自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

大蔵高丸(9/23)2 フウロ

2016年01月31日 | その他の調査地
乙女高原にはタチフウロはふつうにありますが、それしかないと思います。でもここにはハクサンフウロもありました。個体変異が大きく、淡いピンクから濃い紅色までありました。でも中央が白く、はっきりした赤い線があります。モンゴルでもよく似たのをみたことがあります。


タチフウロ




この2つはハクサンフウロ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大蔵高丸(9/23)

2016年01月30日 | その他の調査地
乙女高原つながりで、大蔵高丸という、もう少し東にある山に行きました。乙女高原よりも前に柵が作られて、減っていた花が回復したと聞きました。
 きれいな花がさいていたので、ランダムに紹介します。


アキノキリンソウ


ナギナタコウジュ


マツムシソウ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒヨドリ

2016年01月29日 | 動物 animals
近所の霊園にヒメリンゴの木があり、かわいいサクランボのようなリンゴがなります。ヒヨドリがきてついばんでいました。


2016.1.5
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーリッシュ

2016年01月28日 | 研究など research
「タヌキ学入門」は肩のこらない「入門書」で、あれこれ横道にそれます。以下に紹介するのはそのうちのひとつで、これはまじめな「横道」です。



横道の横道
イラストのもとにした写真は背広が真っ黒でした。それをそのまま塗りつぶすと強すぎると思いました。それで斜線で表現することにしましたが、斜線の引き方に一工夫して、襟部分と胸部分の角度を表現することにしました。わりあいうまくいきました。それから、白人の髪独特のつや感をどう表現するか。これにも一工夫あるのですが、説明はしません。興味のある人はじっくりごらんください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タメフン

2016年01月27日 | 研究など research
この2年くらい、高尾にある玉森林科学園でタヌキなどの調査をしています。タヌキはタメフンといって、決まった場所で糞をする性質があります。それをみつければ定期的にいけば確実に拾うことができます。それを分析するわけですが、これはその例で、茶色にみえるのはケンポナシという植物の種子です。これがなかなかおもしろい。



 水洗すると、こういう感じででてきます。上がムクノキ、下がイチョウ(ギンナン)、そして中がケンポナシです。


 タヌキの糞といえば、最近「タヌキ学入門」という本を出しました。わりあい好評です。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろであること

2016年01月26日 | 研究など research
学生にタヌキやテンの糞分析の指導をしているので、果実と種子を集めています。なかなか楽しいものです。赤い実、青い実、黒い実などいろいろあります。果実の写真をとり、果肉を除いて種子をとりだしてその写真をとっています。それから種子は保存します。こうして写真を蓄積しています。



 あるとき、同じ日にいくつかの果実を採集したので、いっしょに撮影することにしました。いつもはひとつの種をならべて撮影するのですが、複数の果実を同時に並べたときに、私の気持ちが違うのに気付きました。ようするにいろいろあるほうが楽しいのです。



 いろいろあることに、理屈なしに楽しさを感じるのは何かわけがあるように思います。私はそれは私たちがサルの一種で、果実を食べることが生きる上で重要であったことに関係しているように思います。緑の藪の中に赤やオレンジや青のベリーがあるのを見るける能力は、食物の確保に直結する重要なことです。実をみつけることにすぐれたサルは生存力が高かったはずです。食べ物が集まることは喜びであったはずです。
 私たちはそういう進化の産物だから赤い実に反応するのだと思いますが、それ以上に、いろいろな実が混在することに楽しさを感じるということも、サルが果実食であることに関係するというのはとてもおもしろいことのように思えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すもう

2016年01月25日 | がんこおやじ
父は相撲が好きで、場所が始まるとずっとテレビを見ていた。私には信じられないことだった。相撲に興味がないということはないが、ニュースで結果がわかればよいという程度であった。最近では、優勝は外国力士ばっかり、そのうえ、八百長問題などで低迷し、大相撲はなくなるのではないかと思っていた。
 私たち子供の頃は相撲はたいへん人気があり、子供もよくすもうで遊んだ。どこでも地面に土俵をかけば道具は何もなくてもできた。喧嘩するときも、殴るということはなく、四つを組んだものだ。
 そういうわけで、最近はテレビですもうをみるということはなかったが、きのうはテレビを見た。下のほうからずっとみて、名前も知らないような力士がたくさんいた。いよいよ琴奨菊になったときはさすがにドキドキした。
 だから勝ったときは感激した。とくにお父さんが、おじいさんの写真をもちながら、感涙に震えるのをみて、もらい泣きしそうになった。
 というのも、おととい負けていたし、可能性としては今日負けて、白鵬が勝てば、白鵬のほうが有利になるだろうという気持ちがあったからだ。だから、立ち会いから肩に力が入った。舞の海が解説をしていたのだが、相手の豪栄道が立ち会いで飛んだりするかもしれないといったので、なんだかおとといの場面が思い出されて、気になった。終わってから舞の海が言ったことばがとても気に入った。
「豪栄道の誇りとは、正面でぶつかって堂々とぶつかることだったんですね」
飛び技で勝つよりは、真正面で戦う、結果は天が決めるもの、ということであろう。あっぱれである。

 思い出したことがある。とくに相撲が好きでもないくせに、留学生に説明したとき、「相撲とは道具を使わない。道具をつかわないどころか、生まれたままの姿で隠すものがなにもない状態で、土を清めてぶつかりあうという清々しい精神に支えられたスポーツなのだ」といいながら、自分でも相撲はいいなと思った。だからこそ、信じるのは自分しかないし、自分の体をくれた親に感謝するのだと思う。お父さんも相撲を教えてくれたおじいさんの写真をもってきたのだと思った。
 世の中が複雑になり、わかりにくいことが多くなって困ることがますます増えるこの世の中で、裸一貫でわかりやすいルールの相撲が元気になるのは救われたような気がする。単細胞のがんこおやじはそう思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アファン(9月27日)6シカ

2016年01月24日 | アファンの森
あまり知らない人が多いのですが、長野県も最北のアファンにシカがいます。姿を見たことはないのですが、自動撮影カメラに写るし、足跡や糞もたまに見ます。今回は枝折りをみました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アファン(9月27日)5果実

2016年01月23日 | アファンの森
少しですが、果実も見ました。


ミヤマシキミ


クロモジ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アファン(9月27日)4 秋の花2

2016年01月22日 | アファンの森


メナモミ


ヤマトウバナ


ヤマトリカブト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする