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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

まん延防止等重点措置

2022年01月21日 09時24分46秒 | 日々のこと
三重県でも県南部の尾鷲市、熊野市、紀北町、紀宝町、御浜町以外で本日から2月13日までまん延防止等重点措置が適用されます。細かいところは異なるかも知れませんが概ね今までと同様の方向のようです。

市の方からバロック音楽の旅14講座コンサート会場の対応について連絡が来まして、定員の半分以下で感染対策をきちんとしていれば開催可能だということでした。内閣府の基本方針では、大声をあげないイベントの場合は100%の収容人員でもいいとありますので、バロック音楽の場合は皆さん座って静かに聴きますので100%でもいいのでしょうけど。まぁとりあえず一安心です。多分ないと思いますが、緊急事態宣言発出となると話は変わってくるかも知れませんが。

第5回講座は1月30日で第6回が2月6日と2回とも重点措置の期間に入っていますが、私の直感的な予想では2月6日頃はピークを過ぎているような気がします。

県内のホールの対応も調べてみましたが概ね同様でした。昨年の12月にコンサートをしました横浜の鶴見区民文化センターサルビアホールのHPも見てみましたが、中止になっているイベントはありませんでした。このあたりは軒並みイベントが中止になった2020年3月終わり頃とは大きく異なります。その頃は実は今よりは感染者はずっと少なかったのですが、今よりずっと厳しい対策を取っていました。(おかげで東京でのコンサートがなくなってしまいましたが)今はウィルスとの共存の仕方がだんだんわかってきたという感じです。
 

90年代の作品(24)

2022年01月20日 08時55分36秒 | 音楽系
CM制作会社からモーツアルト風の軽い曲を作ってほしいということで作った作品です。弦楽四重奏みたいに4つのパートをきちんと書き込んでもよかったのですが、軽く作ってくださいとのことでしたので、メロディと単純な伴奏だけでホントに軽く作ってみました。

モーツアルト風

モーツアルトの子供の頃の曲にこんな雰囲気の曲があったような感じですね。この曲が実際のCMに使われたかどうかは知りません。会社の音源ストックにするためのものだったかも知れません。私自身は学校のラジオドラマのBGMとして一部を使用した記憶があります。

あんたが言うか?

2022年01月19日 16時35分01秒 | ウソゆうたらアカンやろ!他【毒入注意反論無用】
安定的な皇位継承有識者会議がまとめた報告書について各党のコメントをテレビで見ました。その中であれれ?っと思ったのがK党のコメントです。内容はおおよそ次のようなことを言っていました。

天皇は男系男子によって継承するということが問題。女性天皇や女系天皇も認めていくべきだ。

こういう意見はよく見られるものですが、K党が言うと、あんたが言うか?って感じがします。それはこの党がその綱領の〔憲法と民主主義の分野で〕の項で次のようなことを言っているからです。

---引用
党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。
---引用終わり

とても重要な語句は隠していますが、要するに「一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度」=今の天皇制、を廃止して共和制にするということです。(ホントは制度ではないと思いますが、話がややこしくなるのでとりあえず制度ということにしておきます)そして最後の方の文言は、今はまだ時期が来ていないけど、時期が来たら廃止に向かって動く、ということでしょう。

「その存廃」と言う言葉を使っていますが、これはその前の文言と矛盾しています。「民主主義および人間の行道の原則と両立するものではなく」と言っているわけですから、「その存廃」ではなく「その廃止」でしょう。自ら言っているように共和制と天皇制は両立できません。それにそもそも「解決されるべき」ことでもありません。ひとつの方向に持っていこうとする巧みなすり替え技術がさえる文章です。

綱領に天皇制廃止を掲げている党に安定的皇位継承に関する報告書について意見を聞く方も聞く方ですが、答える方も答える方です。K党としてはまず始めに「ウチの党は他と違って天皇制廃止を目指していますが」ということをまず始めに言うべきです。それとも「ウチはまず天皇制の弱体化をねらうためにまず女系天皇を推し進め、その結果国民意識に皇室離れが起こってきたら、いよいよ我が党の出番です」とはっきり言うべきです。これがウソ偽りのない誠実な態度です。




気になる感染状況

2022年01月18日 12時40分37秒 | 日々のこと
今朝の桑名市内はうっすら雪化粧をしていました。時折強めに降るときもありましたが、降ったりやんだり、みぞれになったり時折陽が差したりという感じです。

積雪や火山の爆発、地震とは関係なく相変わらずオミクロン株の急拡大が進んでいます。三重県では蔓延防止重点措置を国に要請していて19日にも発出される見通しのようです。

重点措置が出ると市の施設の使用に制限が出ることがあります。すでに26日に開催予定だった市の文化講座が中止になっています。今月の30日とその翌週2月6日に開催予定のバロック音楽の旅14講座コンサート第5回、6回にも影響が出ないか注視しているところです。

市当局の話では今のところ重点措置を踏まえた対応は決まっていないとのことですが、なんとか行けるのではと考えています。といいますのも昨年5月に重点措置が決まったときも会場のメディアライヴ1F時のホールは閉鎖しませんでしたからです。でも8月に緊急事態宣言が三重県に発出されたときは、会場は閉鎖されました。そうならないことを祈るばかりです。

自筆譜発見!?

2022年01月17日 09時03分04秒 | 音楽系
埋もれていた自筆譜が発見されました。バッハやヴァイスのものでしたら大ニュースですが、私の曲です。(笑)

短い曲だし適当に書きつけて行方不明だと思い込んでいましたが、専用のノートに書いていました。別のソロ曲の原稿を探していましたら、偶然出てきました。



実はこの曲、何日か前のエントリーで90年代の作品(23)をあげましたが、その曲です。聞こえている音が書いてあるだけで特にどうということはありませんが、ひとつだけ、すっかり忘れていたテキストが書いてあるのが発見と言えば発見です。

タイトルが、The Months of the Year ということで月の名前をリズムに乗って覚えるための音楽ですが、テキストはこんな感じです。

Snow in January, Ice in February, Wind in March ... Apples in October, Cold days in November, Christmas in December



作曲年が1991年1月6日となっていますので、そのころS堂が出版していた教科書に基づいています。曲をアップロードした少しあとに自筆の原稿に「再会」できるとは、奇縁といえば奇縁です。現在某市のトップをしているI氏もこの曲で英語を勉強したはずです。ご本人は覚えているかどうかはわかりませんが。(笑)




トンガ沖海底火山噴火

2022年01月16日 11時06分52秒 | 日々のこと
南太平洋の島国トンガ沖で起きた海底火山の大規模噴火で、太平洋側の日本各地で津波が発生しているようです。昨日の12時15分にスマホに津波注意喚起のメールが入ってきましたが、ほとんど影響はないだろうと勝手に思っていました。

すぐ後にテレビをつけたら何やらものものしい雰囲気でした。朝になってもまだテレビでは津波情報をやっています。昨夜は奄美群島に津波警報が出ていましたが、今朝になると岩手県に警報が出ていました。

奄美は南にあるのでわかりますが、なぜ北日本の岩手に警報が?と思いましたが、グーグルで地球儀を見てみましたら納得です。海底火山の位置から日本までは距離があることもあり、日本の南から北まで実際の距離は比率的に大して変わらないのです。

トンガ王国とは通信手段が遮断されているそうで彼の地の被害状況はわかっていません。海底火山の爆発は、幅約5キロの噴煙が高さ約20キロまで上昇したといいますから、トンガ王国の被害は甚大なものだと考えられます。

オーストラリアやニュージーランド、インドネシア、フィリピン、ハワイ諸島なんかの状況も知りたいところですが、何も情報が入ってきていません。今後の推移が気になるところです。

桑名は豪雪地帯!?

2022年01月15日 10時00分17秒 | 日々のこと
昨日朝は15センチ超の積雪がありましたが、昼からオンラインレッスンをした名古屋市在住のN君の話では、名古屋市内は1,2センチだったそうですぐ雪は溶けてしまったとのことでした。

TV報道では名古屋市内の様子はやっていましたが、私が見た番組に限っては三重県の北部に関する中継はありませんでした。三重県北部といってもいなべ市は確かに警報も出ていたのでかなりの積雪があったようですが、四日市は大したことはなかったようです。

いつぞや今回と同じ状況のとき、名古屋市内の建築関係の業者さんから聞いた話ですが、桑名市の北部(いなべ市に近いところ)に行く仕事があったそうです。名古屋市内はほとんど積雪がなく、テレビなどの情報から三重県北部の情報もなかったことから、雪の備えなしに向かったそうです。ところが桑名市内に入ると思いもよらない積雪があり、現場に行くのに苦労したとのことでした。

今朝もまだ北向きの屋根には雪がたっぷり残っています。来週初めにはまた寒波襲来だそうで、今シーズン三度目の積雪があるかも知れません。桑名にお越しの際は一般の情報を鵜呑みにせずいろんな角度で情報を集めた上でお越し下さい。

また積雪

2022年01月14日 08時26分07秒 | 日々のこと
昨日の夜からぱらぱらと降り始めた雪、今朝になると15センチほどつもっていました。


今朝7時前に撮影

名古屋、四日市の積雪はテレビのお天気情報では報道されていましたが、桑名は15センチも積もっていますよ。でもこれがリハーサルの昨日でなくてよかったです。

昨年は全く積雪がありませんでしたが、今年はすでに2度もそこそこの積雪。日本海寒帯気団収束帯とやらの直接の通り道になっている当地はいなべ市とともに積もるときは積もります。でも積もるといっても今回程度ですが、何十年に一度くらいは50センチを超えることもあります。私の記憶では確か25年くらい前でしたか膝を超えるくらいの積雪がありました。

こういうときのためにスタッドレスに替えていますし、幹線路は普通に通れますから、生活にはあまり支障は出ていません。

リハーサル

2022年01月13日 17時46分21秒 | 音楽系
バロック音楽の旅14の最終回コンサートのリハーサルが終了しました。あともう一回来週に行う予定で、今回はざっと演奏曲目を通してみて留意点などを見てみました。次回に仕上げを行う予定です。


(後列左よりヴァイオリンの鈴木さん、チェロの波多さん、ヴァイオリンの時本さん、全列真ん中が私です)

プログラムはヴァイオリンの無伴奏ソロとトリオソナタで、次の通りです。

コレッリ ソナタヘ長調作品1の1、テレマン ポーランド風ソナタイ短調とソナタニ短調 グラウプナー ソナタ変ロ長調、マシッティ ソナタハ長調作品5の3+時本さんの無伴奏ヴァイオリンソロ

今回のシリーズのテーマが「恵まれない大家に光を!」ですので、それに沿ったプログラムです。コレッリとテレマンは「恵まれている」大家ですでに多くの人に作品が知られていますが、聞き比べをするためにあえてプログラムに入れました。恵まれているテレマンの中でも実は「光が当たっていない」作品もあり、これが今回採りあげるポーランド風ソナタ(TWV 42: a5)です。ひょっとして日本初演!?

グラウプナーは何と1990年代の後半になって光が当たってきた作曲家で沢山いい作品をのこしています。マシッティに至っては世間的にはまだ光は当たっていません。

今回のトリオソナタ5作品はいずれも大家の作品としての風格があり、なおかつとても演奏効果があり聴き映えする曲ばかりです。なんか本番がとても楽しみになってきました。

Sibelius 小さい譜表

2022年01月12日 11時23分58秒 | 音楽系
通奏低音をするとき一般的にパート譜ではなくスコアを見て演奏します。そうすると必然的にページめくりが必要になります。キーボードの場合はどっちかの手でめくるれば音は途切れませんが、リュートの場合どちらの手を使っても音は途切れてしまいます。途切れてもいいようにページめくりポイントは休符のある小節で行うわけですが、そう都合良くページの最終小節(右下)に休符がくるわけではありません。

最近はiPad Proで演奏していますので、Bluetooth接続のペダルでページめくりをすればいいのですが、これがどうも私は苦手です。ページをめくるタイミングを捕まえるのと通奏低音の和音を判断するのが重なって脳の処理が追いつかないときがあります。まぁその練習を積めばなんとかなることはなるのですが。

根本的にはページめくりを少ないスコア作りが必要です。そのためには音符を小さくし、譜表の間隔を詰めることです。更にシベリウスは通奏低音の音符だけ普通のサイズにして他のパートは小さくするようなことも可能です。



実はこんな風にするのは久しぶりなので手順をすっかり忘れていました。確か「楽器」を選ぶダイアログに「小さい楽譜」を選ぶチェックがあったような気がしていたのですが、今の新しいバージョンでは見当たりません。


赤丸の位置に確かあったはずです。

そこでマニュアルで「小さい音符」を検索してみましたところ、キューに使ったりする小さい音符にする方法は見つかりましたが、私の知りたい方法は見つかりません。英語版も調べましたがどうもうまく検索できません。あちこち調べて行くうちに検索語が間違っていることに気づきました。「小さい音符」ではなく「小さい譜表」(small staff, staff size)で調べなくてはいけないことが分かりました。きちんとした呼び名があるんですねぇ。こんな感じとかあっちをちっちゃく、みたいに調べられるといいのですが。

マニュアルでやっと「譜表」サイズ選択の方法がわかりましたが、今度はこのダイアログを出すのがひと苦労、というかとてもトリッキーな仕様でした。

ます譜表を小さくしたい楽器を選びます。


次に右半分をもう一回クリックすると次のようになります。



さらに同じ所をもう一回クリックすると、



やっと出ました。マニュアルにはここの部分の図版しか出ていなくてどうしたらこのダイアログを出せるのか迷いました。そういえばこの仕様になったときにこの方法で選択したことがありましたが、すっかり忘れていました。

自分がトロいことを棚に上げて言いますが、表面には出ていないのに事実上2階層下がるこの仕様は改めるべきだと思いました。それも下の階層の入り口が明示されていませんのでもっとだめです。大体Sibeliusを使っているときにいちちマニュアルなんて見ずに直感的にやっているわけです。そもそもSibeliusは直感的に操作できるのが売りですから、この仕様を改めてほしいところです。でももう忘れないようにメモしましたし覚えてしまったので、必要ないといえば必要ないですが。