で、時々カキノキ、エノキ、コブシなども見つかり、10月下旬のものからはヤブミョウガの果実が見つかりました。

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東大のシカ標本

2021年10月22日 | 標本
このところ東京のコロナが収束と言ってもいいほど感染者数が減りました。それで、10月13日に棚に上げていた東大のシカ標本の整理に久しぶりに行きました。地下室のメス主体の標本が終わったので、プレハブにおいているオスの整理を始めたところで、コロナ騒ぎになって中断していたのです。
 久しぶりに行ったら、誰もきていなかったので、入り口のドアにツタが伸びて覆うようになっていました。まずはそれを剥がすことから始めました。中にはいると簡易な天井板が落ちて、内側にあったクッションが落ちていました。先日の地震のせいだと思われます。幸い、標本類には問題はありませんでした。
 標本の扱いとしてはお恥ずかしい次第で、とにかくいつ、どこでがわかる印をつけるだけでバットに入れてあります。これを年順に並べて、パソコンに必要情報を入力し、ラベルをつけ直し、ポリ袋で包むようにして並べ直しをします。

プレハブの様子
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